保険上手を楽しもう -4ページ目
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大都市圏で30歳以上なら通販型自動車保険

自動車保険のひとつ任意保険 を選ぶ際、保険会社には

通販系と代理店系の2種類があることを記載してきましたが


それぞれどちらの自動車保険にもメリット・デメリットが存在します。


代理店系自動車保険は保険料が少々割高に感じられるものの


営業マンが対面で親身に相談に乗ってくれる安心感や

緊急時の対応が早く事故後の不安が早く解消できる点があげられ


保険の内容が全くわからず関心もないドライバーにとっては

少々割高であってもそれを充分補える点で納得できると思われます。


対する通販系自動車保険の魅力は何といっても保険料の安さで

付随するロードサービス も専門業者顔負けの対応が受けられますが


その保険会社で働く営業マンの人数を考えた場合

事故後、代理店系との示談交渉において不利となる点も多く


特に地方に住む契約者にとってはそれが顕著に見受けられます。


通販型自動車保険が安い保険料で加入できる理由として

代理店を持たないことで経費を抑えていることがあげられますが


それ以外にも事故そのものの「損害率」を下げることで

保険会社自体が保険金を支払うリスクをできるだけ回避できるよう


事故を起こしやすい契約者等を排除する傾向にあるのも事実。


実際、リスクが高いと思われる20代のドライバーにとって

代理店系と比べて保険料にさほど割安感は感じられず


また高級車に乗るドライバーにも保険料を高く設定することで

通販系の魅力のひとつ「安い保険料」を感じることはありません。


むしろ大都市圏に住んでいる30代以上のドライバーで

保険の等級も高く一般的なクルマを所有する方ほど


通販型自動車保険の満足感 を味わうために

一度検討してみる価値が充分あるのではないでしょうか…

自動車保険のロードサービスを確認しよう

自動車保険に加入する際、選ぶ基準として比較されるポイントとして

保険料の他にロードサービスの満足度があげられます。


ロードサービスと聞くとJAF など有料の専門業者を思う浮かべがちですが


自動車保険にロードサービスを自動付帯する保険会社も多く

事故やトラブル時の緊急対応にも安心できるサービスとなっています。


ロードサービスの内容としては契約する自動車保険によって多少異なるものの


レッカー車によりけん引移動やガス欠・キー閉じ込みなどの簡易作業で

保険会社によって決められた範囲内であれば無料で受けることができます。


通販系自動車保険で人気の「ソニー損保」のロードサービス を見てみると

そのサポート体制に97.6%の方が満足とかなり高い評価を受けていることから


保険料以外にも付帯されるロードサービスは見逃せないポイントとなっています。


自動車保険に付帯されるこのロードサービスのサポート内容は

代理店系、通販系ともにあまり差はないものの


事故のみの限定で「故障時には対応しない」という保険会社も稀にあるので

自動車保険を見直して更新される場合にはチェックしておくことが大切です。


また今契約中の自動車保険にロードサービスが付帯されていないのであれば


専門業者並みのロードサービスとガソリン代の割引も受けられる

年会費無料のENEOSカード を1枚持っておくことで不安も解消できるはずです。

搭乗者傷害と人身傷害の違いは…?

