Pro Tools | First 唯一のインストゥルメント、Air Music TechnologyのXpand!2です。
Xpand!2に関しては、何回も紹介していますね。
また、M-AUDIOのオーディオインターフェース2x2と2x2Mにもバンドルされています。
アクティベートはiLokですけど、2台まですることができるので俺のThunderbolt 3端子(USB-C)のMacBook Pro (15-inch, 2016)でも、iLokを刺すことなく使用できるので、煩わしくない。
iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)の方は刺しっぱなしでいいので、iLokでアクティベートしています。
もっとも、Pro Tools | Firstの場合は、Xpand!2単独のアクティベーションというのは存在しないので、Pro Tools | Firstのアクティベーションに依存します。3台ってことですね。
Xpand!2のRetail/Download版に関しては、AU、VSTプラグインになっているのでCubaseでも、
Logic ProやGarageBandでも使えます。DPもOKでしょう。
Studio One 3の場合は、ProffesionalかArtist+アドオンでなければ使えません。
Professional クロスグレードのダウンロード版が、32,800円。
確かに軽いし、音もいいし使いやすいDAW(発音はdɔː)だけれども……。
世間で言ってるほど、Switchするメリットあるかな?
ちょっとMIDIノートのエディトは弱いような気もするし。ああ、PRIMEの感想なんだけどね。
書籍等も発売され、高評価のレビューも多数あるけどねぇ。
結局、インストゥルメントに弱さがある気がするな。
Presence XTしか使ったことないけど、ProfessionalになるとexsやKontaktが読めるらしいけど、Kontaktはファイルフォーマットに色んなバージョンがあるので、どのKontaktのファイルが読めるのかわからなん。
結局、高くつくんじゃない?
あと、Reason 9.5以降ならVST in Reasonでも使えます。
では、まず、鳴らす方法。以下、VST/AU版で。
今、画像で、一番下に緑の字で、Defaultって書いてある部分をプレスすると、パッチのメニューが表示されるので、選ぶだけ。
Defaultパッチで、Aのところに「001 Bright Pads Massive Pad」って何やら音色名らしきものが書いてあるよね。その下に空欄になってるけど、B、C、Dってある。
A〜Dの音色のところ、ここをプレスすると、基本の内蔵音色が表示されます。
この内蔵音色をオシレータと看做して、サウンドメイクしていくタイプの音源なのがXpand!2です。
Pro ToolsにはStructure Freeもあるけど、同じような総合音源だけど、似て非なるもの。
基本的な操作方法。
まず、画面上部のSMART KNOB欄を見ましょう。
このセクションは、A〜Dで選択した内蔵音色の加工&コントロールを行う部分で、
一番下のEASYは、要するにグローバルなコントロール用にアサインする部分。
ラックマウントっぽい音源部のA〜Dをクリックしても、このSMART KNOBは切り替えられる。
これ、Logic Pro/GarageBandのSmart Controlに似てるね。
ここからさらにLogic ProのSmart Controlにアサインする意義は思いつかないな。
ここで操作すればいいでしょう。
ここは内蔵音源を選択する部分。
- 音源のオン/オフ
- SMAT KNOBの切り替え
- MIDIチャンネルの選択
- 音色カテゴリー選択▼
- 音色選択◀︎▶︎
内蔵音色を切り替えると、Logic ProのSmart Controlのように、SMART KNOBの内容が変化する。
こんなのとか。
こんなの。
これを最大4つレイヤーにして、サウンドメイクしていくってのが基本です。
SMART KNOBの各コントロールは、MIDIコントローラにアサイン可能で、
通常は自動でアサインされたCC#で使えると思います。
EASY部分のSMART KNOBの内容は、固定で、
各パートのミックスは、ここでやる。
- レベル
- パン
- FX1センド
- FX2センド
右上はマスターボリューム。
FXは2種類使えます。
オン/オフのスイッチと選択したFXに適応した2つのノブが表示される。
FX2には、3つ目のノブが表示されますが、これはFX2からFX1へのセンドです。
つまりFX2は2系統あって、
直で、パートにリターンするオーディオ信号と、FX1にセンドするオーディオ信号があるってことね。
当然だけど、FX1がオフの時は、FX1にセンドしても仕方ない。
FXは51種類。リバーブ系が多いけどね。
基本的なサウンドメイクは、以上で行います。
まとめると、
- 内蔵音色を選択
- SMART KNOBで加工
- FXを設定
- ミックス
今回は、ここまで。
あと2回くらいあるかな、Xpand!2は。