皆様、御無沙汰しております。

今日は台風の風が吹き荒れており、外出を断念して久々に記事を更新することにしました。

その間アメブロを開くこともありませんで、前回の記事にコメントを下さった方々、返信できず申し訳ありませんでした。

 

さて、前回の更新から変わったことと言えば、婚約者と入籍し新しい生活を始めました。

 

 

子宮頸がんの定期受診については、前回更新した最後の受診の時に、

九州の主治医から、もう家の近くの婦人科で大丈夫だから、と紹介状も渡されずに次回予約無しで終了しました。

 

ところが、家の近くのクリニックでは、

「ステージ4まで進んでいた人の検診なんて、責任取れませんので、お薬は処方できますが、検査はどこか大きい病院に行ってください。」と…。

 

再び、九州の病院に受診継続することになりました。

結局、家から遠くても私もその方が安心だし、先生には申し訳ない気もするけれど、引き続きお願いすることにしました。

 

私が最初に子宮頸がんと判明して円錐切除を受けた後、実家近くのクリニックにまじめに定期通院していたにも関わらず、不正出血が始まった時にはステージ4だったので、そういう意味でも時にはCTを撮ってもらえる病院のほうが安心できます。

 

 

私ががんだったことは、ついに私の中で過去の話になりました。

 

仕事中に自分が病気だったことを思い返すことはほとんど無くなりましたし、

がんの経験は、私を強くしてくれたと思います。

 

たいていのことは、あの時に比べたら全然大したことない、

と半ば開き直っていられるようになりました。

顔には出しませんが。

 

一方で、最近知人に自分ががんになった、と告白されたことがありました。

私が生き延びているんだから大丈夫、とポンと背中を叩くようなことは軽々しくできません。

 

私にとってがんが重大な問題であったように、やはりその人にとっても重大な問題であるに違いなく、

「もし何か必要でしたら何なりと協力させていただきますので、いつでも御連絡ください。」

という姿勢を表明するのにとどめました。

 

知人のがんの件だけでなく、私にできることは何だろうか、と考えて生きています。

自分が誰かの役に立つことができるのは、大きな喜びです。

これからも、自己を犠牲にしない範囲で模索していこうと思います。

大変ご無沙汰しております。

おかげさまで、私は41歳になりました。

今日は、主治医の婦人科の先生と放射線治療でお世話になった先生の診察の日でしました。

受診してすぐに採血を受け、CTを撮ってもらいました。
放射線科の先生には、「どこも問題無いですね。本当に良い状態で、これ、いつか学会に発表しても良いですかね。」と言われ!二つ返事で了承した。

2014年5月に最後の化学療法を受けて、あと4ヶ月で5年になります。
まだ、5年になりませんが、婦人科の先生には、「これで丸4年以上が経ちました。もう、完治です。卒業ですね!」と言ってもらい、次の予約をしないで診察室を後にしました。


もう、そんなに経つのか、と、あまりまだ実感が湧かないけれど、とりあえず母に電話で報告しました。
嬉しそうでした。



私の日常について少しお話ししますと、今は救急外来で毎日忙しく働いております。
でも、がんに関連した体調不良で仕事を休んだことはありません。

それから、私よりうんと若い彼氏が出来ました。
付き合って、もう一年になり、ついに先日婚約しました。
彼は、私の臍から恥骨まである手術痕を見て、「闘った証拠だよね。誰にでもあるものじゃ無いし、カッコいいよ。」と言ってくれました。
彼の子どもを妊娠できないことについては、「いつか父親になるのかな、って何となく思っていたけれど別に良いよ。代わりに2人でシベリアンハスキー飼おうよ。」と頭を撫でてくれました。

母は彼のことを、「旦那様っていうより、おぼっちゃまだよね。」と笑って言います。


以下、少々生々しいので、それでも構わない方のみお読みください。

放射線治療の影響で、膣に潤いが無いので、夜の生活には潤滑ゼリーが欠かせない。ゼリーが無いと、擦り切れて粘膜から出血する。一度、少量ずつ出血が続いたときには、ちょうど受診日だったので、バイポーラ(ピンセット型の電気メスのようなもの)で焼いて止血してもらった。
それから、受診した時には、エストリールという膣錠を1つ入れてもらった。1週間くらいはマシだったが、それでも潤滑ゼリーが不要になるほどではなかった。

ついに今日は、ディビゲルというものを処方された。
もう完治だし、がんの再発とこのホルモン剤とは関係無いから、とのこと。


と、言うわけで、私もアメブロを卒業しようと思います。
皆さまのおかげで、先行き不安で夜悲しくなったときも、乗り越えられました。コメントをたくさん頂いて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

...と、言いつつ、またフラッと帰ってきたら、温かく迎えてやってくださいませ。

では、皆さま御機嫌よう。

ご無沙汰しております。
ずいぶん、ブログを更新していませんでした。

少しでも、情報収集のお役に立てば、と思いつつ書いてまいりましたが、おかげさまで治療が必要なくなり、腫瘍マーカーも基準範囲内で、2ヶ月に1回定期受診する以外に新たな話題がありません。


かつて休学していた大学院に復学し、無事進級できました。
4月からは病院実習に行っております。

ちょうど、その前頃に、半年以上出続けた咳が治まりました。
結局、原因は不明です。
時期のズレた放射線肺臓炎だったのかもしれませんが、決定打はありません。
アレルゲンを特定すべく、思い当たる項目について血液検査も受けましたが、いずれも陰性。すなわち、アレルギーによる咳ではないようでした。


時々血尿が出ますが、痛みも無く、特に何もしていません。
こちらは間違いなく放射線の影響でしょうが、かと言って、できる治療はありませんので、経過観察のみです。



こうして、好きな勉強ができる。
ようやく病院で実習できる。
本当に、ありがたいことです。

看護師として働いていた時より時間的に余裕があり、今は実習生として比較的ゆったりとした気持ちで過ごせています。

自分の経験を生かして、少しでも患者さんやご家族のお役に立てるよう、今後も努めてまいりたいと思います。



今後はまた、何か変化があった時、ちょっと気が向いた時に、ブログを更新したいと思います。