街中を馬を連れて歩いていた。
久しぶりに街中で馬を見たので、暫し野次馬になって付いた行った。
馬も中々言う事をきかないようだ・
道はアスファルトなので馬にとっては非常に危ない。
草原のように闊歩できないのである。
つまりすべるのだ。だから機嫌が悪い。
道端の草を食べさせたりご機嫌を取りながら中々進まん。
何処まで行くのか小生も散歩にならないので切り上げた。
車はよけて通る
これを食べて行こう、な。と言ってなだめる。
馬に草を与えてから
サー行こう。
坂道は滑りやすい馬も慎重だ。
ホトトギス
散歩道のホトトギス。
ホトトギスも種類が多く、何とかホトトギスと言うのが沢山有るようだ。
アキノキリンソウ
奇遇
遊水地の田んぼも刈り取りが終わり稲の穂を干すやぐらの風景を撮りに出かけた。あの広大な田んぼに何百もの稲を干すやぐらが立っているのを想像しながら。
しかし、時代は変わった。
広大な大地は刈り取られた稲の切り株が整然と並ぶだけ、一本のやぐらも見当たらない。機械で全て刈り取られそこにはただ稲があったであろう切り株が見渡す限り在るだけであった。
その場所に同級生の2トム君が買ったばかりの一眼レフを構えて堤防に座っていた。
新幹線を撮りに来たそうで、動く物体の流し撮りの練習だとか言っていた。
芸術家志望の彼は中々の研究熱心で、センスがいい中年の紳士である。
今はリタイアして自由の身分、毎日被写体を探し撮影に出かけているようだ。
翌日朝、同じ所へ自分も新幹線を撮りに行った。
そこにはドイツ人医師ホラセン氏がいた彼も遊水地の田んぼを撮りに来たらしい。
今朝は霧が濃く遠くの山並みは見えない。彼も早々にして帰った。奇遇だ。