若かった僕の 思春期は遅れていたのだろう

彼女の存在に 何も感じていなかった

気づいたのは 卒業する間近だった

あれもう逢えないのか そう考えるだけで 

淋しさが込み上げた 

笑って 逢えずに サヨナラ

今みたいに LINEも Twitterも流行ってなかった

確かmixiが流行った時代だった

何で連絡先を聴けなかったのだろう

どうせ聴けても 連絡出来ない自分が見えていたのかなぁ


年を取った僕の 思春期は過ぎてしまったのだろう

彼女の存在を 無いものにしようとしてた

無くせなかったのは 再開してしまったから

これは懐かしさとは違う そう思っただけで

愛しさが込み上げた

笑って 逢えても サヨナラ

今なら LINEも TwitterもFacebookもあるのに

わずかタップするだけだった

どうして友だち申請も出来ないのだろう

どうせ出来ても スタンプすら送れない自分が見えていたのかなぁ



気軽に連絡してねという 彼女の声は 

どこか遠いものなのに 僕の心に響いてて

いつまでもいつまでも僕の中に居座るだろう

あの頃の恋と 今の恋

変わってないのは 僕だけだった