数年前、世の中が得体の知れない恐怖に包まれたとき、、、ってまあコロナ禍なんですけども、ご多分に漏れず何となく家にいて、家族で音楽をかけて踊ったり歌ったり凝った料理に挑戦したりしておりました。今は少し懐かしいですが、世の中は本当に大変でした。
いわゆる巣ごもり需要というやつで、家で楽しく過ごすグッズを検討したり実際に買ったりするどさくさに紛れてアコースティックギターを買いました。
子供が小さいときはとにかく優先順位がはっきりしているので、自分用の遊ぶものは全然頭にも浮かばなかったのですが、いざ久しぶりにギターを手にしてみると下手なりに楽しくて、毎日晩御飯の後あたりにちょっと練習というか触るのが楽しみという日々で、これが今でも続いています。
そうこうしているうちに何となくドラムスティックを買って古いコロコロコミックを叩いたり、
すぐに飽きて鉛筆立てに立ててたり、
ウクレレとかエレキギターも増えたり、
息子が中3でドラムをはじめたり、
電子ドラムセットや練習用ドラムセットが部屋のスペースをものすごく占領したり、
高校で軽音に入っていろんなところでライブをしたり、
やたらバンドTシャツを買ったり、
楽しいミュージックライフを過ごしています。
そんな中、先日息子が茨木市の新しい公共施設のこけら落としで路上ライブをやったときに、ボーカルもやっていましたが、ドラムがわりに“カホン”を叩いていました。
カホンも前から欲しかったんやー、叩いてみたかったんやー、うちにあったら椅子のかわりにもなるしいいかもなー、これも何かのご縁だなーということで我が家にカホンがやってきました。
いうまでもなく音楽は聴くのも演奏するのも、もちろん歌うのも楽しいですが、「リズムをきざむ」というのはもひとつ気分を上げてくれます。さらにいうなら気分を落ち着かせてもくれます。
心臓の拍動をはじめ、私たちはリズムをきざみながらリズムの中で生きています。そんなことを感じながらポコポコ箱を叩いてみると、生命力そのものが踊り始めるかもしれませんね♪