2013年7月 感謝の日
今年も無事に感謝の日を迎えることができました。
7月1日→アメリカで心臓移植をして頂いた日から4年が経ちました。
東京女子医大の主治医の先生は、
診察のたびに「ひろきはトラブルが一番少ない」と言ってくださいます。
嬉しい限りです。
風邪をひくとず~っとぬけないので中耳炎にかかったり、
帯状疱疹になったりと、もちろん多少のトラブルはあります・・・・
春から高校生になり、また少し大人っぽくなりました。
最近は身長が伸び悩んでいますが、170cmくらいになりました。
学校では、同級生や先輩ともうまくやっているようです。
文化系の部活にも入りました。
6月、お父さんとふたりで運動会の見学に行ってきました。
なんにでもチャレンジしている笑顔のひろきを見ることができました。
50m走、全員リレー、長縄跳び、パフォーマンスダンス、障害物競走
「疲れたけど・・・・楽しかった~」 嬉しい感想が返ってきました。
普通に生活できることをありがたく幸せに思います。
毎年、感謝の日に今までのことを振り返ります。たくさんのことが思い
出されますが、やはり沢山の方に助けていただいたことが一番です。
ひろきはドナーさんと共に生きることを心に誓っているようでした。
色々な体験がしたいそうです。ドナーさんの分まで生きるそうです。
心からの感謝をし、無事に過ごせていることに手を合わせました。
「ありがとうございます!」
2012年12月 年の瀬
今年も残りわずかとなりました。
移植手術から3年半が経とうとしていますが、ひろきの体調はとても良い状態
を保っています。ありがとうございます!
秋の始まりに風邪をひいたのですが、学校を一日休んだだけです。
咳、鼻水が続きすっきりしませんが、風邪薬を飲みながら、ひどくならずに
生活しています。なんと(゚д゚;)、受験生です。
11月、12月と移植に関するイベントがあり、私達親子はそろって出席。
元気に大きく成長した姿を見ていただき、移植医療の素晴らしさを直接感じて
いただきたいと思い参加しました。そしてご支援くださった皆さんにひろき本人
が感謝の言葉をお伝えしました。
昨日のチャリティーコンサートでは、福島県の吉田葵彩ちゃん(一歳の女児)
http://www.aoi-chan.net/ 募金活動をお手伝いしました。
たくさんの方の温かいお気持ちを受け取りました。(左から2番目がひろき)
ひろき自身がお手伝いできたことは、とても意味のあることだと思いました。
移植手術にたどり着くまでは、たくさんの困難がありました。(ホントに・・・・)
法の改正があっても、小さな子ども達はもちろん移植を必要としているたくさん
の患者様が苦しんでいます。つながる命がたくさんあるはずなのに、ほんの
ひと握りの方しか海外へいけないというのが現状です。
近い将来、日本で治療が受けられることを望んでいます。
そしてIPS細胞の研究が早期に進められ、たくさんの方を救って下さることを
願っております。
今日はクリスマスイブ、亡くなったお姉ちゃんの24歳の誕生日でした。
お姉ちゃんの話をしながら、静かに過ごしたいと思います。
今年もありがとうございました。
2013年が皆様にとって幸せな年になりますようにお祈り申し上げます。