自分に向いている仕事
もう10年ほど前の職場に元Jリーガーがいました。 けがを理由に退団していましたが、いつも自分は向いていなかったと話していました。 かなりの羽振りの良さであったそうですが、私が知り合った時には、少し残念な生活をしていたようでした。 小学校からサッカー一本の生活で、高校卒業からJリーグに入ったそうです。 しかし、けがをしてからは練習も出れずにいつも裏方の仕事のみになってからは、もう自分の将来の仕事を考えていたそうです。 一度落ちてしまうとなかなか上がれない世界のようです。 そんな彼が別れ際に言ったことがあって、自分が「向いているしごと」について。 それが、「勉強できる仕事」であるかどうか。 すごく印象的な言葉だったので、今でも覚えています。 「自分に向いている仕事」って自分で向いていることを判断する事が難しい気がします。 気づいた時には、もう数十年もやってしまっている仕事って場合がほとんどのような気もします。 続けていられる仕事が、向いているって思う部分もあると思いますし、私のようにそもそもあまり考えていないとか。 彼が言うように、「日々学び」ができる仕事って言われると、すごく納得がいきます。 社会人となって慣れてしまうと、「日々学び」なんてことを考えなくなってしまうことも多いし、その前に「忙しい」って事が何よりも先にきてしまう。 私自身も「日々学び」なんてことを考えて仕事をしていないことが現状です。 「気づき」ってことで考えても毎日の仕事で何か「気づき」があるかと言うといつもいつもはない気がします。 今の彼の現状がどうなっているかわからないですが、元Jリーガーの彼にとっての「向いている仕事」が自分で見つけることができていること願います。 この事を思い出してからは、 自分の仕事に「気づき」や「勉強」になることを、自分から見つけるようになりました。 ちょっと違った視点からの「仕事」に関しての話です。 はっきり言って現実はそんな事考えていないというのがほとんどって気がしています。 「勉強する」とか「気づきがある」仕事であると、よい仕事なのかと思っています。 ちょっとした発想の転換と思います。 参考になればと思います。ありがとうございました。