ガラス張りの誘拐 | 物語伝道師イナモのコロンブスの卵

物語伝道師イナモのコロンブスの卵

物語の魅力を伝え、アイデア発想の支援をします。幅広いジャンルから、心に残った物語を紹介していきます。一方でここで紹介するユニークな商品、企画、イベントなどが、皆様の新たな気付きや発見につながることを願い、一人でも多くの方に提供できたら幸いです。

犯人の目的は何なのか?


それが、この誘拐ミステリ小説

『ガラス張りの誘拐』(歌野晶午著

 角川文庫)です。

警察をてこずらせ、世間を

恐怖に陥れた連続少女誘拐

殺人事件が起こります。


犯人と思われる男が自殺し

事件は解決したかに見えのですが、

事件は終わっていなかったのです。


なんと主人公の刑事の娘が誘拐

されてしまったというお話。


第二の事件、第三の事件、

第一の事件という順に並べられた

事件が、謎が謎を呼ぶ展開に

なっています。

犯人の自殺のあとに残される謎。


新たな誘拐事件の発生。


そして最後にある人物の告白・・・。


点を線で結ぶ構成になっています。

最後のある人物は、予想できません

でした。。。


アマゾンの評価は、あまり高く

ありませんが、個人的には、

非常に楽しませていただきました。


ガラス張りの誘拐 (角川文庫)/歌野 晶午
¥540
Amazon.co.jp