今回は、まず、各ノートが発音を始める始点=Positionについて。

 

 この表現も、「長さ」と同じ単位表現を使う。

小節.拍.16分音符.ティック。

 

画像の場合、4分の4拍子で、

 

音程  始点  長さ

C4  1.1.1.0 0.0.2.0

B3  1.1.3.0 0.0.2.0

A3  1.2.1.0 0.0.2.0

G3  1.2.3.0 0.0.2.0

F3  1.3.1.0 0.0.2.0

E3  1.3.3.0 0.0.2.0

D3  1.4.1.0 0.0.2.0

C3  1.4.3.0 0.0.2.0

 

C3ならば、1小節の4拍目の中の16分音符3個目の位置を始点として、

16分音符2個分の長さでC3を発音する。

 

レコンポーザーやLogicなら数値入力した方が速いが、

Reasonの場合は、これらの数値表現は理解し、修正するときに使うという風に考えればいい。

 

ノートの入力は、リアルタイム若しくはツールを使っての入力になる。

 

鉛筆ツールで、音程・位置を選んでクリックすればいい。

選択ツール選択中は、command(alt)+クリック。

 

デフォルトの長さは、画像のように選択しておくことができる。

スナップがオンならば、選択した長さの単位でスナップされる。

 

次にノートの表現として、ベロシティがある。

ベロシティはノートを発音させる強弱の表現だ。

これは単純。1〜127の範囲で指定する。

上の画像の右端。

ここに数値入力することができる。

 

また、ベロシティのグラフを鉛筆ツールで上下にドラッグすることでも変更できる。

画像の縦棒グラフのことです。

 

前回と今回でノート、長さ、始点、ベロシティとやってきました。

以上が、ノート編集の四大要素なので、これが理解できれば、

とりあえず、Reasonでのステップ入力ができるようになる。

 

初心者の方は、まず、好きな音色で、滞ることなく、この4つの要素を自由自在に設定できるようになることがFirst Stepでしょう。