豊島区在住の放送作家です。
自分の考えました「番組企画案」や「コント台本」を
ほぼ毎日更新で掲載しています。
よろしければ、皆様のご意見・ご感想をお聞かせください。
勉強させていただきます。
コント4 #4
コント「クレーム」#4
出演者イメージ
●エレキコミック
前回の続きから・・・
今「(本の束を見つけて)
トリビア本がたくさんあるじゃないですか~!
コレだったんですね、さっきのミニトリビアは~」」
谷「いやいやいや(否定)」
今「なんすかそれ!」
今「今のところ全然高価なものはないですからね!
1000万なんて払いませんよ!
そんな嘘ばっかり言ってるから
ニセ画商なんかに騙されるんですよ!
(探してると)あれ?これ!
(今立さんが首から提げているメダル的なものと
同じものが出てくる。)
谷「(あわてて)それは返してくれ!(とる)」
今「(自分の身につけてる形見といっしょなので)
おじさん・・・それって」
谷「(気まずい表情)・・・」
今「おじさん・・・それ、俺のと同じじゃん」
谷「・・・。」
今「まさか、おじさん・・・(親父)」
谷「はは・・・。」
今「親父・・・。」
谷「ひさしぶり・・だな・・・。」
今「何言ってんだよ!ずっと探してたんだぞ!
なんで出て行ったんだよ!
母さん大変だったんだぞ!毎日毎日仕事して!
俺だって毎朝新聞配達して、夜はバイトして!俺たち大変だったんだぞ!」
谷「・・・。」
今「(泣きながら)でも・・・嬉しいよ・・・。
会えて嬉しいよ!親父に会えて嬉しいよ!」
●今立、谷井に抱きつく
今「(泣きじゃくりながら)くせ~!くせ~よ~!
くせ~・・・よ~・・・(泣き崩れる)」
谷「すまん・・・」
今「親父ぃ~・・・」
谷「それも画商からもらったんだ・・・」
今「うわ~ん!」
●暗転(CO)
コント4 #3
コント「クレーム」#3
出演者イメージ
●エレキコミック
前回の続きから・・・
谷「DHCが何の略か知らないまま・・・」
今「すごく気になるけど!もういいですよ!」
谷「大学翻訳センター」
今「マジっすか!」
●映像文字「全部本当です」が映写される。
谷「じゃあお前、その首に下げてるやつくれ!」
今「いやいやこれはダメですよ!」
谷「くれよ!だってそれ金(きん)だろ!
それ売れば金(かね)になるだろ!」
今「ダメですよ!これは親父の形見なんですから!」
谷「くれよ~!」
今「わかりましたよ!もう!ちゃんとお金払いますから!」
谷「ホントか!」
今「でも1000万円なんか信じられないから、
このガレキの中調べさせてもらいますよ!」
谷「ああ!いいともさ!」
今「ホントこんな人が高価なもの
持ってるのかよ~(ガレキを漁る)」
今「(瓦礫の山から額縁を裏返しのまま取り出し)
うわ~!なんすかコレ~!」
谷「それはムンクの『叫び』だ」
今「これがすか~!
(額縁を裏返してたらムンクの『モト冬樹』さん)
谷「昔とある画商からもたったんだよ」
今「めちゃめちゃ騙されてるじゃないすか~!
(続けて探す)」
今「これはなんですか~!(後ろ向いたまま)」
谷「それは昔、くじ引きの一等賞で当ったんだよ」
今「変えないとダメじゃないすか~!
(よくテレビなどで車がプレゼントされる時、
代わりに渡される大きなカギだった。)」
谷「車に挿してみたんだけど、
刺さらなかったんだよ」
今「このまんまじゃダメですよ!
何かんがえてんですか!車はどうしたんですか!?」
谷「画商が絵をくれた代わりにあげたよ!」
今「完全にニセ画商だよ!それ!
詐欺師じゃねぇか!」
谷「なに~!(今、はっと気づいたかのように)」
今「気づくの遅いですよ!(また探す・・・)
今「(本の束を見つけて)
トリビア本がたくさんあるじゃないですか~!
コレだったんですね、さっきのミニトリビアは~」」
谷「いやいやいや(否定)」
コント4 #2
コント「クレーム」#2
出演者イメージ
●エレキコミック
前回の続きから・・・
谷「この際だから正義の味方だか知らんけど
言わせてもらうぞ!」
今「えぇ~・・・」
谷「お前らがどんどん家ワシらの家壊すからな、
受験生はマークシートテストの時、
同じ番号が続くと不安になるんだよ!」
今「知らないっすよ!そんなの!」
谷「お前らが勝手に大きくなって戦ってるからな、
「CMの後もまだまだ続くよ」って言っても、
続かないんだよ!
