人間の赤ちゃんは人間のおっぱいで【私の場合】
育児においては、子どもの心や体の健康のために、
親が知らなかったでは済まされないことってあると思う。
昔みたいに、本能に基づいて自然に育児できていた時代ならなんの問題なかったんだろうけど、現代は違う。
子どもの発達や精神面に重要な影響を及ぼすから、「知らなかった」から母乳育児を続けられなかったというのは、赤ちゃんにとってかわいそう。
まして、「母乳でもミルクでもどっちでもいいじゃん」って思ってる人も多くて、悲しいなと思って、前回は記事を書きました。
どんなに努力しても母乳育児が出来なくて、断念した人が読んだら、辛い気持ちになるんだろうなとは知りつつ、書きました。
私は幸い、母乳育児は順調に行っています。
それはやはり、助産院で産んだからというのが大きかったかなと思います。
産院選びは最も重要だと思います。
大切なのは、
・なるべく自然なお産をさせてくれる所
自然なお産をすると、ホルモンがうまく働きます。
・産後30分以内に初乳を与えさせてくれる所
産後すぐにミューにおっぱいをあげた時の幸せな気持ちは忘れられません。
赤ちゃんが最初にくわえるのが哺乳瓶だと、赤ちゃんがおっぱいをくわえた時に混乱します。おっぱいを吸ってくれなくなることもあります。
・母子同室
産後すぐから、赤ちゃんが欲しがるだけ母乳を吸わせるため。
私の場合、出産した日の晩はミューがお腹すいてずっと泣きっぱなしで・・・
一晩中寝ずに母乳を吸わせていました。
翌日も、産後の疲れや眠気と戦いながら、ずっと吸わせてました。
1回の授乳で、右、左、右、左、右、左・・・と、3往復くらい吸わせてました。
よく、「赤ちゃんは3日分のお弁当を持って生まれてくる」といいます。
母乳が充分出るまでには3日かかるけど、赤ちゃんは3日間、母乳飲めなくても大丈夫という意味です。
だから私は、お腹もすかないのかと思っていたんですが、それは間違いでした。
しょちゅうお腹すいて泣くので、こんなに吸わせなきゃいけないのかとビックリして、助産師さんに聞いたら、
「そうだよ。霊長類の赤ちゃんは、ずっとお母さんのおっぱいくわえてるでしょ」っていわれました。
その言葉がすごく腑に落ちて、それからは吹っ切れていくらでも、欲しがるだけあげました。
人間だって、霊長類で哺乳類だもの。
退院後も、いくらでもミューが欲しがるだけあげました。
吸い付く時間が長すぎるんじゃないかとか、授乳間隔が短すぎるんじゃないかとか、全然考えなかった。
幸い、母乳はミューがむせてかわいそうなくらいたくさん出たから、足りないかもとは思わなかった。
新生児期は1日17~18回授乳していたと思う。
2ヶ月に入ってから、昼間も2時間以上空くようになった。
今は1日8回前後。
昼も3時間くらい授乳間隔が空きます。
私にとって、おっぱいタイムは癒しの時間です。
授乳すると、お母さんの脳から幸せホルモンが出るみたい。
すごくリラックスできるし、ミューとの幸せな一体感を味わえる。
そして、おっぱいを吸っているわが子の姿はすごく愛しい。
いつかミューが卒乳したら、すごく寂しいんだろうな。
ちなみに私は、のんびり自然卒乳を目指すことにしました。
江戸時代は、7歳まで母乳を飲ませるのが普通だったんだって!
子どもが病気をしたら、母乳が一番回復にいいって言うし、免疫をあげ続けられるから子どもの健康にもいいだろうし、自然におっぱいを飲まなくなるまで授乳を続ければ、子どもにも私にも負担が少ない。
母乳の栄養は、いつまでも落ちることはないらしいし。
子どもの精神安定剤にもなるし。
徐々に減らしつつ、自然卒乳。
小学校入学まで吸ってたら困るけど、少なくとも2歳くらいまでは飲んでもらおうと思っています。
私にとっての母乳育児は、幸せで楽チンです。
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