春休みです


けど予定すっからかんです


嘘です


3月22日から4月5日まで免許合宿行ってきます


ってことは劇団の新歓公演に参加できません


ってことで暇ですねえ


ちょっとそろそろ映画のこと色々始めよっかとおもって


このまえCO2っていう大阪の映画祭やったり自主映画制作サポートしてる(?)団体さんのとこお邪魔しました


映画祭やるみたいでその時は免許合宿のこととか決まってなかったんで参加しようか悩んでたんですけど参加してみよっかな


あと京都の撮影所とか行ってみたいですね


バイトとか募集してねえかな


あとあといろんな大学の映研行ってみたいですね


芸大とか


まあなにより映画撮ることが大事ですが


はあ脚本かくか


あ、まどまぎ展始まってますね


けど金使っちゃいそうだから行かないと思います




キネマ旬報ベストテン号発売されましたね。
園子温監督、日本映画監督賞受賞です。
去年、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と国内外で高い評価を受け、今日本映画界で一番乗りにのってる監督だと思います。
そんな園監督が初の原作モノに挑戦。
原作は稲中でおなじみの古谷実がコメディ路線を排除しシリアスものに挑戦した『ヒミズ』
僕自身この原作は全く知らずに見ました。
原作読んでみたいですね。

さて映画の感想。

まずは

二階堂ふみかわえええええええええええええええええ


え、何ですか、彼女のかわいさ

いやあ宮崎あおい継ぐ女優はあらわれないのかなあと危惧していましたが、こんなとこにいましたよ。

前作が『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』というのがなんともインディー魂むき出しで、宮崎あおいみたいにしばらくは単館系の映画にでてほしいな

それで彼女演じる茶川っていう女性がちょっとぶっ飛んでる電波系ストーカー女ってのもいいんだ。
彼女が時折見せるギョロってした表情がいい。
顔は宮崎あおい似ですが演技は宮崎あおいよりもエモーショナルですね。
パンツは見せるわ、殴られるわ、逆に殴り返すわ、彼女の演技の勢いってのはすごい、鬼気迫るものを感じました。

うん、『ヒミズ』は彼女を見るだけで十分価値があると思います。

と、まあひと通り二階堂ふみの魅力について語ったところで本格的に映画の感想

前半は素晴らしい

もう泣いてしまいました。前半で

主演二人の演技はもちろん脇役、特に渡辺哲、でんでん、村上淳の演技が素晴らしい

渡辺哲演じる夜野って役は原作では主人公の同級生って設定なんですが、映画版では主人公の家の近くのホームレスって設定に変わってましたが、これがいい。
年下の住田に対して敬語使うし、住田が父親に殴られてても「やめろ~」とか言うだけど全く止めようとしないとかダメっぷり発揮しまくるんだけど、男っぽいとこみせたりするんだ。

でんでんと村上淳は怖いヤクザだったな。けどでんでんは怖さを見せつつも終盤でいいこと言うんだ。それがただの”いい人”だったらつまらないんだけど、ちゃんとヤクザの親分の迫力も残してるんだよね。そこがいい。

僕は韓国映画見ながらはあこういうバイオレンス描写日本でも生まれねえかなっと常々思ってましたが園子温がやってくれました。
いやあ、怖い
ヤクザの取り立て屋の暴力、父親の暴力、茶川母の暴力、窪塚の暴力
あ、窪塚洋介もよかったな。
この人はもっと映画にでてほしい。
いや別にこの映画のウリが暴力ではないんですよ
ただウリじゃないものにもここまで血通わせてるからこそ素晴らしい物ができるとおもうんですね、はい。

だから前半はよかったんですよ
お父さん殺してからがな
ちょっとだるく感じました

こういうこと言っちゃ無粋ですが、通り魔殺人多すぎ
この地区だけで未遂合わせて三件起きてんぞ
いや別に多くてもいいんだけど、なんかな、それぞれに差異がないんだよね
展開が似てて飽きましたね
長いし