自動車保険のひとつである任意保険を大きく分けると

5つの保険の種類に分類されることは前述しました


自動車保険 の中で一般的に馴染みが薄く理解されにくいのが人身傷害保険。


人身傷害保険は搭乗者傷害保険と同様にドライバー本人や

そのクルマに同乗する人が死傷した際に支払われる保険の種類ですが


保険料を節約しようと対人・対物賠償保険+搭乗者傷害保険に加入するのみで

人身傷害保険には「加入しない!」というドライバーが多い傾向にあります。


これは人身傷害保険に加入することで保険料が割高になってしまうことと

人身傷害保険そのものが多くの方に周知されていないことが大きな原因のひとつ。


人身傷害保険と搭乗者傷害保険の違い を見てみると


人身傷害保険は実際治療にかかった費用(実費)が支払われるのに対し

搭乗者傷害保険は契約した保険金額(実額)でしか支払われない点に違いがあり


しかも搭乗者傷害保険の場合「部位・症状別払い」と「日数払い」の2種類があるため

これをめぐって契約者と保険会社との間でしばしばもめることもあるようです。


例えばこんな事例が…


ある契約者が事故で骨折し1週間入院したことで

7万円の保険金(日額1万円X7日分)が搭乗者傷害保険から出ると思っていたら


その搭乗者傷害保険は実は「部位別」の補償のみであったため

骨折に対する補償の保険金5万円しか出なかった…なんてことも。


それなら「日数払いの補償にしておけばよかった…」と悔やむ方もいるようですが


そもそも人身傷害保険に初めから加入さえしていれば

実際にかかった費用が保険金として支払われるのでそれで全てが補えるはず。


自動車保険を賢く選び 保険料を「少しでも安く抑えたい!」と考えるのであれば


人身傷害保険と搭乗者傷害保険は重複する補償部分があることを理解したうえで

人身傷害保険に加入しあえて搭乗者傷害には加入しないという選択もあるのでは…

代理店系自動車保険は保険料が高めだが…

自動車保険は10年前の自由化で外資系の保険会社が進出して以来

ダイレクト系自動車保険(通販型自動車保険 )に加入される方が増えています。


それまでは一般的に自動車保険といえば代理店等による契約が主流でしたが


代理店系の自動車保険はマージン以外に運営コストが必要となるため

ダイレクト系に比べ保険料が高く設定されていることが最大に理由のようです。


そのため代理店系の自動車保険は大手の保険会社が中心となって

自動車保険にさまざまな特約を付け保険料の目減りを補ってきましたが


ゴルファー保険特約や介護費用特約などあまりにもムダな特約が多すぎ

多いところでは200を超える特約に営業マンや代理店でさえ把握できないことも…


このため大手保険会社では無駄な特約を削減し見直しを進めていますが

保険料自体はほとんど安くならず付帯サービスとして組み込んでいるケースが目立ち


例えば事故で入院した子どもの家庭教師を紹介するサービスなど

ホントに自動車保険に必要なものなの?と首をかしげてしまう付帯サービスも…


ただ代理店系自動車保険の強みは顔の見えるサービスを提供していることから


事故に遭遇した際の初動対応が通販型自動車保険会社に比べはるかに早く

事故後の不安も解消しやすいことから「安心できる!」との声があるもの事実。


自動車保険としての本来の目的「損害を穴埋めする」という観点からみると

代理店系の自動車保険にはまだまだムダな補償や特約が多いようだが


保険料の「高い・安い」ではなく重大な事故や示談がこじれたケースの不安を考えると

ダイレクト系自動車保険ではなく「やっぱり代理店系が安心!」といえるのかも…


運転歴や住む地域、またクルマの車種など自分のカーライフを理解し

最適な保険に加入するためにも自動車保険を比較 してみることが大切かもね。

自動車保険はムダを省いて節約

最近の自動車保険は以前に比べシンプルでわかりやすい商品が増え

自動車保険に加入する契約者にとっても大変魅力的となりました。


自動車保険には自賠責保険と任意保険の2種類がありますが


一般的に任意保険を総称して自動車保険と呼ぶ傾向にあり

数多くの保険会社からざまざまな任意保険が販売されています。


クルマを所有するドライバーにとって法律で加入が義務付けられている自賠責保険ですが


自賠責保険 は事故で被害を受けた人に対する損害しか補償がなされず

しかも支払われる損害賠償の限度額が設けられているため


イザというときの損害責任を果すためにも任意保険に加入することが「常識」。


任意保険は人に対する補償はもちろんのことモノに対する損害も補償がなされ

ドライバーにとってイザというときの不安を解消する自動車保険となっています。


自動車保険のひとつ任意保険の補償内容を見てみると


●対人賠償-相手にケガをさせたときの損害を補償

●対物賠償-相手のクルマや建物などのモノを壊したときの損害を補償

●人身傷害-自分や同乗者の損害を補償(実損払い)

●搭乗者傷害-自分や同乗者の損害を補償(実額払い)

●車両保険-自分のクルマの損害を補償


と大きく分けて5つの保険の種類に分類できますが


ただこの任意保険は保険会社によって補償内容や保険料が微妙に異なるため

多くのドライバーがどの自動車保険に加入すべきが悩むのも事実…


無駄な保険料を支払い失敗しない自動車保険を選ぶ ためにも

まずは自らのカーライフと保険内容を充分理解し比較してみることが大きなポイントです。

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