今まで特に大きな病気をしたことがなかった娘が突然入院をしなければいけなくなった。

そして私も付き添いで一緒に病棟生活を強いられました。

 

そこで困ったことが付添人の食事面です。

 

私たち家族は、神奈川県から関西のとある田舎へ転勤のため引っ越してきました。

主人も私も神奈川出身のため、お互いの両親は神奈川にいます。

そのため、こういう時に食事面や洗濯など、気兼ねなく頼めて助けてくれる親族がすぐ近くにいなかったのです。

そして入院した病院が、小児科は完全看護ではないため親の付き添いが絶対条件でした。(年齢制限あり)

 

それなのに病院内には小さな喫茶店みたいな食堂とコンビニのみしかありません。

近隣にはコンビニもなく、スーパーは自転車で10分の距離の場所にありました。

病院内のコンビニで食事を済ませるとなると1食あたり500円~1000円かかってしまいます。

自分で作った食事がいかに安く済むか思い知らされました。

 

なんせ主人は料理がまったくできない人なので、こういう時は本当に困りました。

まさか娘がこんなに長期間入院するなんて全く考えてもいなくて、こうして離れて暮らすことになり料理ができない主人がご飯を作ってきてくれるわけでもなく、非常に困った記憶があります。

 

完全看護ではない小児病棟では、もう少し付添人のサポートも必要だなと思いました。

まあそこまで面倒見てられないのは事実なんですけどね・・・

 

たとえばデイルームにオーブンレンジやポット、冷凍庫などを設置してもらうとか、院内コンビニ以外の店舗充実化など。。(病院外でも可)

防災面で無理なのはわかっていましたが、ガスコンロがあるといいなと思いました・・・

 

入院生活が長期に及び、この生活に慣れてくると食事面も非常に工夫するようになります。

入院生活も慣れてきたころ、私がよく使ったのはレンジで茹でられるパスタメーカーでした。

これです↓↓↓↓

 

小児慢性特定疾病医療証を申請するため保健所へ行ったときに寄った100円均一で見つけたこのレンジでパスタが茹でられる容器。

容器に水とパスタを入れてレンジでチンします。

湯切りもパスタソースをあえるのも食べるお皿がわりもこの容器ひとつでできます。

難点は加熱時間が非常に長いことです。

娘が入院していた小児病棟ではレンジが1つしかないうえ、その病棟には付添人がたくさんいたため、12時になるとレンジや熱湯が出る給湯室は大変込み合いました。

お互いに譲り合いで使用するため、パスタ加熱のために占領することはできません。

なので、11時40分ころからレンジで茹で始めます。

 

買い物に行けるときにパスタとパスタソースをスーパーで安く購入し、これで1食済ませると、1食あたりの食費が非常に安く済みました。

栄養バランスが悪いと思ったので、これに自分で作ってきた茹で野菜やコールスローなどと一緒に済ませました。

 

あとはこれですね↓↓

 

 

レンジでチンして食べる白米です。

実は私、娘が入院して初めてこういうのを食べました。

私のイメージ的に「パサパサしていてまずい」というイメージがあったので買うのも躊躇しましたが、食べてびっくり!

本当に炊飯器で炊いた炊き立てのお米でした!

週末に自宅でお米を炊き、病室の冷蔵庫で保管できる2.3日分はタッパーに入れて持ち込みますが、お米は傷みやすいので週の後半分はこのレンジで温めるタイプのお米に助けてもらいました。

 

これに

即席みそ汁と

 

海苔佃煮があれば十分な食事がとれます。

(十分ではないか・・・)

1回分でパウチされているミニパックが保存に便利でした。

 

磯じまんの「ちりめんちゃん」

これも何度か買いました。

 

 

また、食器類ももちろん自分で持ち込まなければいけないため、お皿やお箸フォーク等をすべてをプラスチック製の食器でそろえました。

落としても割れずに収納もコンパクト、そしてなによりゴミを出さないことがよかったです。

給湯室に食器洗いのスポンジや洗剤がなかったので、これも自分で持ち込みました。

 

入院生活を振り返ると、なくて困ったもの、不便だったもの・・・たくさんありますね。

 

 

その病院によるとおもいますが、長期入院生活の方の参考になればいいなと思い番外編としてあげさせてもらいますね。