アロマスクール&リフレスクール 日本ホリスティックケア研究所のブログ

医学に基づいた、専門的なアロマテラピーの知識と技術を学べるスクール。
さまざまな病気の人にも正しくアロマテラピーを提供できるアロマセラピストを養成中。
スクールの様子、医療福祉現場での活動や卒業生の情報をお届けします。
http://www.aromapot.co.jp


テーマ:

数日前、10年ほど前に卒業した卒業生から、

「膵臓がんの患者さんにアロマテラピーが出来ますか?」

と質問の電話がありました。

 

スクールでは、卒業生が、さまざまな状態のクライアントに対して、

安全なトリートメントが出来るように、

卒業後、何年経っても質問OKなので、色々な質問が寄せられます。

 

「はい、出来ますが、そのクライアントは、今、どのような状態ですか?」

と伺うと、

「末期ではないけど、進んでいる状態。日常生活は問題なく出来ています」

 

卒業生は一般の方で、卒業後は産婦人科でアロマセラピストとして

働いています。

クライアントは知人の方で、アロマを依頼されたそうです。
 

今まで、「がん患者の方にアロマをしたことがなく、不安になって」と、

電話をくれました。

 

がん患者さんで、医療的な治療(例えば抗ガン剤)を受けていらっしゃる場合、

アロマセラピストは、まず主治医の許可を得ることが必要です。

主治医の許可が得られないと、アロママッサージの施術は行いません。

 

主治医の許可が得られた上で、どのようなアロママッサージが最適か、

クライアントの状態や、ご要望に合わせて、適切な精油を選び、

適切な方法で施術します。

 

彼女は産婦人科で働いているので、技術的には調整もできますので、

問題は施術内容になります。

 

クライアントがお元気のようなので、医師の許可が出たら、

クライアントとお話をして、どのような症状が出ているのか、

何かお困りのことがあるか伺います。

 

例えば、痛みの有無や、薬による吐き気、不眠や不安など、

症状は一人ひとり異なりますので、

できるだけご要望に沿えるよう、少しでも良い状態を維持できるように

アロマトリートメントを行います。

 

また、病状の進み具合によって、施術方法も異なります。

お元気で自由に行動できる方と、移動も難しい方とは、全く施術内容が異なります。

 

色々とアドバイスをすると、

卒業生は、不安が解消されたようで、

「わかりました!   知人に少しでも楽になっていただけるように頑張ります」

と、電話を切りました。

 

がん患者さんに正しくアロマテラピートリートメントが出来るアロマセラピストは、

まだとても少ないのが実情です。

リラックスとか、美容的なアプローチのアロマセラピストは大勢いらっしゃると思いますが。

 

アロママッサージを必要としている病気の患者さんは、これから増えていくと思います。

しかし、

技術が未熟だったり、知識のない人が、がん患者さんにアロママッサージをして

痛みが増すなど、トラブルも耳にします。

 

患者さんが一番ですが、ご家族にも、質の高い時間をお過ごしいただくために、

がん患者さんに、正しい技術と知識をもって、

少しでも楽になっていただけるアロママッサージができるアロマセラピストが増えるよう頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:

医療福祉現場において、患者様のケアの一環として幅広く活用できるアロマテラピー。

 

当校では、補完代替療法として、アロママッサージを主としたアロマトリートメントの

知識と技術を習得するアロマテラピーコースを20年間行ってきましたが、

 

2012年より、看護師に特化して、病院、ホスピス、訪問看護、福祉施設などで、

患者様の苦痛を少しでも軽減するため、アロマテラピーを活用することを目的に、

 

「医療福祉現場での活かすアロマテラピー」という意味を込めて

「看護師対象 医療アロマテラピーコース」をスタートして5年が経ちました。

 

卒業後、アロマテラピーを医療福祉現場で実践する看護師&セラピストも増えたことを機に、

「ナースセラピストの会」として、勉強会や情報交換を目的とした活動をスタートしました。

 

第一回目の12月14日は、卒業生・受講生が40人ほど集まりました。

第一部は、肩こりに関連する筋肉の復習とアロママッサージ実技復習。

普段は患者様の看護で多忙な日々を送る看護師のための「癒しタイム」。

筋肉を復習して、より効果的な施術方法を実習していると、

疲れた表情で参加した卒業生に、自然と笑顔がこぼれます。

 

癒しタイムのあとは、発足の経緯や今後の活動について話し合って

食事会を兼ねた親睦会。

お互いの情報交換をして、和やかな雰囲気で幕を閉じました。

 

第二回  「ナースセラピストの会」 は、6月14日を予定しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:

10月 IFAアロマテラピーコースが開講しました。

このコースは、アロマテラピーの理論とアロママッサージの他に、

症状や病気の方にもアロママッサージが出来るように、

医療的な勉強もたくさんします。

 

10月15日と16日の2日間の授業内容は、体の部位の読み方と、骨の勉強。

アロママッサージの背中の最初の部分の実技。

 

解剖生理学で一番最初に学ぶのが、体の部位の医学用語の勉強です。

「腕」を指す場所は「上肢 (じょうし)」、

手も、手の平が手掌(しゅしょう) と 手の甲は手背(しゅはい)  と言います。

親指は「拇指 (ぼし)」、小指は「小指(しょうし)、、、」

 

次に、用語の説明。

「棘(きょく)」という字は、「骨の鋭い部分」

「窩(か)という字は、「骨のくぼんだ部分」 という意味です。

 

普段、使っている言葉と違い、読み方も分かりませんので、

テキストには、漢字と一緒に、フリガナも書いています。

 

教材を読むだけでは頭に入らないですし、楽しくありません。

そのため、実際に骨に触れて、ゴツゴツした突起や、くぼみや、骨の角などを

手で触れながら、覚えることを重視しています。

 

では 背骨に触れてみましょう。

スクリーンに映し出される背骨の画像をみながら、触れてみます。

初めて会った仲間と、初めての共同作業です。

 

「背骨のゴリゴリしているのが、棘突起(きょくとっき)。

お互いに棘突起に触れてみましょう」

 

棘(きょく)という字は「骨の鋭い部分」という意味でしたね。

背骨に触れると、ゴツゴツしているところがあります。

私は、このゴツゴツを、「ゴジラの背中」と呼んでいます。

ゴジラの背中のようなゴツゴツはありましたか?

 

ゴジラの背中、あった!!  

ゴツゴツしてる!

 

解剖生理学は決して難しくはありません。

特に、実際に骨に触れながら、形や大きさをみて、

 

Aさんの肩甲骨は背骨によっているね

     とか

Bさんの肋骨は骨盤の方まであるね、、とか

 

骨格に関心をもってもらうこと。

今まで分からなかったことが、「分かった」と思ってもらえること

それが楽しみながら、医学とアロマテラピーを学ぶコツだと思います。

 

解剖生理学は病気を学ぶ基礎となる、大事な勉強です。

試験のためではなく、アロマセラピストとして、多くの人の役にたてるように、

不快な症状で悩まれている人がいたら、一人でも多くの人を助けるために、

アロマテラピーで喜んでいただけるよう、

しっかりと勉強して、一緒にがんばっていきましょう。

 

 

 

いいね!した人  |  リブログ(0)