スペース・ゼロ公演-フクシマ…つながる空…- | なえponのブログ

なえponのブログ

ゎたしがその日に思ったこと
感じたこと
出来事などを
語ります❤

7/8 スペース・ゼロ 
  「フクシマ…つながる空…」




神永宰良瀬先生の作品「フクシマ…つながる空…」に
ダンスフュージョンCoのダンサーの方々と一緒に舞台に立たせて頂きました。


全労済ホール/スペース・ゼロにて、JJC、IYC記念全国協議会主催による第92回国際協同組合デー記念中央集会が開催され、参加させて頂きました。



ダンスがみたくて集まった方々ではなく、しかも客席はほぼ男性という、
今までに無い舞台で、どんな反応が返ってくるのか凄くドキドキでした。


台詞ありの舞台だったので、凄くメッセージが伝わりやすい作品でしたが、
笑いのある部分もあったので、白い目で見られてしまうんじゃないか、
ちゃんと受けてくれるだろうか・・・とみんな心配でした。









前日に舞台練習があり、神永先生をはじめ、
照明の吉田先生や舞台スタッフの方々と念密な打ち合わせが始まり、
細かい修正をしながら、舞台での練習をしました。


照明の位置、それに対してのダンサーの動き、角度
舞台の大きさに合わせて、動き始めの位置や、はける角度・・・


ここまで細かくこだわる先生を私は見たことが無くて、
前回の公演では、覚えるのに苦労しました。


舞台装置のことや、作品に対する想い。
工夫の仕方によっては作品の本当に伝えたい想いが
変わってしまうほど、細かいところまで感じている先生なんだなと、
そして観客が楽しめる、苦を感じずに最後まで観れる
魅せ方を熟知している方なんだなと思いました。



舞台の使い方や、照明スタッフとの会話、
どれもが私にとっては勉強で、作品に対する考え方が
今回の舞台で変わりました。
舞台の面白みを感じさせる、そんな良い経験が出来ました。





この日は、新宿にあるホテルを用意して頂き、そこにに泊まりました。
凄くありがたいことなのですが、アレルギー持ちの私としては
コンビニ食に飽きていたので(食べられるものに限りがあったため)、
家のご飯が恋しくもありました。





朝早くから、舞台での最終確認。
微調整を行い、いよいよ本番!




作品の内容としては、
福島の震災を風化させない、もっとみんなで考えて行かなきゃ行けない
「いろいろな角度から見たフクシマ・・・」をテーマに
それぞれの想いを伝え、そして一つになる。
そんなストーリーになっています。



私の役としては、福島県外に住んでいるものとして
福島に対する想い・・・
すぐにでも福島に行って助けたいが、何も出来ないもどかしさや、
震災を経験した者と、してない者との見えない壁を感じ、
気持ち的に現地の人々と交流できない悔しさを感じている・・・
そんな役です。



本番、ソロの部分の入りから、
みんなから伝わってくる気持ちを
感じ取ることが出来、役にすーっと入り込めました。



最近面白いなって思うことは、
極限の集中力のとき、役の人の景色が見えるんです。
その人になりきってというか、その人自身になったというか、
見えてる世界が、舞台ではなく現地の世界なんです。


今回の舞台でも、それが経験できました。







今回の公演はいつもと違う先生の作品だったため、
違う角度で舞台に挑むことが出来、
凄く勉強になりました。


公演を終え、ロビーにてお客さんをお見送りしている時に、
何人かの方に、「ダンス上手だね!感動した!」と
声をかけて頂きました。



ダンスとは無縁のだった方から、そういってもらえると
凄く嬉しいし、もっとたくさんの人に舞台に来て
舞台の面白さを知って欲しいなと思いました。



もっともっと舞台を踏まねば!!
そう思いました(๑′ᴗ‵๑)