あと震災の扱い
廃墟映してたのは倫理的なことは抜きにして良かったと思います。
主人公の心情、監督がこの映画と311を絡めて描きたいことが伝わって来ました。
ただ、最後にね、茶川と住田が走りながらね、茶川が「住田がんばれええ」とか言い合うとこでね、被災地をオーバーラップさせてるのがね、ちょっと気に食わなかったです。
被災地のヒトは頑張ってるって!現在進行形で!!
あの、僕個人「頑張れ」って言葉が嫌いなんで、そういうのもあります。
あのシーンはそういうこと伝えたいんじゃないんだっていう人もいそうですが
こっちはそう受け取れるんだからそうなんだよ

あとあと茶川家はどうなったんだろう
彼女の母親、すごい迫力でめっちゃ怖かったけど
処刑台作ってこれができたら死ねよ言うとか
ああいうところは園子温っぽい
そして窪塚はあのまま放置なのだろうか
そういうところが脚本が稚拙だって言われてるのかな

まあそういうの抜きにしてもいい映画でしたよ
ヴィヨンの詩とか、ちょっとイッちゃってる女の子とか、無気力な主人公とか僕が好きな要素がいっぱいつめこまれてました。
それでいて演技の迫力はあるし勢いもすごいし
どことなく80年代、特に相米慎二の映画っぽいのもいいね
茶川が住田くんへの呪いっていって石拾うとことか
あとこの監督は音響効果が素晴らしいです。
あの地震が来るときみたいなゴゴゴゴゴッとした音響とか
こういうのは映画館行かないと味わえないからな

音楽もね、監督らしさがでてたね
ううんけどこの作品に関してはちょっと微妙かな
あんまのれなかった

けどつくづく映画って勢いだなって思います

「俺はクズとクズの間から生まれた子供だけどなあ、俺はクズじゃねえんだよ、おまえらみたいなクズとはちげえんだ」

このセリフのシーンは泣きました。


おもしれええええええええええ

いや映画秘宝大絶賛の映画でしたが、うん、映画秘宝好きそうだ

お話はSFオタクのイギリス人二人がアメリカのコミコン(コミケのSF特化版みたいなものか)に行ってついでにキャンピングカーでエリア51とかSFオタ歓喜の“聖地”を巡礼してるなか本物の宇宙人と遭遇しちゃってさらには謎の組織が宇宙人を取り返そうと追っかけてくるなか彼を無事故郷の宇宙船まで届けるというもの。

いろいろSFファンが興奮しそうなネタがふんだんに使わえてるんですがそれを知らなくても十分に楽しめるものでした。

話が良くできている。
客を喜ばせ方がわかってるんだろうな。

ポールがふつうにタバコすってるのがツボでした。

おもわぬ大スターもでてますからね。
そして扱い雑っ

キャラクターがすごい魅力的
主演二人、宇宙人ポールはもちろんのこと、特に笑えたのは追いかける新人エージェントの二人組

この二人がなにかと笑わせてくれました。

田舎のキリスト教原理主義者とか大麻栽培とかブラックユーモアも効いてましたね。

しかしアメリカってのは男ふたりで旅するだけでゲイと思われるんだな。

気軽に見れて笑えるのが見たかったらぜひおすすめします。

たぶんはじめて映画館行って見たあとすぐ携帯で映画の感想をかくことになるだろう
ほんとうに素晴らしい映画を見たあとひとはその映画について延々と語りたくなる
たぶんいまがそのときだ
『哀しき獣』の監督ナ・ホンジンのデビュー作『チェイサー』を見てからこの人はとんでもない人だと思った
地元の映画館でやっていたにもかかわらず見に行かなかったことを後悔した

そして彼の新作が公開されると聞いてはねあがった
今度こそ劇場でみよう
しかし時期はテスト期間
今日も映画なんか見ずに勉強すべきだったのかもしれない
しかし見たあとだからこそ言える



この映画を見れたなら単位なんていくらおとしてもいい




期待をはるかに上回る映画だった
すごかった
まごうことなき活劇
肉体という肉体を酷使しひたすらに貪欲に獰猛に暴力さえいとわずに人を殺してさえもしがみつきくらいつく登場人物の"生"がスクリーンの四隅まで刻まれていた
ひたすら圧倒された

主役2人の演技だけでない顔さえもうつらない主人公を追っかけるヤクザ、警察官、朝鮮族彼ら一人一人が必死なのだ
顔なんか見なくてもわかる
だからこそ主役2人はさらに必死なのだ

