12月10日(木)9:30~13:00大田区民プラザにて参加者5名
テーマ
・一輪挿し
・嬉しかったこと、相談したいこと
寺内先生より提案がありました。
小さいお子さんがいない家庭では、記録をとることができない場合もあると思います。
そんなときは、この課題が出された理由を考察してみてください。
今回の課題、「一輪挿し」とは?
1950年代以降、生活文化から大量消費する文化に変わってきました。
作る人から消費する人に変わったということは、ものを作り出せず、依存する人になったということです。次第に子育ても依存型になりました。寺内先生の知人が新しい幼稚園を作ろうとしたところ、事前に申し込みが殺到しました。その親たちの要求は「園でしつけをしてほしい」というものです。これは消費者の発想です。
「しつけ」には家庭の個性が出ます。子どもの個性、「わが子らしさ」を見いだせるのは、専門家ではない母だからではないでしょうか。
自分らしい生活を作る力を残しておくことが大事です。
消費者になったら、権力者の思うままになってしまいます。
今、親は子どもになにが残せるでしょうか?
電車内では子どもたちがスマホに見入っています。スマホで情報を得ている子どもに、親からわたせる情報はあるのでしょうか。もはや、私たちが子どもにわたせる情報は遺伝だけなのでしょうか?
権力者が消費者を踊らそうとしていることをしっかり見つめて、社会批判をすることが大事です。大量消費の象徴としておもちゃの世界にはプラスチック、モーターのおもちゃがあふれました。寺内先生はそんな社会を批判するためにも、木のおもちゃを始めたのです。
(考察してみました)
私たちはランク付けや流行によって権力者に踊らされて消費者になっているのですね。
一輪挿しは消費とは言えないですね。華やかさや高価さとは真逆で、安らぎやなごみを与えてくれます。
寺内先生のHPはこちらです。