一関・あぜ道めぐり  -2ページ目

一関・あぜ道めぐり 

岩手県一関市の農村を探訪します

昨年度の「緑のふるさと協力隊」の活動が終わり、3月半ばから東京に帰っていました。

東京では、NPO地球緑化センターの総括研修と公開報告会を経て、2週間ほど実家の家族や友人たちと過ごしてきました。

公開報告会では、活動発表の他、派遣先・徳島県の阿波おどりを皆で踊ったり、

私は鶏舞を披露しました!
反省点の多い披露でしたが、協力隊やご来場の皆さんに南部神楽を知って頂けて良かったです。

ちなみに私の故郷・荒川区はこんなところです。

「あぜ道だより」とは対極の、細い路地だらけの下町の風景です。
もちろん懐かしさや親しみはあるけれど、日毎に一関の風景が恋しくなる帰京となりました。

そして!この4月から岩手県一関市での新生活が再開しましたキラキラ
戻ってきたとはいえ、住まいは「農村」本寺地区から一関の「町」へ、立場は一関市役所の「農村地域づくり支援員」となり、新しいこと尽くしです。

仕事では昨年度に引き続き、一関市の「地域活性化モデル支援事業」に携わりますが、モデル地域が3地域から11地域に増える予定です目

さらに、グリーンツーリズムや市内の民俗芸能の活性化にも関わっていきますDASH!

このブログでは、モデル地域のご紹介を始め、農村地域づくり支援員として見たこと、聞いたこと、感じたことなど、お伝えしていきます。

4月11日からは、いよいよ新しい「緑のふるさと協力隊」が大東町京津畑地区での生活を始めますニコニコ
緑のふるさと協力隊員と一緒に、今年も一関の農村地域の魅力をたくさん体験していきたいと思います!!

写真は一関に戻って、早速頂いた「山の天ぷら」!
摘みたてのバッケ(ふきのとう)や干し柿など、一関の里山料理の美味しさに改めて感動しましたキラキラ


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緑のふるさと協力隊の活動がいよいよ終了します。

今日から3月18日まで東京で総括研修と公開報告会「エキサイトふるさと2012」に参加し、その後は荒川区民に戻ります。
予定では今月末に再び一関市民になれそうなので、東京に居る期間は半月に満たないのですが、その半月をどう過ごすかを考えると、ちょっと緊張します。

農村生活が日常になっていた私が、東京をどう見て、どう感じるのか。
今後の自分にとっても、すごく大事な半月になる気がします。

今朝の本寺地区は、雪が降っていました。このところ春の陽気だったのに、また冬に逆戻りです。

でも、きっと雪の下は春への準備が着々と進んでいます。
一昨日は雪解けした道の片隅に福寿草が咲いていました。


枯れた草の中で黄色い花が咲いているのを見つけて嬉しくなったあと、「もうすぐここを離れるんだなあ」と寂しい気持ちになりました。

戻るとはいえ、本寺での生活は今日限りです。
昨晩も、本寺でお世話になった方に送別会を開いて頂きました。
本寺は身内よりも自然体でいられる人ばかりです。私を受け入れてくれたことを心から感謝しています。

一関での一年間は、農村生活を始め、南部神楽や郷土料理など貴重な経験ばかりだったけれど、それぞれが一関の人を知り、出会う機会だったのだな、と思っています。

ところで、「性に合っている」という言葉があるけれど、本寺で私には長靴が性に合っていることを知りました。


農村生活は一旦終了しますが、これからも長靴を履く機会を作りたいと思っています。
去る3月4日、一関民俗芸能祭が開催されました。
私は活動先である南沢地区の南沢神楽の一員として出演させて頂きました


一関民俗芸能祭は、年一回開催で、合併前の旧一関市の芸能団体が出演します。今回は、市野々神楽、古内神楽、蓬田神楽、牧澤神楽など南部神楽団体の他、小猪岡豊年田植踊り、行山流舞川鹿子躍など10団体が出演されましたニコニコ

旧一関だけでも、こんなに芸能団体があるんです。大東や東山、花泉など現一関の芸能団体が集まったら、凄いことになります。そんな機会の実現を密かに夢見ています。

それにしても、鹿踊りが好きで岩手に憧れたといっても過言でない私にとって、舞川鹿子躍と同じ舞台に立つ日が来るとは…
出演への緊張よりも、その幸運、ご縁を有り難く思いました。

さて、我が南沢神楽の演目は「五大領」。四季の神様(荒舞)と土用(女形)の神様の神話に由来したお話です。
私は春の神様役を演じました。
五人の神様が四季の領分で争ったあと、仲直りするのですが、仲直りの舞「和睦の御神楽」が躍動的で格好良いんです!

と言っても、自分が格好良く舞えるわけではないのが残念ですが、好きな演目を舞うのは楽しいってことが分かりました。

本番を終えて、反省点は尽きないけれど、一年間の締め括りとして精一杯やった結果だ!と納得しています。

ご指導下さった南沢の皆さん、
応援して下さった皆さん、
素晴らしい演舞で盛り上げて下さった出演団体の皆さん、
観客の皆さん、
本当にありがとうございました音譜

青い荒型の面を被った私。荒々しい荒舞の道はまだまだ長いです。


和睦の御神楽(くずし)。面を取って、鶏舞のように舞います。


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