ReWire シリーズ。
プラグイン・インストゥルメントがXpand!のみで、Avidマーケットプレイスで買ったプラグインしか使えなくて厳しいPro Tools | Firstなんだけど、ReWireはできる。
ここは、Studio One 3 PRIMEより有利な点だね。
ReWire するって方針ならば、Studio One 3 PRIMEに大幅に差をつけられる。
ReWireの相手方は、Propellerhead Reasonを勧めておきましょう。
ReWireのやり方って、Logicとの例で、色々あるんだけど、Pro Tools | Firstってことで限定して考えると、基本的には、Reasonでミックスまで完結して、Pro Tools | First側はステレオミックスを貰うってことね。2ミックスって言葉は、俺は遣わないよ。
で、Pro Tools | First側は、Xpand!2を使って、できることをやるんでしょう。
オーディオはReasonがあるなら、Reasonでやった方がいい。
それくらいPro Tools無印とPro Tools | Firstは違うってことね。
なんで、Reason中心になっちゃうかっていうと、Pro Tools | FirstにはFXプラグインも最小限しかないからね。
EQ III、Dynamics III、D-VERBとXpand!2で、全てやる感じになる。
まあ、でも、この4つは、それぞれ、それなりにいいものなんで、やる気になれば、これでなんとかなるんだけど、モジュレーション系が何もないからねぇ。
De-Esser、Expander/Gate、Mod-Delayもあるけどね。メインは上の4つってことになるでしょう。
昔のバンドル品のPro Tools M-POWERED ESSENTIALS 8でも、もっと豊富にFXプラグインがついてたんだけどねぇ。
そこは全部、サブスクリプションになってしまったということ。
あ、これね。
Xpand!2。ああ、これLogicでの画像だけど、中身は同じなんで。
これDynamics III COMPRESSOR / LIMITER。
ミックスの教科書なんかに出てくることあるよね。
EQ III
D-VERB
ReWireはPro Toolsの場合は、プラグインを使います。
ReWireプラグインをインサートしたら、Reason側のどの出力を使うか指定するだけ。
画像の場合は、ステレオミックスのL/Rが選ばれてますね。
でも、迂遠な方法だよね。
ReWireで分業って感じじゃない。
Pro Tools | Firstを無理やり使うためにやってるReWireだよね。
だから、Pro Tools | Firstは使えない。
サラウンドとかいらないならCubase Artist 9 + Propellerhead Reason 9.5で楽しいと思うよ。Proにしなくても。
もちろん、相手方はLogic Pro Xでもいいですけどね。
ことReWireとかVSTプラグインになると、Studio One 3 PRIMEは出番がないね。