Xfer RecordsのSERUMをVST in Reason でいじる。いじるの好きだからねぇ、俺は。

まあ、人気があるシンセなんじゃない?割とうちでは出番ないけどさ。

まあ、ジャンルだよね。

俺は、シンセいじり=楽曲に使うってわけじゃないんで。

 

 ところで、これ、日本語で、セラムになってるのはいいんだけど、語尾上げるのやめませんか?日本全体で。

絶対、おかしいって。

 これから、クラウドでコラボとかジャムとかやっていこうって時代に、日本でしか通用しない発音てどうなんだ。

 YouTubeでは、もうオーバーシーズでコラボしてる曲とか結構あるじゃん。

 まあ、老婆心か。でも、気になるなぁ。何でも語尾上げるの。ジェネレーションギャップか。

 

 どのシンセでも同じことが言えるんだけど、セクションごとに見ていくと、複雑に見えるものを、割と単純。

 NATIVE INSTRUMENTSのMASSIVEなんかより、よっぽど扱いやすいよ。

 

 あ、シンセの基本は、SUBTRACTORの記事を読んでくださいね。

 

SUBTRACTOR 解説 vol.1

 シンセの基礎はわかってる前提だと、新しいシンセを手に入れたら、パッチをいじるのが一番、理解の早道だと思う。

 

 わかってない場合は、ゼロから音を作っていった方がわかりやすい。

 

 今回は、わかってる前提で。

 

SERUMってロゴの右側で、パネルを選ぶんだけど、インサート直後はOSCになってるはず。

 

で、この上段は。オシレータとフィルターになっている。

オシレーターは、

  • OSC A
  • OSC B
  • NOISE
  • SUB
見ればわかるよね。
で、右側にフィルターがある。
 
で、下段は、ルーティングだと思えばいいです。
 
キーボードのあるところはプレイコントロールってのは想像つくよね。
 
じゃあ、まず、パッチを選びましょう。
Pads>PD Spacey maj7th Pad II [SW]
俺は、これを選んでみました。
 
なんでもいいけどね。
 
まず、上段見てみましょう。
点灯しているのが、機能しているセクション。左から。
  • SUB
  • OSC A
  • OSC B
  • FILTER
で、FILTERセクションの中で、
  • A
  • B
  • S
以上が点灯してますね。
これは、それぞれ、OSC A、OSC B、SUBのことで、フィルターが効いているオシレーターってことです。
 
ここまでで、音色の基礎部分は出来るわけだよね。
 
で、次にルーティングの方を見てみましょう。
パッチをいじるときに、まず見るのは、ここ。
 
 
よく見ると、数字が書いてあるものと、書いてないものがあるよね。
 
  • MOD 3
  • ENV2 1
  • LFO2 3
  • VELO 1
  • EFFECTS VIBE 3
これが、SERUM攻略の第一のポイントかな。
 
各数値は、その機能が別の部分にアサインされている数を表します。
 
MODは3になってるよね。
これ、MODを選択するとわかる。
 
これね、アサインされている部分は、ブルーになるんです。
だから、MODは、
  • FILTER CUTOFF
  • ENV1 SUSTAIN
  • ENV1 RELEASE
他のところを選択すれば、それぞれアサインされている部分が確認できる。
ちなみにENV1はAMPエンベロープで、常にアクティブになっている。
 
MODの下にEFFECTS VIBEってあるでしょ。
この「EFFECTS VIBE」って部分は、自由にアサインできるコントロール。
combinatorのRotaryノブだと云えば、理解しやすいかな。
この「EFFECTS VIBE」ってラベルも、このパッチのデザイナーが決めたラベルだよ。
ちなみにこれは、FXパネルの方にアサインされています。
 
 
以上、今回は、パッチの音色を微調整したいときに、どこをいじればいいか。
また、パッチを解析するときも、どうして、こういう音色になるのかを理解するために、どうアサインされているのかを調べるってことをやってみました。
 
SERUMには、まだ、MATRIXパネル等もあるので、これで全てではないんだけど、パッチの音色を活かしつつ、カスタマイズすることは、これでかなりできるはずなんだよね。
 
いじりどころってのは、パッチによって違うけど、これを調べることによって、Reasonで、どこをCVに割り当てるかも見えてくるってわけです。