TIME GOES BY (時は流れて) | 会長のブログ

TIME GOES BY (時は流れて)

一人のスーパースターの登場がそのスポーツ自体を変えてしまうということはよくあることです。日本ゴルフ界を石川遼が大きく変えた。ビッグスターの誕生です。

遼君の活躍は連日テレビやスポーツ紙などのメディアに取り上げられて、知らない人はいないでしょう。昨年は高校一年生でプロのトーナメントで優勝して、今年プロ転向一年生です。あれよ、あれよ、と・・・言う間に優勝一回、日本オープン準優勝、年間獲得賞金1億を突破する。男子プロ4000人の中に入り賞金獲得第5位、もの凄いことです。

日本オープンで私の大好きな青木選手と遼君2日間ラウンドする。片山初めプロたちがフェアーウェー狭いのでドライバーでなく他のクラブで打つ、遼君だけドライバーで攻める。技術もある程度のレベルまで達しているがドライバーで攻めるという信念を曲げずに果敢な攻めのゴルフに脱帽。青木選手も「TIME GOES BY」(時は流れて!!)こんな思いをしたのだろう。先週、男子プロ、女子プロ、シニアプロ、今年度5位以内の選手たちが団体対抗戦で戦う。ここでもあらかじめ、ドラマのような劇的な幕切れを遼君が主演で演じる。

最終18番シニア中嶋選手と男子プロ石川選手が同じスコアーでグリーンにオンする。パット勝負となる。中嶋選手4メートルのバーディパットが外れる。石川選手3メートルのバーディパットが入れば男子プロの優勝となる。男子プロ全員で下りの3メートルを読む。カップ2センチのスライスラインと読みが一致する。遼君がパットを打つ見事なバーディとなり男子プロの団体優勝となる。凄い男の誕生である。遼君にパターの握り方やゴルフの基本を教えたのが中嶋選手、遼君小学校2年生の時。中嶋選手も「TIME GOES BY」を感じたことだろう。心地よい負けもあることも同時に中嶋選手は感じたことだろう。このコラムでテニスの錦織選手にも触れましたが、この二人に共通していることは、目標に向かって真っ直ぐ進む意思と強さを持っていることです。インタビューの時はしっかりとスポーツマンらしい受け答えをする。ただ、ただ、感心して拝聴しています。遼君は腰を痛めないように!!錦織君は膝と肘を痛めないことです。若い二人の今後の活躍を願っています。


~私事です~

遼君に刺激され息子にプロゴルファーをつけ只今息子特訓中。プロゴルファー曰く「息子さん上手になるよ、ハンデ片手シングルの3になるよ」親バカなので嬉しくなり一日中、笑顔、笑顔でした。インフルエンザ流行する様子、会員の皆さん気を付けてください。
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