5『Two Cup Routine』
【現象】
二つのカップで行うカップ・アンド・ボール。カップの中に入ったボールが出たり消えたり。
ラストにはあっと驚く結末が。
俺「これがすごいのよ」
鬼「どのへんがすごいんですか?」
俺「もうなんつうか、これはカップ・アンド・ボールじゃないね」
鬼「へー」
俺「ボール・アンド・カップって感じ」
鬼「同じじゃん!ボールとカップが入れ替わってるだけじゃん!」
俺「わかってないなあ。いい?カップ・アンド・ボールで強調されてるのは何?」
鬼「え?そりゃあ…カップじゃない?」
俺「ブー。正解はカップとボールです」
鬼「ムカつくなお前」
俺「じゃあ、ボール・アンド・カップで強調されているのは?」
鬼「え?えーと…?ボールとカップだろ?」
俺「正解!すごいな鬼子」
鬼「だからそれじゃあ一緒だっつってんだろ!」
俺「まあまあ、それはともかくね、これは本当に『お気に入り』になるマジックですよ」
鬼「あ、そこで話を戻すんだ」
俺「たとえたら、大好きなレンタルAVですよ。ついつい何度も借りてしまう、そして自分もやってみたくなる…」
鬼「たぶん、凄くいいものだってこと言いたいんだろうけど、例えたもののせいで台無しだよね」
俺「この女優さんのほかの作品も見たくなったりとか」
鬼「話を聞け。そしてその例えをやめろ」
俺「難しいのは難しいんですけどね。でもまあ、AVと同じことをやろうとすると勇気が要りますよね」
鬼「話がそっちに行っちゃったよ!戻ってこーい!!」
俺「そして、ラストのあっと驚く結末。ハリウッドもビックリアルヨ」
鬼「…早速戻ってきたのはいいけど、なんか違う人が戻ってきてない?」
俺「ビックリアルヨ」
鬼「二度言わなくていい。ところでどんな結末なの?」
俺「ビックリアルヨ」
鬼「…」
俺「見てもらえればわかるって。テレビでよく見るレモンが出るとか、そんなありきたりなものじゃないです」
鬼「まあレモンが最初に出てきたときはマジ驚いたけどね」
俺「ちょっといろいろなところで出され過ぎた感もあるし。そろそろシワシワになってるんじゃん?レモンも」
鬼「別に使いまわしてるわけじゃないだろ!」
難易度…★★★
効果 …★★★
4『The Tamed Card』
なぜかアイドルになった夢を見ました。しかもライバルがあやや。
負ける理由が見当たらない。ineedadrinkです。
そんなことはほっといて話を進めますが、もうトミー様も4つ目のマジックですよ!
このDVDに収録されている手順は、もうこれ『テイムド・カード』とあとひとつだけです。
物足りないと思われる方もいらっしゃるでしょうが、見ていると本当にちょうどいい長さなんです。
腹八分目ってことよ。
現象:
マジシャンの腕時計からアラーム音がなります。
「おっと。趣味の時間だ。手品はあとでまたやるから、少し時間をとってもいいですか?」
そういうと、呆気に取られている観客を尻目に、なにやら名刺入れのようなものを取り出します。
「実は、私は毎日同じ時間にカードを引いてもらうのが趣味でして。その時間になったもんですからハハハ」
名刺入れ(のようなもの)をあけると、中にあるのはすべてクラブの6。
「今日は運が良かった。人を探しにいかなくてすみますからね。さあ、では時間をあわせますよ…3、2、1、今です!」
裏向きのまま一枚引いてもらった後、マジシャンはほっとしたようにつぶやきます。
「いやあ、実にすばらしい。ちょうどの時間でしたよ。ありがとうございます」
にこやかにお礼をいい、「またコレクションが増えた」と喜びながら裏向きのカードを表返すと、それはダイヤのQです。
(;´Д`)
眉をひそめるマジシャン。
「仕方がありません。マジックでこのカードをクラブの6に変えましょう。なーに軽いもんです。実は今までもこうやってきたんですよククク…」
そして、ダイヤのQを手に取り…
申し訳ありませんが、これ以上は言えません。
もうね、すごい。
軽くヤバイ、とかじゃないですよ。ものすごくヤバイ。
面白すぎます。そして笑いが実に上品。
こ う や っ て 笑 い た か っ た ん ス よ ! !
