次の決定戦まで2週間あるんで、振り返りを兼ねてちょっとだけ思考の解説をしてみようかなと思います。

今回は9回戦の場面です。
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親のたろうさんのリーチを受けている局面。
そこに2着目の木原さんが2巡前ぐらいから押してます。
木原さんは捨て牌的には索子のホンイツ。
自分の待ちは索子のカンチャンです。

普段のリーグ戦の押し引きバランスだと⑥を打つ事は確定してます。
あとはリーチするかどうかになるんですが。

ここは雀王決定戦で優勝にしか価値のない局面。
トータルトップのたろうさんがせっかくラス目にいて、木原さんの手も直撃チャンスなわけです。
そこに木原さんと同じ索子待ち。
僕が押す事によって木原さんが降りてしまう可能性があがります。
なので、木原さんの邪魔をしてたろうさんに浮上のきっかけを掴ませない為に涙涙の迂回を選択したわけです。
索子が埋まってマンズ待ちならもちろんリーチします!!
待ちに自信があれば押しますよ。
決定戦の今の状況じゃなかったら押しますからね!

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そしてそのままオーラスになりました。
画面では見えないんですが、下家のたろうさんが仕掛けています。
マンズのホンイツが本線で役牌とドラを持っているパターンもあります。
トップ目の木原さんは流局したら手牌を伏せてノーテン終了するでしょう。

現状そこまであがれそうにないこの手牌でたろうさんを鳴かせたりしていいのでしょうか?
角谷さんにあがられると着順は落ちますがトータルトップとの差は変わりません。
というか縮まります。
僕の選択はたろうさんには一牌も鳴かせず、テンパイできればいいなと。

消極的にうつるかもしれませんが、どこかでくるワンチャンスを逃さない為に1つでも上にいようと思ったわけです。

今日はここまで!
おやすみなさい!