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HOMEOPATHY INFO

「Quintessence Homeopathy」ホメオパシーの流派を超え、卒業校を超え、また国境を越えて、ホメオパシーの本質と向き合いながらホメオパスとしての意識と知識と経験の向上と、ホメオパシーを広め、提供する機会を作るために集まった仲間たちのブログ

QHでは毎月第一日曜日に都内でメンバーが集まり勉強会を開催しています。

11月の勉強会は中央区の公民館で行われ、参加者は8名(内1名Skypeで参加)でした。
10月の連休に関東と関西でそれぞれ行われたセミナーの感想や、新しい書籍、Web講座のお知らせなど、タイムリーな情報の交換がありました。

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そしていま、継続して取り組んでいる勉強内容は『オルガノンの輪読~オルガノンをケントで紐解く~』です。

”オルガノン”とはホメオパシーの「似たものが似たものを癒す」という原理を発見し、ホメオパシーを確立したドイツ人医師ハーネマンが約200年前に書いたホメオパシーの基礎です。

その約100年後、ケントというアメリカ人ホメオパスが当時の大学院で”オルガノン”について医大生向けに講義をした内容を収めた”ホメオパシー医学哲学講義”という本を合わせて読みながら、難解とされている”オルガノン”の理解を深めようとしています。

どんな学問、スポーツ、芸術も基礎が一番大事だと思います。
私たちはホメオパスの集団ですが、月に一回”オルガノン”という基礎を振り返ることによって初心に戻り、より良いホメオパシーの普及とホメオパスとしての力量を上げるべく勉強会を継続しています。
(家木)

2011年10月15日(土)国立にあるホーリーショップ月船にて、

「ホメオパシーの視点から見た原発事故」と題した、茶話会を開催しました。


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参加くださった方々は22名。参加くださった皆様、改めてありがとうございました。



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今回の講師はミハエラ・シェルブレアが担当しました。


放射能汚染に対する懸念について情報が錯綜する中で、私たちは何を選んで
いくべきか考えなければならないという話からはじめました。


当たり前のことのようですが、なるべく安全なものを食べて、十分な休息を取る

生活をすることが、健康被害のリスクを減らす基本であり、そして、メンタルな面

では様々な不安について考えるよりも、よりベストだと思えることを選んで、

なおかつ幸せな気持ちで過ごせる時間を多く持つことの方が大切ではないか、

というお話と、ホメオパシーでできることについて説明がありました。


ホメオパシーは、コンサルテーションを通して、必要なレメディーを選びます。
レメディーを取るとバイタルフォースの活性化とともに自然治癒力が向上する

ので、健康被害の影響を受けにくい状態へ導くことができます。

またこの先、もし被災地域で多くの人に共通する症状が現れたときには、多くの
人に共通のレメディーが選択される可能性があります。
エピデミックに対して、ホメオパシーにできることがあるからです。


歴史的なペストの流行があった時代、個人の病ではなく、地域全体が同じ病が
蔓延しているような、広く同じ病のエネルギーに支配されている場合は、多くの

人に共通のレメディーが必要になります。

それは、多くの人に共通の症状が起きた後に、初めて判断ができます。
(ペストが流行した時代において、現代医療よりもホメオパシーによる治療は
患者の死亡率がはるかに低かったことが記録されています)

しかし、放射能による健康被害がどのように出るのか分からない段階で、共通の
レメディーを多量に配布することはできません。症状として現れるまでには、
その多くは何年もかかることだからです。


ですから、今の時点で放射性汚染対策にはコレ!というようなレメディーは存在

しないということです。


ホメオパシーは、病気や病名に対してではなく、その人の症状も含めた全体像に
対してレメディーを選びます。
放射能汚染からの健康被害を予防する目的で作られたレメディーは存在しません

し、そのようなものを出すこと自体、本来のホメオパシーではありません。


ホメオパシーは、シングルレメディー・ミニマムドーズ(1粒最小の投与)が基本

であり、高いポーテンシーを多量に取ることは、ホメオパシーではありえないという

ことにも言及しました。

後半は、活発な質疑応答がなされ、参加者の方々の原発問題による健康被害へ

の関心の高さが伺えました。

また、アンケートには、講師の話に加えて、参加された方々とのディスカッションも

有意義だったとコメントをいただきました。


(記録:せいけ)

残暑厳しい9月をホメオパシー・フリークの皆さまは、元気にお過ごしだと存じます音譜

暑さも落ち着く10月に、とっておきのイベントを開催したしますビックリマーク


ホメオパシーの視点から観た原発事故


講師 ミハエラ・シュルブレア


会場 HOLY SHOP 月船 (http://www.tukinofune.com/  JR国立駅南口徒歩3分 TEL042-574-4787)


開催日 10月15日(土)


時間 13:00~15:30


参加費 2000円 (講座代+お茶付き)


お申し込みとお問い合わせ先 quintessence.homeopathy@gmail.com (*4日以内に上記メールアドレスより返信いたします。尚4日経っても返信がない場合は、お手数ですが再送をお願い申し上げます)


ヨーロッパではチェルノブイリ原発事故をきっかけに、放射線と放射性物質の影響について、人はより多くを知ろうと努力して来ました。

福島第一原発事故はヨーロッパでどう報道されているのか?そして原発事故は生体にとってどんな影響があり、これからの日本人に何をもたらすのか?日本の食材や水は、海外でどう評価されているのか?そしてホメオパシーではこの危機的状況にどう対応できるのか?


原発事故後も日本人の夫と息子とともに、日本に住み続けることを選択した、ルーマニア人医師ホメオパスである講師が、流暢な日本語で、これまでの人生経験で得られたホメオパシー哲学を語り、日本には充分希望があることを熱く語ります恋の矢

ご期待くださいグッド!

またご質問大歓迎ですビックリマーク


講師紹介


ミハエラ・シュルブレア


医師ホメオパス・医学博士。

ブカレスト医科大学で内科専門医を経験した後来日し、名古屋大学で分子病態学の博士号を取得。WHO

神戸センター、国連大学高等研究所で、伝統医療と生命倫理の研究を続けています。

こうした気合の入った経歴ですが、大変きさくな性格で、講師を務めるクラシカルホメオパシー京都では、学生たちに絶大な人気があります。

幼い頃、母が病気で苦しむ姿を見て、副作用のない方法を使った医師になろうと、ホメオパスを目指し、以来海外の多くの著名なホメオパスの元で研鑽を積んで来ました。


ともあれ皆さま、今回はぜひともお誘い合わせの上ご来場くださいませ音譜

ホメオパシーはヨーロッパ発祥の自然療法ですから、本場の話は必ず得るところがあると存じます。


それでは秋の夜長を、皆さまどうぞエンジョイしてください音譜


(砂川)