私は自他ともに認める猫バカです。それはもう…世界の中心に愛猫がいました。
その愛猫、しろが昨年12月30日に虹の橋を渡りました。
一昨年に癌だと宣告されていたので、覚悟はしていたつもりでした。歳のせいもあり眠る時間が増え、餌の量も減ってきていましたがクリスマス前ごろから餌を食べなくなり、どんどん痩せていきました。
12月29日が私の仕事納めの日でしたが、その日にはもう自力で立ち上がる事すらできなくなっていて…翌朝、起きた時には冷たくなっていました。
猫のくせに猫が嫌いで、その分、人間が好きなコでした。どんな人にも愛想よくすり寄って、甘え上手で、我儘で。でも、私が泣いているとそっと寄り添って眠ってくれる…私の支えでした。
このコの存在があったからこそ、どんな辛い事があっても最悪の手段をとる事だけはありませんでした。苦痛しかなかった職場へも彼女の餌代を稼ぐという使命のために通い、働き続ける事ができました。
正直、自分がなぜ狂いもせずに生きていられるのかわかりません。いえ、本当はとっくに狂っているのかもしれませんが。正気のフリをしているだけなのかもしれませんが。
でも、狂っていると思えるって事は、案外、正常なのかもしれません。正気のまま狂っているのかもしれませんけど…自分ではもう判然としません。
淋しがり屋の姫サマは、最後、前足を伸ばし助けを…人を…私を探すかのような姿勢で冷たくなっていました。彼女が苦しんでいた時、私は呑気に眠っていたのです。ごめんね…ごめんね…苦しかったよね?淋しかったよね?怖かったよね?
以前、他のブログで愛猫の死について語っておられた某様と約束をしました。必ず帰る、長生きをする…と。その約束が無ければ私は…私ではなくなっていたでしょう。約束に縛られていなければ、自分を保てないなんて…随分と重い約束をさせてしまって申し訳なく思ってます。
私を心配した知人数人からメールを頂きました。皆様、優しい言葉をかけてくださりとても感謝しています。
更新していないのに訪れて下さっている方もいらっしゃったようで…私は、なんて幸せなんでしょう。本当に、そう思いました。
待っていてくれる人のために更新をしようと思い、ネト落ちの理由を謝罪して…そう思って書き始めた記事ですが、こうして綴っている間も正直、涙と鼻水で顔はぐちゃぐちゃです。思考はそれ以上にぐちゃぐちゃですけど。
思考が別の世界に飛んでいるので、何も考えずに済みます。けれどふとした空白の時間、それが絶望へと変わり…今は空白の時間を恐れるように何かをしています。
何も考えたくないのに何かを考えずにはいられない…眠るのも怖いです。けれど、人間は身体の欲求には勝てないもので…気がつけば眠って朝を迎えています。
あと何日こうして過ごせば、穏やかに過ごせるようになるのでしょう?きっとそんな日は来ません。幸せな思い出とともに姫サマの最期を思い出してしまうでしょうから。
復帰するつもりで書き始めた記事ですが…やっぱりまだ復帰できそうにないですね。ぐちゃぐちゃだから…。
もし、こんな記事を最後まで読んで下さった方がいらっしゃいましたら…お願いです。どうかアナタの大切な人のために長生きをして下さい。万が一、そんな人は思い浮かばないという方がいらっしゃいましたら、私のために長生きして下さい。もう、大切な人においていかれたくない…切実にそう思います。
支離滅裂な内容で本当にすみません。
どうか、アナタとアナタの大切な人たちが幸せでありますように…。