黒澤明はエキストラ一人一人にまで演出を施したという
ナ・ホンジンもまた彼ら追うもの一人一人のエネルギーを最大限ひきだしていた

だからこそ今だかつて、いや逃走劇なんてものは昔からもう腐るほど作られてるしシーンの画に関しては撮り尽くされたものと変わらないだろう、しかしながら今だかつてみたこともない熱量を伴った逃走劇をとれたのだろう

すごい
ほんとにすごい映画だ

ハリウッド流のド派手な演出が韓国映画特有の容赦なさとが見事にあわさっていた
ハリウッドと同じ土俵で勝負して越えてしまった
ハリウッドがリメイクするらしいがオリジナルの足元にも及ばないだろう

映画館でみにいってよかった
もう一回みにいこう
ほんとにいい映画だった

いやあだいぶ前に書いて下書きのまま、放置してました、はい

この季節になるとなにかと去年の映画のベストテンとかが各雑誌から発表されますね


ぼくも今年こそはベストテン選べるくらいには映画みたいなっておもってたんですが全く見れませんでした


というわけでぼくのベストテンは去年の映画ではなく去年僕が見た映画のなかで決めたいと思います


来年こそは来年の映画だけできめるぞお


見た映画

・青い春

・アポカリプト

・グラン・トリノ

・サッドヴァケイション

・キルビル vol.1

・キルビル VOL.2

・チェイサー

・スナッチ

・沈まぬ太陽

・トランスポーター3

・TAXI4

☆ソーシャルネットワーク

☆激突!

・ゼロの焦点

・ライアーゲーム

☆レベッカ

☆ナイト&デイ

・テキサスチェーンソー

・ぐるりのこと

・ウルトラミラクルラブストーリー

・スクラップヘブン

・ブレードランナー

・博士の異常な愛情

・蜂蜜

・おとうと

・トレインスポッティング

☆岳

☆ザッツ・エンターテインメント

☆ブラック・スワン

☆フォローミー

・ギャラクシー・クエスト

☆メアリー&マックス

・セブン

・カメレオン

・ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

・ガルシアの首

・青春の殺人者

・スラムドッグ・ミリオネア

・バーン・アフター・リーディング

・ウエスタン

・洲崎パラダイス 赤信号

☆トランスフォーマー ダークサイドムーン

・幸福

・善き人のためのソナタ

・ラースと、その彼女

・キックアス

・阪急電車

・ジャーヘッド

☆ツリーオブライフ

☆恋の罪

・ホット・ファズ

☆モールス

・どついたるねん

・ハートブルー

・母なる証明

・スコットピルグリムと邪悪な元カレ軍団

・ファーゴ

・ワールド・オブ・ライズ


星印は劇場でみたやつです


57本…

少なっ…


一年で100本見れないもんだな


1位 キックアス

2位 チェイサー

3位 ブレードランナー

4位 博士の異常な愛情

5位 激突!

6位 ソーシャルネットワーク

7位 ブラック・スワン

8位 ザッツ・エンターテインメント

スナッチ

10位 青い春

     ファーゴ


こんな感じかな


いやあキックアスはおもしろかった

ていうか主役の女の子が可愛すぎる

結局こういう軽く見れるのがなんだかんだ好きなんだな


チェイサーは完璧な作品だった

凄かった

韓国のバイオレンス映画はどうしてあんなにおもしろいんだ


ブレードランナーはラストの死ぬ間際のセリフがよかった

あれで評価一気に上がった


博士の異常な愛情、激突!は巨匠の名人芸


ソーシャルネットワークはスピード感と大量のセリフといった情報が快感になっていた。あんななにもないあらすじをどうしてあんなにおもしろくなったのかいまだわからない


ブラック・スワン今までみたホラー映画の中で1,2を争うレベルです


全部書こうと思ったがやめとこう


他に気にいった作品『ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ』『アポカリプト』『トレインスポッティング』『セブン』『ガルシアの首』『バーン・アフター・リーディング』『ホット・ファズ』『スコットピルグリムと邪悪な元カレ』『ウエスタン』『母なる証明』『ラースと、その彼女』『善き人のためのソナタ』