皆様、御無沙汰しております。
今日は台風の風が吹き荒れており、外出を断念して久々に記事を更新することにしました。
その間アメブロを開くこともありませんで、前回の記事にコメントを下さった方々、返信できず申し訳ありませんでした。
さて、前回の更新から変わったことと言えば、婚約者と入籍し新しい生活を始めました。
子宮頸がんの定期受診については、前回更新した最後の受診の時に、
九州の主治医から、もう家の近くの婦人科で大丈夫だから、と紹介状も渡されずに次回予約無しで終了しました。
ところが、家の近くのクリニックでは、
「ステージ4まで進んでいた人の検診なんて、責任取れませんので、お薬は処方できますが、検査はどこか大きい病院に行ってください。」と…。
再び、九州の病院に受診継続することになりました。
結局、家から遠くても私もその方が安心だし、先生には申し訳ない気もするけれど、引き続きお願いすることにしました。
私が最初に子宮頸がんと判明して円錐切除を受けた後、実家近くのクリニックにまじめに定期通院していたにも関わらず、不正出血が始まった時にはステージ4だったので、そういう意味でも時にはCTを撮ってもらえる病院のほうが安心できます。
私ががんだったことは、ついに私の中で過去の話になりました。
仕事中に自分が病気だったことを思い返すことはほとんど無くなりましたし、
がんの経験は、私を強くしてくれたと思います。
たいていのことは、あの時に比べたら全然大したことない、
と半ば開き直っていられるようになりました。
顔には出しませんが。
一方で、最近知人に自分ががんになった、と告白されたことがありました。
私が生き延びているんだから大丈夫、とポンと背中を叩くようなことは軽々しくできません。
私にとってがんが重大な問題であったように、やはりその人にとっても重大な問題であるに違いなく、
「もし何か必要でしたら何なりと協力させていただきますので、いつでも御連絡ください。」
という姿勢を表明するのにとどめました。
知人のがんの件だけでなく、私にできることは何だろうか、と考えて生きています。
自分が誰かの役に立つことができるのは、大きな喜びです。
これからも、自己を犠牲にしない範囲で模索していこうと思います。