俺の求めていたマジックはここにありました。
上の『現象』を読まれた方は、「これじゃ何やるかちっともわかんねーよ!」とおっしゃると思うので、超端的に述べますと、
カードが変化します。
OTL
本当に、自分に文才がないのがイヤになりますね。めっさ伝えたい。この面白さ。
これを見たときには、すでに身も心もトミー様に奪われた俺。
一人ぼっちで、テレビの前で大笑いです。
俺がもし兄貴だったとして、弟一人しかいない部屋からバカ笑いが聞こえてきたら。
うん。呼ぶね。救急車。
やれば間違いなく受けます。
しかもこのマジック、なんと途中で観客にカードの検めをしてもらえます。つまり相当クリーン。
おまけに難しいテクニックとか必要なし。ゼロではありませんが、練習すればマスターは難しくありません。
では、難しいのはどこか。
それはギミックを揃えるところ。俺はまだ揃えていないため、練習もしていない状況です。
しかも揃えるのが難しそう。
んで、トミー様のサイトでこれが販売されているのかしら?と思って覗いたんですが、ナシ。
Google様でお伺いを立てても、ヒットナシ。
つまりこのマジックに必要なギミックは、ほしけりゃ自作するしかないんです。
ヽ(`Д´)ノ ソリャネーヨ!
でもね、こういうマジックこそ
「ギミックを使う価値がある」
マジックだと思うんですよ。マジな話。
俺は多分自作します。だって自分の持ちネタにしたいもの。
難易度…★★☆
効果 …★★★
3『Through the Eye of The Needle』
「ぜひお母さんに教えてあげてくださいよ」
おはようございます。起きていても夢見心地な男、ineedadrinkです。
最近とみに寒くなってきたので、皆様お体ご自愛なさってください。
さあ、今日はトミー様第3弾。『Through the Eye of The Needle』です。
現象:
マジシャンは裁縫ケースを机の上に置きます。
中から糸を取り出し、観客に良く見せた後、これを指先で丸めます。
さらに針を持ち、丸めた糸くずにくっつけると
糸が針の穴に通ります。
それだけではなく
なんと何重にも通っており、穴はきつきつの状態です。
これ文章だけで伝わりますかね?タイトルのとおり「針の穴に糸を通す」だけなんですが、
ヤバイ。
超ヤバイ。
ヤバイなんてもんじゃない。
実際に見るとすごいですよ。完璧に通っています。
くっつけただけなのに!
すでに前二つのトリックで完璧にトミーワールドに引きずり込まれていた俺、
テレビの前で画面の観客たちと同じ驚き方してましたからね!
自分で練習して、そのうち写真を撮ったらアップしようと思います。
そして観客が驚いているところにトミー様の一言!
「ぜひお母さんに教えてあげてくださいよ」
「ひっかけてやったぜ!」と得意げな顔をするでもなく、「すごい?まあマジックだからね」とツンケンすることもなく。
こんなことさらっといえるオトナになりたい。←現在26歳
さらにものすごいことに、このマジック、すり替えとか一切ありません。
もちろんすべて検め可。触らせてもOK。ものすごく良く考えられています。
クロースアップなのに、ものすごいイリュージョンを見た感じに襲われることでしょう。
あまりにもすごいので、早速練習だ!と思いましたが、
俺がお裁縫セットを取り出す→えっ、何この人?→もしかしてアッチの方?→きんもーッ☆
ということで躊躇しています。
な、なによ!あたいだって恥ずかしいんだからね!(ツンデレ)
これがトミー様がやると「きゃっ、かわゆい」(根本風)とかなるんですよねえ。
難易度は高くありません。レクチャラー側からの映像もあり、理解しやすいです。
100均でそろえたもので実演可能。まさに悪魔の考え出した無敵のトリックです。
俺は不思議な雰囲気を出したいのでもっとこう気味の悪いブツでそろえたいなと。
現象が起きるまでの時間も短く、いつでもできるようにしておきたいマジックのひとつです。
ホント、こんなん実際に目の前で見せられたら、ナオンちゃんなんざ一発ですわ。
もわもわもわ~ん
夜景の綺麗なバーもカウンター。一人の男がマジックを見せている。
ナオンちゃん「うわあ~すご―――い!ineedadrink!最高!」
俺「いやあいやあ。イヤあイヤあ」
何がイヤなんだ。よだれよだれ。
まあこれ以上いって「エッチであわてもの」と噂されても困るのでやめておきますが(正体はどこの誰だろう?)、
めっさオススメです。良すぎて他の人に演じられたくないくらいの。
