西松建設の不正追及に新展開!虚偽の記者会見④ 大分市の関与⑲ | 西松建設の不正を追う

西松建設の不正追及に新展開!虚偽の記者会見④ 大分市の関与⑲

語り手の「やない ふみお」でございます。




2009年5月18日月曜日朝、西松建設本社総務部本多一蔵 審査課長に先週の回答を聞くため電話をした。



先週15日の金曜日、大分市の土木建築部 安達明 次長及び建築指導課 古野睦 課長と、西松建設の数々の違法不正行為の確認を行った際、


「西松建設に反省を促し改善を求めたとき、不正や違法な行為を改めたいと言うのであれば、工事と補償交渉の解決を優先するのが最善の方法と思われる。

週明けの西松建設の回答を待ってから、判断しても良いのではないか?」


という話があった。西松建設の回答を聞く為である。


ところが、西松建設本社総務部本多一蔵 審査課長が相変わらずの無反応な回答であった。




そのことを、大分市に話したところ、


西松建設の石橋直 社長の記者会見ででた、コンプライアンス委員会と連絡をとって相談してみてはどうだろうか?」


ということになり、コンプライアンス委員会の問い合わせ先である、河埜祐一 総務部長に電話をしてみることになった。


4度ほど連絡を取ったが、結局、河埜祐一 総務部長は電話にでることなく、「担当者にお繋ぎします」と言って出た相手が、総務部本多一蔵 審査課長であった。


これでは、たらい回しである!?


昨日も、コンプライアンス委員会を探し連絡したところ、今回と全く同じ対応を西松建設はしたのである。

やはり、「外部の有識者を入れた」と言うコンプライアンス委員会新設の件は、やる気の無い見せ掛けだけのものであった・・・・・・・


コンプライアンス委員達には、絶対に連絡は取れない仕組みになっているようだ。

一応以上の経過を大分市の土木建築部 安達明 次長に連絡したところ、明日会って、「建築基準法違反で西松建設を摘発する」件で話し合う事になった。


西松建設は本当に、救いようの無い会社である。



-----------では「乙第20号証にもどります。」-------------



西松建設の不正を追う-乙第20号証②

(写真:     乙第20号証          )


⑩上記の写真①・②・③で良くわかるように、「スリット工事」を実際に行った場合全て目で確実に確認できる。


  「スリット工事」を本当に指示していたのであれば、800ヶ所近くあるスリットが全てはいっていないのに全く気

  付かないということはありえない話で、原告西松建設の主張は全然信用できない。


  大分県の技術者の最大の疑問は素朴なものであった。


⑪「スリット工事」を指示したということは、当然部材の発注をしているはずである。

  その部材は各階毎に大量に余っているのではないか?


  ・垂直スリット部材

  ・水平スリット部材

  ・目地棒

  ・ロングネイル

  ・その他の必要部材


  「スリット工事」は1階から順に15階まで施工される。

  当然各階毎に部材が残るはずである。


もしも指定された「スリット工事」が施工されていなかったのなら。

この部材の存在に誰も気付かないということは、大分県の工事では全くありえないと大分県の技術者は断言した。

その上、コンクリートが固まって型枠を外していくごとに、垂直・水平スリットが「写真③」の様に姿を現してくるのであるから、絶対にスリットの確認が出来なければおかしいのである。


(1)~(9)でみるかぎり、「躯体工事を担当する協力業者にスリット工事を指示した躯体施工図(甲第10号証の1~7)を渡し、スリット工事を指示した」場合、全てが「スリット工事」を施工する方向へ進むため、その全てのチェック状況をくぐり抜けて、スリットがはいっていない状態で施工してしまうということは、不可能と判断せざるおえない。


「やない ふみお」達は、原告:西松建設がどんな施工管理不足をすればスリットを入れない状態で施工することができるのか、全く理解できないのである。

普通に施工管理を行えば、必ず「スリット工事」は施工されるのである。

施工せざるおえないのである。




--------------続きは明日--------------