「スポーツ貧血」発刊　ご挨拶

購入方法等について、引っ越します。

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本の概要説明

　　http://kakekko.nomaki.jp/sub12.html

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購入方法

　　http://kakekko.nomaki.jp/sub15.html

です。

ご挨拶

　先生方、いつも選手の指導等、お疲れ様です。

　選手の皆さん、春のシーズンを控えて調子はどうでしょうか。

　この本は指導者、選手ともに悩むことが多い、「スポーツ貧血」について書いてあります。私も、高校教員のころはいろいろ悩みました。その時に取り組んだことや考えたことを、自分なりにまとめたものです。

内容ですが、

・スポーツ貧血の概念

・土岐商業に勤めていた頃のデータと研究協力校のデータが示唆するも　　　　
　の　

・フィールドで考えてきたこと、取り組んだこと

・各高校の先生方の考え方や取り組み

・定説への疑問

・予防方法と提案

などです。是非ご一読いただきたく、ご案内申し上げます。

　４，５月はスポーツ貧血が発現しやすい、あるいは、そこまでいかなくても、血液値が下がりやすい時期です。先生方の指導や、各選手の取り組みの参考にしていただけますと、とてもうれしいです。

スポーツ貧血に対する取り組みは、

・指導者が配慮していくとこ

・チームで取り組むこと

・スタッフ間の連携

・家族の協力

・本人の取り組みと責任

などになってくると思います。

　そういう意味では、弊誌は、現場指導者の先生方のみならず、選手自身と保護者の皆さんにも読んでいただけたらと思っています。

　自費出版につき、店頭での販売はしていません。また月刊陸上競技の陸上競技社から刊行されていますが、自費出版の販売については、性格上、陸上競技社はかかわりません。誠に申し訳ございませんが、購入するには事前の振込が必要になります。詳しくは、http://kakekko.nomaki.jp/sub15.html

を見ていただいて、「払込取扱票」（郵便局に常備）に必要事項をご記入の上、郵便局にて処理をお願いいたします。

スポーツ貧血勉強会　お世話になりました

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こちらをご覧ください。

ランニングデポの皆様へ

　先日のスポーツ貧血勉強会ではお世話になりました。皆さんの向学心は素晴らしいと思います。そして、私のつたない講義にもかかわらず、熱心に聞いていただきありがとうございました。大学生ですとあのようにはいきません。寝ている学生、携帯触っている学生もいて、こちらの意欲も薄れがちです。

　それと、スポーツマンはとてもいいですね。実際のランニングのときはもちろん、講義中でもスポーツに取り組んでいる人たちのレベルの高さ、雰囲気、爽やかさは、一般学生とは比較になりません。いい所へ参加させていただいたと感謝しています。指導スタッフの皆さんも熱心で、充実していることを感じました。皆さん是非、上を目指して頑張ってください。

　時間の関係で、大急ぎで話してしまったという感じでしたが、ひとつひとつを掘り下げていくと、奥が深く、なかなか面白いですよ。またいつか機会がありましたら、ぜひ皆でお話ししましょう。

　それと、アンケートにご協力いただきありがとうございました。アンケート結果を見ますと、貧血の経験はけっこうあるのですね。思ったより数は多いかなあという感じを受けました。この部分を改善していくと、結果は変わってくると思います。

　貧血が出ていないランナーでも、各種取り組みをすることによって、血液値は上がり、パフォーマンスも上がる可能性があります（P70,71参照）。ヘモグロビン濃度が、14.0と14.5では酸素運搬能に差が出ますよね、ですから、ただ貧血でないというだけでなく、少しでも血液値が上がればタイムは出やすくなるわけです。そのことは疲労回復、ひいては故障予防にもつながります。

　それもあって実業団チームなどは、少しでもヘモグロビン濃度を上げようとして、高地トレーニングなどに励むわけです。　

　先日もお話ししましたように、取り組みは少しの努力で可能です。身体を冷やさない、身体が温まる食事を工夫する、暖かい服装を心がけるなどは、すぐにでもできます。きっと変化が出ると思います。頑張ってください。