難易度…★★☆
効果 …★★★
2『Magic Ranch 』
部屋でボーっとしながら、鬼子の髪の毛をくるくると指先に絡めて遊ぶ俺。
鬼「オイやめろや。なんであたいの髪の毛触るんだよ」
俺「んーいいじゃん。どうせ俺のみたいなもんじゃん♪」
俺だって、たまにはそんな甘いことも言ってみたりするのです。
すると
鬼「お前のはその残り少ないやつだろうが!」
軽くヤバイ。Ineedadrinkです。
このあと、夢の中でマジに丸坊主になったときは本気でビビリました。
まあ、そんなことはどうでもいいですね。今日は『Magic Ranch』。これぞTommy Wonder styleのマジックです。
現象:
マジシャンは観客に引いてもらったカードを当てます。
…
……
………
…もうホンと、そんな冷たい目で見ないでくださいよ。
現象書くのめんどくさいから手抜きシンプルに書いたらこうなるんです。
でも、起こっている現象は誓ってこれだけです。
その代わり、もう見せ方が抜群にうまい。見ていて自然と笑顔になってしまいます。
俺の拙い文章で、その効果を損ねたくはないので、あえて何が起こるかはここには書きません。
ハリー・ポッターとか、最初に結末を言ったら面白く見られないでしょ?
「犯人はあのターバンだ!スネイプはむしろいい者」とかね。(ォィ
でも信じてください。予想外の展開になると言うことだけは。つうかこのトリック大好きです。
難易度ですが、難しくありません。まあカードを当てるだけですから。小一時間も鏡の前で練習すればできるようになるでしょう。
ビジュアルと言うほどの現象ではありませんが、みんながマジシャンを好きになれるマジックだと思います。
こういうのは結構貴重ですよ。
だってどんなにすごいマジシャンだって、客に嫌われたらそれまでなわけで。
目さえ向けてくれない人に、マジックを見せるのはまあ不可能です。
あーもうホント見てほしいしここに書きてぇ~~~!!
皆さんもぜひマスターして、憧れのあの子との距離をぐぐいっと詰めちゃってください!
俺ですか?俺はマジックすら見てもらえません。
難易度…★★☆
効果 …★★☆
1『The Ring, the Watch, and the Wallet』
Gのライブ、レクチャーの話。
鬼「お前さあ、レクチャーレクチャーって喜んでるけど、あたいはそれ受けないわけだろ。そしたら4時間近くもあたいをほっておく気か?」
俺「うっ…だから一緒にうけようって…」
鬼「この甲斐性ナシが!( -д-) 、ペッ、財布と相談してからもう一度言ってみな」
お財布さんと相談中
俺「…お財布さんは『今回は少し苦しい』とのことでした」
鬼「ほら見ろ。だから言っただろうが!4時間だぜ?どうすんの?ねえどうすんの?」
俺「(キューンとなる俺の胃)じ、じゃあ、どこか大阪観光でもしてきてもらうとか…」
鬼「バカか貴様!あたいのような可憐な美少女が一人で歩いてて、万が一の目にあったらどうすんだ!」
俺「( ゚Д゚)!?」
鬼「こんなかわいいあたいだけに、それはあり得る」
俺「工エエェェ――(´д`)―――ッ」
鬼「だから街には出ない。どうすんだよ」
俺「じ、じゃあ…(思いつかねえよ!)」ヽ(`Д´)ノ
鬼「(ため息)本当自分勝手だなお前。いいかオイ、あたいは今回の旅行で楽しみにしていることがある」
俺「な、なんでしょう…」
鬼「それは『お前がマジックうまくなること』だ。仕方がないからホテルで待っててやる。その代わり絶対うまくなって帰ってこいよ」
俺「鬼子―――ッ!・゚・(ノД`)」
こんにちは。感涙にむせぶineedadrinkです。
鬼にもレクチャーを受けてもらいたいので予定を調整中のこのごろです。
さてさて。
今日はトミー様のマジック一発目。代表作『指輪、時計、財布』です。
現象:
マジシャンは今日、この会場に来る途中にスリに会った、と言う話を始めます。
そのとき取られてしまったといいながら、指輪、腕時計、財布を外し、封筒に入れていきます。
ところが封筒にはあて先が書いてあり、自分はマジシャンなので、無事に帰ってきたと自慢げに話し、
封筒をびりびりに破ると
中には
何も
入 っ て い ま せ ん 。
いつの間にか
すべて
も と の 場 所 に 戻 っ て い ま す 。
恐ろしい…なんたる完成度。すばらしいマジックです。
はじめてみたときは我が目を疑いました。
現象はすぐに始まり、シンプルでビジュアルです。なんらの怪しい動きもしません。
公明正大に品物を封筒の中に入れていきます。