今「全然関係ないじゃないですか!」
谷「お前らが、子供たちに超人気だからな、
テレビのリモコンはすぐ迷子になるんだよ!」
今「もういいですよ!」
谷「じゃあ、家、弁償してくれ!
弁償してくれ!弁償してくれ!」
今「え~!・・・わかりましたよ~」
谷「1000万円になります。」
今「高いな!」
谷「じゃあ1200万円になります。」
今「増えてんじゃないすか!」
谷「無理っすか?(ちょっと下手に出た感じで)」
今「無理ですよ!ていうか、そもそもそんなコレ(家=瓦礫)に
そんなお金かかってないでしょう!」
谷「ばかやろう!あの瓦礫の下にはな!
たくさん高価なものが入ってるんだよ!」
今「高価なものって言われてもな~」
谷「そうやってお前らに反省の色がないまま人類は、
初めて「ガーン」っていう言葉を使ったのが
漫画の「巨人の星」だってことを知らずに
滅んでいくんだよな・・・。
今「なんすかそのミニトリビアは!」
谷「テレフォンショッキングで過去1番長く
しゃべったのが黒柳徹子だってことに気づかず、
滅んでいくんだよな。」
今「意味わかんないですよ!」
谷「DHCが何の略か知らないまま・・・」
今「すごく気になるけど!もういいですよ!」
谷「大学翻訳センター」
今「マジっすか!」
●映像文字「全部本当です」が映写される。
コント4 #1
コント 『クレーム』
出演者イメージ
●エレキコミック
谷井さん・・・ホームレスの服装。
今立さん・・・諸星隊員のような服装に、
首からメダル的なものをかけている。
舞台上には瓦礫の山がある。
●舞台明転
今「だからすいませんって~!」
谷「すいませんすいませんってお前、
毎週毎週お前がヒーローつって、
なんもまわりのこと気にせず怪獣と戦ってるからな!
ワシら迷惑こうむってんのじゃ!」
今「だから謝ってるじゃないっすか~!」
谷「この前なんてな、友達のタカ坊がお前の右足の
下敷きになって、骨折だぞ!何しとんねん!」
今「なんで最後だけ関西弁なんすか!」
谷「ふてくされて・・・なめてんだろ!
この前なんてなお前の仲間たちにひどいこと
いわれたんだぞ!」
今「そんなの俺にいわないでくださいよ~」」
谷「ワシらが花札やってるの見てな、
『これ以上何を賭けるんだよ!』って
吐き捨ててったよ!」
今「それは当ってるじゃないっすか!」
谷「(小指をやらしく立てて)コレ賭けてんだよ!」
今「マジかよ!どんな世界観なんすか!」
谷「この際だから正義の味方だか知らんけど
言わせてもらうぞ!」
今「えぇ~・・・」
ご無沙汰してます。
ご無沙汰してます。
少しオヤスミをいただきましたが、
また再開したいと思います。
以前よりは更新頻度は減ると思いますが、
頑張りますので、ご愛読宜しくお願いします。
コメントもお待ちしております。
コント作家
コント3 #8
コント台本
「方向音痴矯正所」
#8
前回の続きから・・・
A ・・・・そうだよな。私も昔はそうだった。
よし、少し休憩をしよう。
B すいません。疲れさせてしまって。
A いやいや、そういうことじゃない。
こういうことはあせってもダメなんだ。
そして1日でどうこうということではない。
●冷蔵庫までジグザグで歩き、冷蔵庫へ。
中から缶コーヒーを取り出し、Bに渡す。
B ありがとうございます。
A 君も疲れただろう?
B ●缶コーヒーを一気に飲み干し
あぁ~~!うまい!
A はっはっはっは・・・
B 一気に飲んでしまったせいか、
ちょっとトイレに行ってきます。
ついでに缶も捨ててきます!
(缶を右手に持ち、普通にまっすぐ歩いて出て行く)
A (Bがぱっと行ってしまったので)
あ!ゴミ箱はそっちには無・・・・やれやれ・・。
(Bがまっすぐ歩いていたことに気づき)
!!
●Bが普通に戻ってきて
B ゴミ箱はありませんでした。(缶コーヒーを置く)
A ・・・・!?・・・・君・・・。
B はい。
A 今、まっすぐ歩けたじゃないか!!
