ドイツ語書くの忘れてるね。反省します。
さて、今回は、Reasonのドラム&ビート音源、KONG。
これを2回にわたって紹介します。
一応、これは、Durm Designerってことになってるんだが、使い方によっては、そんなのを凌駕する便利な音源です。
見た目は、AKAIを意識したパッド音源で、ドラム音源ぽい。
ドラムのデザインは下を開いて行います。
これはBASS DRUMのフィジカル音源が設定されている画像ですね。
これデバイスをリセットした方がわかりやすいね。
まず、ドラムのモジュールが入って、
そのドラムのインサーションエフェクト。直接、効果を掛けるエフェクトが2種類入る。
そして、KONG全体で効果が掛かるBus FXとMaster FXが別にあるという感じですね。
この信号の流れは色々選べますが、重要なのは2種類。
Bus FXをセンドFXとして使う方法と、センドFX+全てのパッドに有効なインサーションFXとして使う方法の2種類。
それは、中央下のLCDで選びます。
マスターFXを選べば前者、バスFXを選ぶと後者の流れになります。
それ以外の信号の流れはドラムごとの個別の出力に使います。
で、このBus FXとMaster FXについては、他のデバイスからも使えます。
KONGをエフェクターとしても使えるってことですね。
また、逆に外部のエフェクターをKONGにかませることもできます。
次に、設定できるモジュール群。
ドラムモジュールは、9種類。
NN-Nano
これはNN-XTのサブセット。サンプラーですね。
サンプル音源をロードして活用します。
Nurse Rex
こっちはDr.OctoRexのサブセットで、REXループプレイヤー。
以上、2つがKONGの可能性を拡大しています。
次の3つはフィジカルドラムと呼ばれる物理モデリングのドラムモジュールです。
Pysical Modeling BASS DRUM
Pysical Modering SNARE DRUM
Pysical Modering TOM TOM
次の3つはシンセドラムです。
Analog Modeling BASS DRUM
Analog Modeling SNARE DRUM
Analog Modeling TOM TOM
最後は、シンセハイハットです。
Analog Modeling HI-HAT
これらのドラムモジュールをパッドに割り当てて使用します。
次に、サブのジェネレーターが2種類あります。
これは、FX1かFX2のスロットにロードして使います。
NOISE
これローマ数字で、I、II、III、IVってありますよね。
この意味は、ドラムモジュールに対して、4種類のNOISE成分の掛け方を設定できるという意味になります。
一つのドラムモジュールに対して、4種類の音色を作れるというわけ。
これは、KONGの上部パネルの右下にあるHIT TYPEに連動します。
一つのパッドに対して、最大4つのヒットタイプを持ったドラムモジュールを設定できるということです。
TONE
こちらは、トーンコントロールで、考え方はNOISEと同じ。
残りは、FXモジュールです。
DRUM ROOM REVERB
Transient Shaper
Compressor
Filter
Parametric EQ
Ring Modulator
RATTLER
TAPE ECHO
OVER DRIVE/RESONATOR
以上、9種類。
これらのモジュールを組み合わせて、ドラムをデザインし、パッドに割り当てて使うというのがKONGのコンセプトです。
直感的なデバイスなので、使えばわかると思います。
で、次回に続きます。