それでもなお、この現象。
ぜひ本物が見たい!という方はフレンチに動画がありましたのでどうぞ。
絶対DVD欲しくなります。
また、とても派手な現象のためオープニングにぴったりです。封筒に名前を書いておけば自己紹介の際にも名前を覚えてもらいやすくなると思います。
またトミー様のショーマンシップときたら。俺は「ヤメラレン」を飲んだのび太のようですよ。
「きーっ、ジャイちゃーん!」みたいな。
難易度的には…それほどでもありません。手順を覚えていくだけです。あとは見せ方。
ただし…おっとこれ以上はやめておきましょう。
うかつなことをしゃべると、ここに来る前に出会ったスリに指輪、時計、財布だけでなく命をも取られかねません。
あんまり大きな声では言えませんが、このマジック、
難しくはありませんが簡単ではありません。
このDVDは、説明の前に注意書きが出るようになっており、
「初心者立ち入り禁止!」
とデカデカと書かれているんですが、まさにそのとおり。
説明を聞いただけでは、マジックをはじめたばかりの人は何がなにやらわからないでしょう。
解説自体は比較的丁寧なんですが、用語はバリバリ専門的。
スキーで言ったらダウンヒル、みたいな。
でもそれだけであきらめるには惜しすぎます。ぜひチャレンジしてみてください。
まさに魔法。
「こうやってすべて俺のところに返ってきた…でもまだ返ってこないものがあるんだよ。それは君の心
ここまで書いてたら首筋にすごい殺気を感じたのでこの辺でやめておきますが、このマジックは本当にいいですよ!
これひとつだけでマジックを終わらせた場合、間違いなく次回も「何かやってくれ」と言われることでしょう。
難易度…★★★
効果 …★★★
Visions of Wonder 1
![t1](https://stat.ameba.jp/user_images/1b/12/10002617173_s.jpg?caw=800)
氏 は 生 き て い る 伝 説 上 の マ ジ シ ャ ン で す !(根本氏談)
こんにちは。
5歳の頃、兄が接骨院に行った帰りに
「おい、あそこの先生、アメリカ人のだぜ!名前はアメリカ先生ってんだぞ!」
と言われ、15年間信じ続けた男、ineedadrinkです。
ついにと言うかなんと言うか。
やっとこの方を紹介できる日がやってまいりました。
その名はトミー・ワンダー。
正直、初めてこの方を見たときには(根本氏のカタログにて初遭遇)、
「何この悪魔みたいな顔」
などと思っていたものです。
このシリーズは3巻セットで販売されているのですが、なんと1巻あたり5個~6個しかマジックが解説されていません。ちなみに値段は他のDVDと同じくwarehouseで1巻31ドル。
オウシット。顔だけじゃなく中身も悪魔のようです。
…と、DVDを見るまでは思っていました。
本 当 に す み ま せ ん で し た !
研ぎ澄まされたテクニック、上品でとぼけたユーモア、練りこまれたシナリオ。
観客を見下して「どうだオイすげえだろ」的な態度は一切ありません。
観客を置き去りにして自己満足な演技をすることもありません。
マジックショーの頂点がここにあります。
もう見終わった瞬間には惚れていました。トミー様と呼ばせてください。
彼以上のマジシャンは今のところ見つけられません。俺は目標を見つけました。
L&Lの製品らしく、きっちりとしたショー形式、見やすい解説、綺麗な画像。
時折挿入される意味不明なサブリミナル画像以外は最高の出来です。
また、ところどころしか聞き取れませんでしたが、マックス名人との対談もあり、マジックについて、特にその構成について熱く語っておられます。
説明の途中でマックス名人に何度も横槍を入れられて、「うざっ」と言いたげなトミー様。素敵です。
そうそう、トミー様は例のGのライブにご参加なさるそうです。
俺は幸運にもチケットが取れましたので、鬼子と共にショーに参加。
レクチャーも出ます。うひひ。
も、もしかしたらサインがいただけるかも…(ゴクリ
し、写真を…!い、一枚だけ!!←シティーハ(ry
鬼がトミー様に魂を奪われないかだけが心配です。悪魔だけに。
Mind Bender:3『Optical Bend』
どうもみなさんこんにちは。今一番ホットでキッチュなオトコ、ineedadrinkです。
まあなぜキッチュなのかは俺にもわからないんですが、そこはおいといて。
そうそう、こないだ生まれて初めて東京タワーに行ってきましたよ!
