サンキャッチャー作りの目指すところ

私は、買って頂いて終わり、とは思っていません。むしろ、買って頂いてからが始まり、と、そう思っています。

買って頂いた方の、これからの日常に入り込むわけです。

クリスタルガラスのキラキラを見て、心がふわっとなる。

虹のシャワーで癒される。ナドナド。

お買い求めて下さった方々の笑顔が増える、そんなお手伝いが、もし出来たとしたら、この上ない幸せ。

人気作家になりたい。売れて売れて、サンキャッチャー御殿を建てるぞぉ。

そんな気はさらさらない。

もしかしたら、ほんの一個しか売れなかったとしても、その一個がその方にとって、幸せな気持ちになるお手伝いが出来たとしたら、それは何十万個売れて粗末にされるよりも、作り手にとっては幸せなこと、だと思うから。

本当に必要な方に、必要なものがいけばいい。

サンキャッチャーひとつとっても、沢山の作家さんがいらっしゃると思います。

技術、デザインなど、比べたら、全然足らないばかり。

私が目指すところ。

『パワーのあるサンキャッチャー』

物には、作り手の想い、波動が乗る、と、私は思っています。

それは、その人が歩んできた人生の全てが、そこには乗る、のではないか？と思っています。

私の目指すところ。

『ナウシカ』です。

映画ではなく、是非、漫画本を読んで欲しいです。

争いの心を持った人が、やっつけにナウシカに向かってくる。そして、ナウシカに近付いた時、ナウシカのオーラに包まれてか『あれっ？オレ、何しに来たんだっけ？』と、争いの心がなくなってしまう。

というストーリーがあるのですが、私は、これだと思っています。

『癒してあげますよー』『気持ちをラクにしてあげますよー』

『～～してあげますよー』

というのは、少し違うのかも………。

『やってあげます』ではない。

自然と、気付いたら………そうなっているとか。

もしかしたら気付かないかもしれない。

それで、いい。

それの方がいいのかもしれない………、と。

屋外のワンディとかで、サンキャッチャーを見ていらっしゃる方々。サンキャッチャーが陽を受けて虹が沢山出ている。皆さん、顔いっぱいに受けていらっしゃるのに、それには気付いていない。

そこで、手にして下さる方、去っていかれる方がいらっしゃっても、それはいい。

ご縁だから。

いつか、繋がるかもしれないし、繋がらないかもしれない。

例えば、サンキャッチャーの虹を、そこで受けた事によって、もしかしたら、その後、いい事があったかもしれない。

でも、サンキャッチャーのお陰、かどうかも分からない。違うかもしれない。

でも、そうかもしれない。

分からないから、勿論、サンキャッチャーは評価はされない。

それでいいんだと。

いつか、形は変わっても、自分のした事は必ず帰ってくる

お友達を連れて、帰ってくる

だから、見返りを求めなくても大丈夫。

しかしながら未熟者なので、買って頂けないと、やっぱダメなんだ、と凹みます。

が、私は、基本、そう思っています。

サンキャッチャーを作る時、何故か私は『無心』になります、なんとなく。

これで、皆さんが癒されろ～、なんて一切思って作っていない事に気が付きます。

ただただ無心。

逆に、何か思って作ると失敗したりします。

そして、出来上がった時の天使ちゃんの、可愛いのなんのって。私自身が、癒されています。

そんな、パワーのあるサンキャッチャーを作れるようになるには、人間の器を大きくしないとっ。

サンキャッチャーを買わなくても、お手に取っただけで、その方にいい流れが起こる………。

そんな、スゴイ  サンキャッチャーが作れるような、自分に、なりたいなぁ

そんな事を思っております