豊富なApple LoopsをREXループにして、Dr.OctoREXで使いたいって時もたま〜にある。

 

 REXループってのは、オーディオループをスライス状にして、スライスごとにピッチ変更したり、逆回転にしたり、パン、レベル、ディケイ、フィルターフリケンシーなど操作ができるループね。

ピッチを変更しないでテンポを変えたり、ピッチを変更してテンポをそのままにしたり、さらにスライスの順序を入れ替えてフレーズを作ったりなんだりできるループです。

 とにかく便利なんだけど、結構、標準的なものになってきてるので、

Apple Loopsより、取り回しが楽なんだよね。

 

 Apple LoopsからREXループへの変換は、なんかコンバーターとかありそうな気もするけど、知らないので手動でやってます。

 

まずは、目的のApple Loopsが決まってないとね。これはGarageBandでもLogic ProでもApple Loops ユーティリティでも、古いSoundtrackでもいいから、探せばいいだけ。

 

これ、GarageBand。

 

決まったら、そのファイルを探しましょう。

 

この時、Apple Loopsのテンポ情報とかは失われることになるので、必要ならメモでも取っておきましょう。

 

/Library/Audio/Apple Loops/Apple/

 

ここだと思うけど、GarageBandだけしか入ってない場合、違うかもね。

うちでは、GarageBandのものも、そこにあった。

Apple Loopsの拡張子は.cafです。

 

なかったら、

/Library/Application Support/GarageBand/ の中を探してね。

 

見つかったら、QuickTime Playerで開きます。

 

こんな感じで開きますね。

 

これを書き出します。

 

ファイル>書き出す>オーディオのみ...

 

これで、単なるオーディオファイルになりました。

 

今度はReasonね。

 

Reasonで、AUDIO TRACKを作成して、今、変換したファイルを読み込みます。

 

 

これ、名称は変更した方がいいよ。

 

そしたら、おもむろに読み込んだオーディオクリップをダブルクリックします。

ここ重要。

 

そうするとReasonが、オーディオのピークを検出して、スライスを自動で作ってくれます。

 

そしたら、クリップ上で、コンテクストメニューを表示させて、

バウンス>クリップをREXループへバウンス を選びます。

 

すると、ブラウザーに変換したREXループが表示されます。

 

 

これをDr.OctoRexにドラッグ&ドロップしてあげれば、自由に使えます。

 

 

 これ、今回、Apple Loopsから持ってきましたけど、別にオーディオならなんでもいいんですよ。自分の声でもなんでも。

 ギターなんかでも、録音してREXループにした上で、一部だけ逆回転にしても面白いよ。