実はめっさ高所恐怖症の俺。
西武園(埼玉ローカルの遊園地)の観覧車でさえガクブルもんです。
鬼子と行ったんですが、やつは平気な顔をして
「ねえねえきれいだよ!」
とあっちこっちはしゃいでいます。すげえな、おい。
そんでですね、東京タワーには一部ガラス張りの床がございまして、そんで、あの、なんだな、ま、見えるわけですよ…真下が。
わーいはとバスがあんなに小さく映ってるよ!タワーの上から見ると下はこんなふうオイちょっと待て。
何ですかこれは。新手の罰ゲームですか。
一応下には針金が入っており、ガラスが割れても平気なようになっていますが、上に立つとなんだか空中に浮かんだみたいでとても奇妙な感じ。
足のほうから血がざわざわと這い上がってきます。うへえ。
これに慣れてしまうともう普通の床なら怖くもなんともありません。周りの景色がさっきとは違ってとても綺麗に見えます。
とにかくガラス床だけは怖いので一刻も早くこの場を立ち去るべく、鬼子の手を引っ張ります。
彼女は
「まっ、こいつったら、あたしの手をこんなに強く引っ張っちゃって…強引なんだから」
とか夢見心地に違いないんですが
引いてるのは血の気ですから!残念!!
前後して、蝋人形館にも行ってきました。
いやー、一度行ってみたかったんですよね!
中に入ると実にリアルな蝋人形の数々。うん確かにきもちわるいね。
またここ、お客さんが全然いなくて、いるのは俺と鬼子と蝋人形たちだけ。きゃー。
音楽も実に無機質で不気味な感じ。照明は明るいのになんだか怖い。
摩訶不思議な空間でした。でも楽しかったです。
オススメですよ!東京にいるとなかなか見に行きませんが、立派な観光地で旅をしてきたような気になります。
さてさて、今日はいよいよマインド・ベンダーのラストを飾るコチラの作品。
『Optical Bend』です。
現象:
マジシャンはスプーンを取り出し、首の部分をゆっくりとこすります。
すると
なんとスプーンがぐぐぐ…としなって行きます!
この間、マジシャンはスプーンをさすっているだけです。
自分で書いてて思うんですが、こうやって見ると実にシンプルなマジックですな。
えっとですね、スプーン曲げです。
当時「サイコキネティック・シルバーウェア」を見て衝撃を受け、いろいろスプーン曲げに関するマジックを探していた時分でした。
その後、オスタリンド師の「マインド・ミステリーズ」第3巻でまたしてもショックを受け、久々に見返してみようと思ったわけです。
このDVDのタイトルが「マインド・ベンダー」である以上、このマジックがメインのはずなんですが、うーむ…どちらかといえば「Holy Grail」のほうが主役級だったような気がします。インパクトあったし。
確かに相当ビジュアルに曲がることは曲がります。しなりっぷりは見事の一言。難易度的にもそんなに難しくはありません。しかし何か物足りません。ただ、「サイコ~」と「マインド~」を見たあとですから、この評価も当てにはならないかもしれません。
やってみると、意外なくらい曲がります。こすってるだけなのに。
即興で出来ますので、覚えておくと重宝します。そういえば、今回のDVDはどれも即興で出来るものばかり。チャド・サンボーン、なかなかやります。
たとえばざわついた居酒屋で、
俺「こうやってゆっくりこするだけで、ほら、どんどんスプーンが曲がっていくよ」
ナオン「すごーい」
俺「キミもこすってごらん。もっと曲がっていくよ」
ナオン「うわー!すごいねineedadrink!あたしスプーン曲げられる人大好き!!」
どうですか?こんな感じになればきっとスプーンも違うモノもこすってくれますよガハハハ!(上司)
難易度…★★☆
効果 …★★☆
Mind Bender:2『THE MASTER LINK』
※業務連絡 上司へ
お願いですから下野(しもつけ)新聞のことを「しものしんぶん」と連呼する飛び込み営業マンが帰ったあと
「なんだアイツ。シモの世話でもしてろやガハハハ」
というのやめてください。お腹がよじれたまま戻りません。
