大きな自己と小さな自己
小さな自己と大きな自己の存在に気付くこと。今日、マタニティヨガのインストラクターコースを修了した(他のところでも資格を取っているのですが、今回は違うヨガの流派のところでもういちど学びました)。たくさんの学びがあったなかで、印象に残っていることが上の言葉。以下教材の抜粋文です。出来るだけ良い妊娠と出産を経験するには、身体的健康だけでなく、精神的な健康、そして、小さな自己だけでなく大きな自己の存在をしることにより、自分の奥底の力を引き出すことができます。そして、どのような環境、状態におかれても、妊娠・出産に対し幸せに満ちて対応できるようになります。(抜粋終わり)大きな自己と小さな自己、これはイシュタヨガによく出てくるキーワード。小さな自己というのは周囲の出来事や感情の波に振り回されている自分。大きな自己というのは周囲の出来事にも感情の波にも捉われず、いつもただそれを穏やかに受け入れている自分。例えば、好きな人や大事な人と喧嘩をして、感情が高まって泣いているのは小さな自己。そういう自分をちょっとはなれたところで冷静に見ながら、この涙はいつとめたらいいのかしら、いつ泣き止むのが効果的かしら、などと考えているのが大きな自己。子どもの我がままに、イライラして怒ってしまうのは小さな自己。そういう自分を冷静に観察し、また怒ってるなぁ、本当は優しくしたいのになぁと感じているのが大きな自己。これは先生に教わった例えなのだけれど、確かに小さな自己と大きな自己、同時に自分の中に存在している。女性はこの例え、きっとすごく共感できるよね。笑妊娠・出産は何が起こるかわからない。この時期は、わからないことや思い通りにならない出来事を、受け入れていく人生のステージ。思い通りにならないことを受け入れていくために、大きな自己を意識していく。小さな自己と大きな自己というふうに対比して表現しているけれど、じつは大きな自己の中に小さな自己が含まれている。私たちは、大きな自己そのものにもなれる存在。常に大きな自己に目を向け、耳を傾け、本当は穏やかな存在である自分をいつも思い出せるようにしていく。それが心の安定につながっていく。マタニティヨガはそのためにあるといってもいいのかもしれない。In the now, there is yoga.今に自分をおくことが、ヨガである。という言葉がある。起きてしまったどうしようもない出来事にとらわれない。これから起こる未来を想像して、不安にならない。例えば、陣痛の中にある妊婦さんが、痛みのおさまっているときに「すごく痛かった、苦しかった」とちょっと前の出来事にとらわれたり、「また痛い時間が来る。いやだなぁ」と未来を思い悩んだりすることは、せっかくの休める時間に緊張をもたらしてしまう。緊張から陣痛が遠のいてしまい、陣痛時間が長くなってしまったり、痛みを軽減するホルモンの分泌を阻害して、より強い痛みを感じやすくなってしまう。陣痛を痛いもの、来てほしくない敵のように認識しているのは小さな自己の部分。大きな自己は陣痛も「痛くても大丈夫だよ」と穏やかに受け入れている。陣痛は赤ちゃんを産むために力を貸してくれる私たちの強い味方。陣痛は筋肉の収縮で、赤ちゃんを押し出す助けになってくれている。このときに「陣痛さんありがとう」と痛みにそっと寄り添って、冷静に意識を今に置き、ゆっくり休めたら、そのお産は優しいお産になる。陣痛に限らず、物事の良しあしを判断し、心に波風を立てるのは小さな自己。本当の私たちは、いつでも小さな自己を見守っている穏やかな大きな自己に、いつだってなれるのだ。妊娠・出産というのは、女性のホルモンバランスが大きく変化する時だから、感情に波が立ちやすく、身体に不調が出やすい。けれど、その分大きな自己を意識しやすい時期でもある。妊娠・出産を自分の意思で乗り越えることで、女性はより自分に自信が持てるようになり、育児にも自信をもって頑張れるようになるケースが多いそうだ。マタニティヨガを通して、大きな自己をみんなが感じられるようなクラスをしていきたい。マタニティだけではなくて、一般のクラスでも大きな自己に気付いていけるようなクラスにしたい。今回のマタニティインストラクター養成で学んだことは、本当にたくさんあるけれど、ひとつみんなに伝えるとしたら、今日書いたこと。大きな自己、一緒に見つめていきましょう。今日、家に帰り、私は片づけをしないで散らかしっぱなしで寝ようとしたひまりを叱った。「どうしてこんな当たり前のことができないの」という感情的な言葉は飲み込み「お片付けできないということは、ものを大切にできないということ。ものが大切にできる子どもに育ってくれたらお母さんはとっても嬉しいな」と伝えた。怒りに支配されると、本当に伝えたいことを伝えられなくなってしまうから、堪忍袋の緒が切れるまで、穏やかなお母さんでいようかな。笑約3年前、一歳半のときにひまりは左手の腕を骨折しました。けれどちっともくよくよせず、腕が使えないことで泣くこともイライラすることもありませんでした。小さな小さなひまりが自分の障害をものともしなかったことが、私の支えと勇気になりました。私もそういう存在になりたい。ヨガをしたい人ヨガの日程と場所月曜日 10:30~11:45 親子ヨガ 成田西児童館火曜日 09:30~10:45 親子ヨガ 産業商工会館 11:00~11:45 産後ヨガ(マタニティも一緒にできます)産業商工会館水曜日 10:30~11:45 ハタヨガ 高円寺Cafe&BarSmileEarth木曜日 09:45~11:00 親子ヨガ 浜田山会館 (日にちによって産業商工会館の日もあります。下記参照) 11:10~11:55 産後ヨガ(マタニティも一緒にできます)浜田山会館 * 親子ヨガ、産後ヨガ、マタニティクラスは、会場の都合や抽選で場所が取れない可能性があります。その場合、場所を変更するかお休みさせていただきます。下記を参考にお願いします。 * ヨガは種類に限らず、1時間15分1500円、45分1000円です。子育て応援券使えます。 プライベートレッスンは1時間5000円でいつでも相談受け付けています。 12月以降の正式開催予定日月曜日成田西児童館 12/5・12/19・1/16・1/23・1/30(11/28のみ時間が10時15分から11時までの45分、料金は1000円になります)火曜日産業商工会館 12/6・12/20・1/17・1/24・1/31(9時30分から10時45分まで親子ヨガ、12月までは11時から11時45分まで子連れOKのマタニティヨガ)水曜日高円寺 cafe&barSmileEarth 木曜日産業商工会館 12/8木曜日浜田山会館 12/15・1/12・1/19・1/26* 予約はHPのお問合せからお願いします。もしくはフェイスブックへのコメントでも。(会場の広さに限りがあるため、成田西児童館・浜田山会館・産業会館は親子6組まで、カフェでのヨガは6人までに限定させていただきます。親子ヨガの予約は、当日休みが出ることをふまえて、+2名まで受け付けています)