パソコンを大きく開いたら、
奥に置いてあった、なみなみと水が入っていたコップを倒してしまいました。
テーブルの上から床へと見事にこぼれました。
でも私、
あれ?この水の形、北海道っぽい??
なんて呑気に思いました。
イラッともせず、ため息もつくことなく、床がきれいになるわね〜と思いながら拭き掃除をしました。
そして、たしかに、見て見ぬ振りをしてきた床の汚れが綺麗さっぱりなくなりました。
こんな心持ちの朝がありました。
そういえば、こぼしたり、壊したりといった日常の失敗に動じなくなってきています。
こぼしてしまったら拭けばいいし、洋服が汚れてしまったら洗えばいい。
壊してしまったら直せるか試してみればいいし、直らなかったら新しいものを購入するか検討するしかない。
何もなかった時に戻ることはできないから、進むしかなくて、そのとき足掻いてみても仕方がないのだということを、やっと体が覚えてくれたようです。
ただ、この水がパソコンのほうに流れていたとしたらもっともっと慌ててしまったのでしょう。
だから、そうならなかったことはとてもとてもラッキーなこと。
あー私、ついているわ。
そういえば子どもの頃、私がお皿を割ってしまった時に、母親が「身代わりになってくれたんだね」と言ってくれたことを今でも覚えています。
そして今は私が娘や夫に言っています。
いや、、、割るのは私が一番多いかな。。。
そんなことも思い出しました。
良くも悪くも、何もないよりあった方が刺激になりますね。
朝の失敗から、自分が歩んできた道のりを振り返ることができました。
さあ、雨降る火曜日。
今日は何が起こるのでしょう。
湿度の高い空気をたくさん吸い込んで、じっとりしぶとく生きてみます。