ReWire シリーズ。

 

 プラグイン・インストゥルメントがXpand!のみで、Avidマーケットプレイスで買ったプラグインしか使えなくて厳しいPro Tools | Firstなんだけど、ReWireはできる。

 

 ここは、Studio One 3 PRIMEより有利な点だね。

 

 ReWire するって方針ならば、Studio One 3 PRIMEに大幅に差をつけられる。

 ReWireの相手方は、Propellerhead Reasonを勧めておきましょう。

 

Propellerhead Reason 30日間試用

 

 ReWireのやり方って、Logicとの例で、色々あるんだけど、Pro Tools | Firstってことで限定して考えると、基本的には、Reasonでミックスまで完結して、Pro Tools | First側はステレオミックスを貰うってことね。2ミックスって言葉は、俺は遣わないよ。

 

 で、Pro Tools | First側は、Xpand!2を使って、できることをやるんでしょう。

オーディオはReasonがあるなら、Reasonでやった方がいい。

 それくらいPro Tools無印とPro Tools | Firstは違うってことね。

 

 なんで、Reason中心になっちゃうかっていうと、Pro Tools | FirstにはFXプラグインも最小限しかないからね。

 EQ III、Dynamics III、D-VERBとXpand!2で、全てやる感じになる。

まあ、でも、この4つは、それぞれ、それなりにいいものなんで、やる気になれば、これでなんとかなるんだけど、モジュレーション系が何もないからねぇ。

De-Esser、Expander/Gate、Mod-Delayもあるけどね。メインは上の4つってことになるでしょう。

 

 昔のバンドル品のPro Tools M-POWERED ESSENTIALS 8でも、もっと豊富にFXプラグインがついてたんだけどねぇ。

 そこは全部、サブスクリプションになってしまったということ。

 

あ、これね。

Xpand!2。ああ、これLogicでの画像だけど、中身は同じなんで。

 

これDynamics III COMPRESSOR / LIMITER。

ミックスの教科書なんかに出てくることあるよね。

 

EQ III

 

D-VERB

 

ReWireはPro Toolsの場合は、プラグインを使います。

ReWireプラグインをインサートしたら、Reason側のどの出力を使うか指定するだけ。

画像の場合は、ステレオミックスのL/Rが選ばれてますね。

 

でも、迂遠な方法だよね。

ReWireで分業って感じじゃない。

Pro Tools | Firstを無理やり使うためにやってるReWireだよね。

 

だから、Pro Tools | Firstは使えない。

サラウンドとかいらないならCubase Artist 9 + Propellerhead Reason 9.5で楽しいと思うよ。Proにしなくても。

もちろん、相手方はLogic Pro Xでもいいですけどね。

 

ことReWireとかVSTプラグインになると、Studio One 3 PRIMEは出番がないね。