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その袋に現金を入れてくれ!
さて、現金給付は限定方針のようですが、いまだ納得がいきません。とっととマイナンバーと銀行口座を紐づけておけば、一気に振り込みすることもできただろうし、そうでなくても徴税しているのであれば、その反対方向で現金給付も可能、かつ迅速に行うことができると思うんですがね。
その際に課税所得として給付をしておけば、それぞれの収入に応じて所得税の納付や還付を行うことで、調整も可能だと思うんですが。
とにかく、低所得者層に手厚くすることは景気の底支えにはなりません。可処分所得が多い層こそターゲットであるとの考えに変わりはありません。
緊急経済対策の目玉ともいわれていた現金給付ですが、一律ではなくなるそうですね。
対象は「所得が大きく減少し、日常生活に支障をきたしている世帯・個人」なんだそうです。そりゃ確かにわかりますよ、今この時点で困っている訳ですから、一日も早くって思います。
でも、緊急経済対策の真の目的って何なんでしょうか?新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業の生産活動や個人の消費活動が落ち込むことへの対策ですよね。
日常生活に支障をきたしている場合、現金給付があっても、生活物資など必要最小限のものしか購入しないのでは?これで個人消費の底上げになるのでしょうか。
そのような層に対する対策と、そうではなく、現金を直接消費に向ける層への対策を別々に考える必要があると思うんですよね。
そうでないと、経済はますます矮小化してしまいます。世情に流された愚策であると思いますね。
昨日は、高松市瓦町に本拠を置くイスパニアフラメンコスタジオの第16回目の発表会でした。スタジオ創設から20年、発表会も回を重ねて16回、すごいことだと思います。
普段は東京などでプロのフラメンコを観ることが多い私にとって、発表会というスタジオ生の皆さんの集大成をたっぷりと楽しむことのできる稀なチャンスでしたので、最初から最後まで、2列目の座席に陣取って楽しんできました。
さて、何組もの出演が続く中、どのグループでも頭一つ抜けてる方、もうちょっと頑張りましょうという方、それぞれがいらっしゃって、それがまた発表会らしくていいなって思いました。いやいや、偉そうなことを言ってますが、1曲を踊り切るってホントすごいことだと思います。そのような尊敬の念があっての上でのことです。
で、頭一つ抜けてる方の特徴として、少しだけリズムや間のとり方が違う、ブラソ(腕)の動きがなめらかでよどみなく空気を包み込むよう、マノ(手)の動きが魅力的で指先に見入ってしまう、などを感じました。
一方、もうちょっと頑張りましょうという方の特徴として、ブエルタ(回転)が遅い・遅れる・回り切れない・軸がぶれる、腕が伸び切り胸を張ろうとしてイナバウアーになっちゃってる、などなど。
しかし、最終盤にあったイスパニア講師3人によるステージは圧巻でした。さすが、東京や京都で活躍されている先生方なので、技術力の高さは言うまでもなく、ステージの上での3人のかけあいにぐいぐい引き込まれます。いやぁ、発表会にこれなかった人、この一曲だけでもみるべきでしたね。
そんな講師陣によるライブが今宵開催されます。ソロもあり、群舞もありでしょうし、各講師の思いが伝わるパフォーマンスを楽しむことができることでしょう。もう、夜が待ちきれない(笑)
またまた来ました「いきなり!ステーキ」一瀬社長直筆の張り紙です。2月分のポイントは下記のようなところかな。
・高級牛肉を量り売り
・ステーキを低価格、薄利多売、安くて美味しい
・ステーキを気軽にの食文化発信
・圧倒的に原価をかけている
・当店原価率は50%以上
確かに原価率50%以上というのは、一般的飲食店と比して驚異的な高さです。社長張り紙にも記載されていますが、一般的には30~40%というのが普通で、ランチでの集客を夜の来店につなげようと頑張っている一部飲食店のランチ原価率が40%強くらいなものでしょう。
じゃぁ、なぜこの高い原価率を維持しなければいけないのでしょう。また、この高い原価率の牛肉を来店客にどう楽しんでほしいのでしょうか。そんなところがまったく伝わってきません。
私自身は、美味しいお肉を安価に提供してくれているので、よく足を運んでいるのですが、やはりランチで1,500円、ディナーになるとワインも飲んだりして3,000~5,000円くらいにはなってきます。もともとのコンセプトでもあろう「ステーキのファーストフード」という範疇からはもはや外れているのです。
昨今の観光ニーズしかり、ジャパネットたかたのTVでの販売説明しかり、顧客は体験を求めていると思うんですよね。○○観光ではこんな体験ができる、ジャパネットたかたで販売されている商品を買うと家庭がこんな風に変わる、なんとなく想像してワクワクしちゃいますよね。そんなところを考えてほしいなって思います。あと、、、これからも毎月の張り紙をシリーズ化してほしいなって思ってたりもします(笑)