Propellerhead Reason を購入するきっかけになったDemo Song「Why Red」です。

 
 
これ、2002年だよなぁ。
2002年当時の感覚で、このStringsは魅力的だった。
ラックを見せましょうね。
 
長っ。
一番上のHARDWARE INTERFACEは今でもあるけど、
当時はPropellerhead Record統合前なので、その下のMASTER SECTIONと、Mixer Channelはなかった。
その下にあるreMIXと書いてあるMixer 14:2から下が、当時のラックです。
 
レガシーなスタイルでは、普通、このMixer 14:2に全てをつないでミックスするわけです。
もちろん、このスタイルでも今でも制作可能。
 
オーディオトラックが必要ないなら、今でもこのスタイルでいいけど、
まあ、正統派の方法ではないでしょうね。今となっては。
 
ただ、DTM/DAW初めての方の場合は、このスタイルの方がミキサー卓を気にする必要がない分、集中しやすいかもしれない。いや、想像だけどね。
 
結線はどうなってるかっていうと、MTRと同じですよ。
というか、ミキサーは基本的に同じですけど。
レガシー環境では、これでミックスをしてたってことです。
現在は、メインミキサーと呼ばれるミキサー卓で、この作業をします。
由来はPropellerhead Recordですけど。
統合前も、RecordとReasonは一緒に使えたんだけどね。
スッキリversion 6から統合となった。
 
で、現在のワークスペースの構成は、いいと思う。
変に切り離すより、オンオフで表示切り替えした方が便利。
ああ、これは使って見ないと実感できないでしょうけど。
 
Mixer 14:2の下に赤いハーフラックサイズのデバイスが3つあるけど、それは全部、直でMixer 14:2に繋がってる。send-return用のエフェクター群ですね。
トラックの4番見てもらおうかな。
 
この一番上に、1〜4の赤いノブがあって、赤ノブの1と2はちょっと回されてるよね。
これが、AUXって書いてあるけど、send量で、まあ、どれくらい信号を送るかってことですよ。
 
で、一番右側見るとRETURNってエリアがあって、同じように1〜4の赤ノブがあるよね。これが、信号を返す量を決める部分なんだけど、そのまま、返したらただのキャッチボール。
ラベルにあるように、1番は、ハーフ赤ラックのREVERBを介して返され、2番は、ハーフ赤ラックのDELAYを介して返される。
 
この曲は、1〜12番までのトラックが使われてるけど、
フェーダーの横にラベルが貼ってあるでしょ。
その名称のデバイスが、下にずっと続いていく。
 
赤ノブ4つのAUXの下にはEQ。イコライザーですね。
これが有効になってるのは3番。
 
そしてMとSのボタンがあるけど、いじめられたいとかいじめたいってことではなくて、MUTEとSOLOボタンで、Mを押せば、そのトラックは鳴らない。
Sを押せばSが押されてるトラックのみがなる。
5番と7番はMUTEされてますね。
 
その下は、LとR。音の定位だね。
音がどっちから聞こえるか。まあ、右左の関係ですね。これに、単純な方法としてはリバーヴを絡めて前後を表現して、立体的な音像を表現するわけですよ。
 
あ、これはなるべくフラットに聞こえるヘッドフォンでやった方がいい。
変に音質に癖があるやつは避けましょう。
オススメは、やっぱりSONYのMDR-900STでしょう。
 
音源、FXその他デバイスは続いていきますが、眺めて見てください。聴きながら。