久田会計事務所のブログ

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名古屋市中区大須にある会計事務所です
月刊誌『致知』の読書会を毎月1回開催しています
『致知』を読んだ感想を職員全員のリレーで綴ります

『かくて運命の扉をひらいてきたを読んで』

山本 ひとみ 

 

 「かくて運命の扉をひらいてきた」は、シンガーソングライターのさだまさしさんと大和証券グループ本社名誉顧問の鈴木重治さんとの対談でした。
 さだまさしさんは、3歳からヴァイオリンをはじめ 中学の時に修業のため単身上京したが、音楽高校の受験に失敗し、当初の目標だった芸大も受験せず、20歳の時バイトのし過ぎで体を壊し、身も心もボロボロになって長崎に逃げ帰ったそうです。高校2年生の時に、ヴァイオリンをやめるかやめないかで悩んで180時間寝なかったことがあり、その時「17歳で俺が何者かなんてわかってたまるか」と思い一晩考えて「45歳まで借りておこう。」という結果になったそうです。45歳の時に 再びノイローゼになり「60まで借りておこう。」と考えたそうです。
 私はいままで寝れなかった日がなく、考えながらも眠れてしまいます。
「考えても答えが出ないことは考えるのをやめよう、人生なるようにしかならない」
「今できることを一生懸命やったらそれでいい」と考えるようにしています。
 子供たちにも「やるだけやったらあとは神様が決める結果を待つだけ」
「結果がどうあろうと人生が終わるわけではないし、チャレンジできることは何度でもすればいい。」「ただ、人生ある一定期間一生懸命頑張ることは のちの人生のプラスになると思う。」と伝えています。
ですが、さだまさしさんのように、人生何度もノイローゼになりながら努力し考え、運命の扉を開き、答えを出してきた人だからこそ、人を感動させられる詞や曲が作れるのだなとも思いました。