山手線で隣の人が倒れた!急病人発生! | 池津権太.com

山手線で隣の人が倒れた!急病人発生!

 今日午後8時半頃、山手線車内で、隣の男性が急に倒れました。意識がない状態を、看護士の方でしょうか、乗り合わせていた女性(以後、女性と略す)が「だれか駅員呼んで下さい」と声をかけたり、男性の脈を確認したり、救急車を携帯電話で呼んだりと、テキパキと仕切っていました

 

 一方、JRの対応は・・・ 呼ばれた駅員はとりあえず「急病人発生」とアナウンスして電車を止めたものの、他の駅員を呼んでくるのに2~3分。数人の駅員が来ても、急病人に何をするわけでもなく、女性の指示で担架を持ってくることに担架を持ってくるまで約5分。それでも女性が呼んだ救急車が既に駅に到着済で、病院に運ばれていきました。


 教訓。起こりうるアクシデントを想定して、対策を講じておくこと。今回のようなケースであれば、例えば「駅に停車した電車のどこにでも○分以内に担架を持って駅員が駆けつけ、可能であれば担架で電車から降ろして対応する」など。旅客業であれば、急病人対応は必須です。偉そうに言う私が何ができたかと言えば、駅員が駆けつけるときに「ここでーす」と声をかけたり、担架に乗せるのを手伝ったくらいでした。女性がいなければどうなっていたか・・・と考えてしまいました。


 乗客の一人は「担架持ってくるのに何分かかってるんだ!演習してるのか!」とJR駅員にからんでいましたが、「今そんなこと言ってないで手伝って下さい!」と女性に一喝されていました。倒れた男性はかなり太目でした。健康管理も大切・・・といろいろ考えさせられた夜でした。