擁護派、保留荘が好きな方へ | comico 保留荘の奴ら 問題まとめブログ

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コメント欄、見ていました。


個人的な意見ですが、擁護派の方々の「被害者の人の気持ちは考えられて、私たちの気持ちは考えられないの?」

という意見も正論だと思います。


私も好きな漫画がたくさんあります。DEATH NOTEを読んでいるときうっかりアンチスレを見てしまい、私も好きでみんなに人気があるのに、こんなに嫌いな人もいるんだ、と愕然とした気持ちを持ったのを覚えています。そして無性に反発したくなったことも。

私も保留荘、とても面白い作品だと思います。Jが特に好きです。信用している人が傍にいるときしか話さなくて、他の人には毛を逆立てる猫みたいで、時として危ういかっこよさのようなものがあって。アンドリューは隣の部屋の口は悪くて、でも本当は優しいお兄さんです。アルヴァンスは話を聞くのがうまくて基本優しいのにドMの変わった人。定世は豊満な美女で下ネタばかり言うけれど悲しい過去を抱えている人。山田も好きです。みんなに弄ばれる一番年下の純情ボーイですよね。兼ツッコミ役。回を重ねるごとにだんだんしたたかになっていきましたよね。面白い人ばかりが集まっている保留荘。行ってみたいなあ、会ってみたいなあなんて思ってしまう保留荘。


私も、みなさんも、そう思うことは正しいことなんです。それは絶対に否定できないことなんです。コメント欄にも最初あったように「何も難しいことを考えずに、笑って読める。それの何が悪いんですか?」擁護派の方は難しい言葉を並べ立てて擁護をする必要なんてないんです。批判派の方のコメントを読んで、そう思われないように保留荘を何度も読み直し考える必要もどこにもない。ファンなんです。ただ面白くて好きだと思った。ただそれだけでいい。面白いから保留荘は支持されてきたんです。だからこそ書籍化したんです。3万ものおススメの数字がそれを証明してくれているからです。その感覚は何も悪くないんです。作者様もそう思ってほしくて今まで書いてきたのでしょう。


そしてみなさん、一度「問題点」は読まれたかと思います。読んでいなくとも、何が問題なのかわかっていらっしゃるかと思います。批判派の言っていることもある意味正しいのだとそう納得してくださる部分もあったかと思います。

私に限らず、批判派の方は他の話のコメント欄に目を通された方がたくさんいらっしゃると思います。そしてみなさんが「面白い」と言ってしまっている、つまりそう言わせてしまった、思わせてしまった表現に疑問を感じたのです。

最近まで生きていた大量殺人鬼がイケメンに思われるように描いて表現されている、殺人鬼の人格形成に大きく関わった性癖をネタとしてギャグにしている、面白いと感じさせる表現をしてしまっている、これは社会的モラルに反することなんじゃないのか?

この中の殺人犯も実在の殺人犯と端的に言えばやっていること、殺害人数も一緒、性癖も誕生日も一緒。それでも「かっこいい」と言わせてしまう表現ってなに?

きっと多くの方がそう思われたのです。

自分がどうして保留荘を好きなのか、その理由はきっとみなさんすぐに出てくると思います。キャラがかっこよくて下ネタ系のギャグが面白いから。ポンポン話が進むから。時として感動するから。


そう思ってしまうように、感じさせる表現に、見方を変えてもう一度だけ向き合ってほしいのです。


私は「面白い」と思ったからこそ、規制されるべき作品なのだと感じています。