こんにちは。今週は休みがすごいことになっているなあと、カレンダーを見ながら思うineedadrinkです。
今日は二つ目。『THE MASTER LINK』です。
現象:
マジシャンは2本の輪ゴムを示し、手に持ちます。
おまじないをかけると、なんと輪ゴムが溶けるようにつながります。
もう一度おまじないをかけると、今度は外れます。
現象は一瞬です。俺の中では猫だましのイメージで。
ぱっ!と出てぱっ!と消える、みたいな。
で、溶けるようにつながるところですが、ピナクルのような感じでつながります。
難易度的には普通です。説明が丁寧なので理解はしやすいです。
また、色の違う輪ゴムを使っているのでつながったり外れたりする様子が良くわかります。
小品ですが、使うのは2本の輪ゴムだけなので「クレイジーマンズ・ハンドカフ」の説明をする、という演出で使うと面白いでしょう。
とここまで書くといいこと尽くめのようですが、実はそうでもありません。
まず、現象がピナクルとかぶります。
そして、ピナクルのほうが鮮やかです。これはいかんともしがたい。先ほどの「クレイジー~の説明」も、よく考えたらピナクルで出来てしまいます。つまり輪ゴムマジックをしていて、指輪を持っている人が誰もいない、というレアなシチュエーションでない限り使いどころは難しいです。
そして、最大の弱点は
「どうにも溶ける瞬間が怪しい」
です。
溶けた後は非常にクリーンなんですが、溶ける前は…
これ以上はDVDで確認していただくとして、これはハンドリングで何とかなることなんでしょうか。
まだマスターしていないので、いろいろ考えてみたいと思います。
難易度…★★☆
効果 …★☆☆
Mind Bender:1『Holy Grail』
こんにちは。帽子を目深にかぶっている女性は全員芸能人だと信じて疑わない男、ineedadrinkです。
さてさて、今日はチャド・サンボーンの「Mind Bender」より、『Holy Grail』です。
現象:
マジシャンは空中から3枚のコインを取り出します。
右手にコインを握りますが、一枚ずつ左手に飛び移ります。
最後は三枚とも綺麗に消えてしまいます。
最近コインにこり始めているので、また見直してみました。
現象だけ聞くと本当の魔法のようですな。また、上の「現象」だけだと少し短く感じるかもしれませんが、実際は程よい長さのルーティンです。また、現象がはっきりしていてかなり綺麗です。
圧巻なのは3枚目が左手に飛び移るところ。見たこともないテクニックで完全に引っかかりました。解説をみてもまだ引っかかるほどです。
また、消えていく際も見事です。観客とのからみもそこそこあるので、楽しめるんじゃないかと。
前半はなんとなく感心しませんでした。これはフィーリングの問題だと思います。
難易度ですが、難しいです。レギュラーのコインだけを使って行う割に、ビジュアルなんですが、その分練習のほうに比率が置かれた感じです。ただしマスターすれば「いつでも、どこでも、誰にでも」が可能となります。これできたら相当かっこいいですよ。ただ、いつできるようになるやら。
もうね、解説見て思いましたもん。
「ああ、『心を曲げる』ってなそういう意味なのか」
曲げるというより、もう折られそうなんですけど。
難易度…★★★
効果 …★★☆
ジョジョの奇妙なダロー先生
さあ!ホル・ホース デックに手をかけーの!
アーンド!指を鳴らしーの するとォ!
やったーッ カードが上に上がってきたッ!
ラッキー ホル・ホース! アンビシャスカードの完成だーーッ!
「ぼ ぼ ぼくの レクチャーの効果は ひ ひゃくぱーせんとです はい」
(マ…マジかァ~~。チクショオーッ。やってやるゥー。やりゃあいいんだろォォォォッ)
・
・
・
・
・
「で…できちまった…」
・
・
・
・
・
「おめーのレクチャーのやり方は100%完璧だ!
し…信じよう…。
レクチャーどおりおれはなんだってやるぜ!
指をつめろ出たならつめる!
クソを食えと出たならまよわず食うぜッ!」