ベナン共和国大使
北野たけしさんの付き人をしていた*ゾマホンさん(「ここがヘンだよ日本人」などの番組に出演していたので、ご存知の方も多いと思います)が、母国ベナン共和国の初代駐日特命全権大使に就任、8月2日には天皇陛下に信任状を奉呈。今日、我が家を訪問してくれました。
彼とはTVタックルで顔を合わせて以来の友人です。**ベナン共和国はアフリカ西部、昔は奴隷海岸と呼ばれた地域にある国で、世界最貧国の一つです。(GDP138位 2008年)
ゾマホンさん自身は、日英仏中の4ヶ国語が堪能なインテリですが、母国を振興させるには教育の普及が必要と、たけしさんらの協力を得て、ベナンにたけし小学校、所ジョージ小学校など小学校6校と日本語学校を建て、運営費を送金し続けています。
「資源のない日本が先進国になったのは、封建時代からの藩校や寺子屋が沢山あって、サムライだけでなく一般の人々も教育を受けられたから。ベナンにも学校を沢山作りたい」と目を輝かせていました。
* ゾマホン D.C.
ルフィン氏
日本滞在約20年、オフィス北野所属のタレントで活躍のほか、日本ベナン国交樹立に尽力、NPO法人
の設立運営、ベナン共和国第4代大統領
ヤイ・ボニ
のアジア・オセアニア関連大統領特別顧問などの公的な活動も多岐にわたっている。2011年12月ベナン政府が特命全権大使に任命
**ベナン共和国
1960年
フランス
からの独立当初はダホメー共和国、1975年
にベナン人民共和国
が成立した。その後、1990年
社会主義
政策の放棄と共に現在の国名となる。ヤイ・ボニ大統領
を元首
とする共和制
国家
で、大統領は行政権
を担い民主的な選挙
によって選出される。人口910万(2011年)