極真会館広島県支部 清澄塾ブログ

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極真会館広島県支部で月一で発刊される会報のコラムのブログ版。道場のご紹介を目的としているのでコメントの受付はしておりません。

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前回の続きです。

中田初段は、極真会館広島県支部の内弟子二期生です。

現在は内弟子も卒寮して、支部職員として東広島市を中心に指導しています。

極真会館では、二段を受審する時の課題として、20人の連続組手がありますが、彼は内弟子と言う事で、本人の希望により30人組手を行うことになりました。

まず、午前中に基本、移動、型、基礎体力などの審査を他の受審者と共に行ないました。

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率直に言って、よく準備をして来ているな!と思いました。

決して器用な男ではありませんが、稽古量でカバーできていると感じました。

いよいよ午後からの30人組手!

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一人目から、緊張感で動きの固い中田初段に、後輩の突き蹴りが容赦なく襲いかかりました!

その後、彼が空手を始めてからお世話になった先輩や、共に稽古をして来た同輩、後輩が代わる代わる相手を務めました。

立っているだけで精一杯な状態になっても諦めることなく動き続けました!
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最後の30人目は、師である私が務めました。

最後の力を振り絞りかかって来ました。

私も手加減することなく闘いました。

そして、終了!

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合否はまだこれから発表です。

審査会の連続組手では相手を務める道場生も倒しに来ます!
しかしそれは、受審者を不合格に追い込もうとしているのではなく、立派な黒帯として合格して欲しいとの思いからなのです!

彼の生徒たちも全力で応援してました^ ^

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見学していた保護者の方や加圧トレーニングのお客様も感動した!とのお声を頂きました。

そして、壮絶な闘いを物語る一枚!

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この名誉のキズとともに、仲間とのキズナも確認できた一日となりました!





9月29日、今年最後の審査会が行われました。

受審者は200名でその半数以上が白帯とオレンジ帯の初心者でした。
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柔軟性や空手の基本動作、基礎体力から礼儀作法までを審査されます。

審査会は他者が自分を評価しますので、何よりも表現することが大切です。

しかし、審査員である黒帯指導員は、同じ道を通って来た者ばかりなので、見せかけの動作なのか?こころのこもった動作なのか?はすぐにわかってしまいます。
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この日のために日頃の稽古をがんばって来た生徒たちは全力で動作をしますが、緊張のためにうまく実力が発揮できない者、また逆に本番に強い者。

しかし、これらも日頃の稽古にどれだけ真剣に取り組んでいるか?の結果であり、性格の問題ではないように思います。

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上級者の動作を見ていると、稽古や試合を通り抜けて来ているから、緊張感の中でも実力が発揮できたり、うまくいかない時も修正が即座に出来るようになると思います。

審査会は、そんな道場生の成長を見ることの出来る楽しい行事でもあるのです。
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そして本日は、極真会館広島県支部の内弟子二期生の中田初段が二段に挑戦のため、本人の希望で、30人組手を行うのです。

極真会館の昇段は、初段は10人、二段は20人……と連続組手が規定であります。

中田初段は内弟子なので自ら30人に挑戦しました。
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さて、結果は?

その様子は次回です(^ー^)ノ



極真会館広島県支部では、審査会の前日は各道場の稽古をお休みにして、「審査会前日セミナー」を行っています。
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対象者は審査会の受審者ですが、それ以外の道場生も自由に参加できます。

今回は審査会の受審者が200名を超えており、初受審の白帯も多いことから、このセミナーもたくさんの白帯が参加していました。
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同じ頃に入門して同じように稽古をして来ても、審査会で昇級して来た道場生とそうでない道場生は成長の速度が全く違います!

それは、目標を持って稽古をしてきたかどうか、なのです。

試合もそうです。

試合のルールや強さを比較する人がいますが、アマチュアである極真空手の試合は、勝つ!ことを前提に目標設定をし、自らの成長のためにあると言っても過言ではないと私は思っています。
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審査会や試合での失敗や負けを、素直に認めて修正をして行く段階で心の成長もあると思います。

それには何度も言いますが、真剣勝負という目標設定がなければ意味がありません!

そう言う意味においては、本日セミナーに参加した道場生は一歩リードですね!