『オロロ畑でつかまえて』の
続編ということで読んだ
小説が『なかよし小鳩組』
(荻原浩著 集英社文庫)です。
倒産寸前の広告代理店に
大仕事が舞い込みます。
ところが依頼主はヤクザの
小鳩組のイメージアップ
戦略とういうお話です。
担当するハメになった
主人公は、アル中でバツイチ。
そのもとには、離婚した妻が
連れて行った小学2年の
愛娘まで転がりこんできます。
家庭問題をも抱えながらも、
主人公の会社、仕事、そして
娘に対しての涙ぐましい
奮闘ぶりが、たっぷり笑わせ、
そしてしみじみ泣かせてくれます。
気持ち良く笑えて、泣ける
ユーモア小説です。
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