B え・・・あっ!(自分も確かに歩いていたことに気づいた)
A (ちょっと遠くに離れようと、ジグザグに歩き、
Bから離れ、はしゃいで)
おい!ちょっとこっちに歩いてきなさい!!
B はい!
(歩くがまた全然違うへんな導線を描き、うまく歩けてない)
A あれ・・・?
B (歩きながら)先生!
A ストップ!!
B 先生・・・・(歩けてないです・・・)
A おかしいな・・・。
B ・・・・。
A !
(何かに気づいて・・・・・ジグザグに歩いて、
Bが置いた缶コーヒーを取りに行き、
Bのところへ行き、缶コーヒーを渡す)
これを持ってみたまえ!
B え?!(Aに缶コーヒーを渡されて)
A さあ!こっちへ!
●Bはまっすぐ歩き、Aのところへ。
B すごい!
A やった!
B どうしてですか!先生!
A 君は手に缶コーヒーを持つとまっすぐ歩けるんだよ!
B 本当ですか!
A ああ!現に歩けたじゃないか!やったな!
これで君も方向音痴克服だ!
B は・・はい!ありがとうございます!
●なぜかぞろぞろと人々が出てきた。
C やったな!
E お前ついに克服したんだな!
B ああ!
●このように大勢の人々がBの方向音痴の
克服を祝福するやり取りがありまして
●そんな2人のやりとりがありまして、徐々暗転・・
●映像が映し出される
コント3 #7
コント台本
「方向音痴矯正所」
#7
前回の続きから・・・
A なれるとも。さあ、ここに世界地図がある。
まず最初はこれを使ったクリニックだ。
B はい。
A まず君は北海道に行きたい。
現在地はここ東京。さてどうやっていく?
これで書いてみよう。(ペンを渡す)
B (ひと通り書いて)・・・・・到着しました。
A そこは北朝鮮だ。
B すいません。
A 北海道っていったら何だ?
B ・・・ズワイガニ・・・時計台・・・知床です・・・。
A ・・・・・(困惑)・・・そこまでわかっているのに。
B すいません。
A 北朝鮮に行くなんて全然聞いたことない・・・。
B ・・・。
A それでは次。次は沖縄に行きたい。返還されてすぐの旅行ということにしよう。
B はい。
A それでは書いて。
B (書く。今度はひと通り書いた後、鹿児島経由で、北朝鮮へ)
A だからそこは北朝鮮だって。
B すいません・・・。
A 沖縄はここだ。
B それはわかっているんですが・・・。
A ・・・・そうだよな。私も昔はそうだった。
よし、少し休憩をしよう。
コント3 #6
コント台本
「方向音痴矯正所」
#6
前回の続きから・・・
B 僕もそうなりたい・・・。
A こういうのもあるぞ。
● Aはホワイトボードの脚の部分に乗り、
ザザlッとボードの車で移動する。
B 先生!(感激するB)
A ちょっと行き過ぎてしまったようだ。
ちょっと待ってなさい。
●AはBをジグザグを描いて迎えにいく。
●そして、BはAに捕まり、ホワイトボードのところまで移動する。
●ホワイトボードに到着。
B なんか空を飛ばせてもらっている感じがしますね!
A はっはっは・・・そうかもしれんな。
B 僕も先生のようになりたい。
A なれるとも。さあ、ここに世界地図がある。
まず最初はこれを使ったクリニックだ。
B はい。
コント3 #5
コント台本
「方向音痴矯正所」
#5
前回の続きから・・・
A ストップ!!!!!・・・・・・わざとやってないか?
B いえ・・。
A そうか・・・。ということは君もあれだね。
重度E、最高ランクの方向音痴だ。
B 最高ランク・・・
A とりあえず様々な治療を試してみよう。
まずは地図を使ってのシュミレーションだ。
B はい。
A あそこに地図がある。
(ホワイトボード的なもの(足には車がついている)に
世界地図が書いてあり、
2人から離れた場所に置いてある。
Bがホワイトボードを取りに行こうとしたので
・・Bを制して・・・)
あ。私がとりに行くから大丈夫だよ。
B すいません。
A (A、ホワイトボードを取りに歩き始める、
Aもジグザクな導線だが、考えられているようで
精密な導線を描いてホワイトボードに到着)
B (それを見て)先生・・。
A 私も重度Eだったんだよ。
B え?
A しかし私は克服した。
今のように左右に普通よりも余計に動いたりするが、
最終的には短時間で目的地に行けるようになった。
B 僕もそうなりたい・・・。