『時計の学校』ブログ

専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ
ウォッチコースの講師が綴る、学校の日常です。


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昨年の11月29日、ウォッチメーカーマスターコース3年生を対象とした、

一般社団法人 日本時計協会の竹岡氏による産学協同授業が行われました。


竹岡氏は、「現代の名工」の受賞や「黄綬褒章」の受勲歴を持つ技術者。

そんな雲の上の存在である竹岡氏に指導をしてもらえるという滅多にない機会に、学生たちも緊張気味の様子。
 


今回の特別授業では、機械式時計の精度について講義をしていただいた後、

心臓部分であるテンプのヒゲゼンマイに、特殊なカーブをつける作業を行いました。


機械式時計は、使用される位置によって精度が変化していく「姿勢差」と呼ばれるものがあり、
ヒゲゼンマイの内側(内端)部分に特殊なカーブ(内端カーブ)をつけることで、

姿勢差を小さくすることができるのですが、このカーブをつけるのは非常に難しい作業になります。



「ティーチングヘッド」という2名で見ることができる特別な顕微鏡やテレビモニターを使い、

竹岡氏のカーブづけ作業を見せていただきましたが、まさに神業!


竹岡氏の実演後、実際に学生たちが内端カーブ作りに挑戦し、

形ができた学生から順に、竹岡氏に確認をしていただきました。


最後に、完成したヒゲゼンマイがついたテンプを時計に組み込み、精度をチェックして終了。


今回の作業は非常に難易度が高いので、なかなか成果が出ない学生もいましたが、

「時計の精度」という最も重要な部分をしっかりと学べた特別授業になりました!

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先日、シチズン時計株式会社様の本社に開設された

シチズン時計ミュージアムを見学させていただきました。


シチズンの希少な時計や資料などが展示されており、学生たちも興味津々!



お忙しい中、展示品の解説や学生からの質疑応答にご対応いただき、

ミュージアムのスタッフの方々には本当に感謝です!!


 


ミュージアムでは、最後にヒコの卒業生で、

現在シチズンでご活躍されている長沢さんのお話を聞くことができました。

先輩の貴重なお話は、学生たちの心にも響いたようです。



 

シチズンミュージアムの入り口で、記念撮影。

日本では、なかなか見ることができない時計のミュージアムに学生たちも大満足でした!


シチズンミュージアムの見学後には、

シチズン時計マニュファクチャリング株式会社・埼玉狭山工場に移動。


埼玉狭山工場では、シチズンの機械式時計の「地板」や「受け」といった重要な部品を生産しています。

こちらの工場内を3班に分かれて見学。


学生一人ひとりにインカムまでご用意いただき、とても丁寧に時計部品の生産や加工などをご説明くださいました。



見学終了後に、工場の前で記念撮影。

なんと、私達のためにウェルカムボードを作ってくださり、学生達も皆感動!!


とても充実したシチズンミュージアムと埼玉狭山工場の見学会でした!


シチズン時計株式会社、ならびにシチズン時計マニュファクチャリング株式会社・埼玉狭山工場の皆様。

本当にありがとうございました!

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10月下旬、スウォッチグループのカスタマーサービスを見学するため、

銀座にある「ニコラス・G・ハイエックセンター」を訪問してきました。


スウォッチグループは、超高級時計「ブレゲ」や人気ブランド「オメガ」など、

12のブランドを傘下に収めるグループ企業です。


まず初めに、スウォッチグループに勤務している先輩方より、

時計の仕事をしていく上で大切なことをお話しいただきました。



その後は、カスタマーサービスを見学!


ニコラス・G・ハイエックセンターの5階から7階が、
時計修理を扱うカスタマーサービスになっています。

受付スペースにて、受付業務の心得をレクチャーしていただいた後、
見積もり等を行うブースを見学へ!



お客様からお預かりした時計をチェックし、的確に見積もり業務を行うという、

なかなか見る機会のない作業を、実際に見ることができました。


  

受付スペースや見積もりブースの見学終了後、リペアルームの見学に!

ここは時計の修理を行う部門ですので、とても清潔な環境です。


プロの作業を見る学生たちの表情はとても真剣。


リペアルームの技術者の方々は忙しい中、

気軽に学生たちの質問にも答えてくださり、本当にありがとうございました!!


その他にも、時計の外装部分を仕上げる「ポリッシングルーム」や、

お客様へ返却する前の最終チェックを行うブース等の見学も!


普段は入ることのできない実際の時計修理の現場を見学して、

「1つの時計を修理する」ということが、いかに大変かを学生たちも改めて理解でき、

とても良い経験となりました。


この見学をいかして、優秀なウォッチメーカーを目指しましょう!!

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先日、東京都における“平成27年度後期技能検定試験”の成績優秀者表彰式があり、
WMMコース3年の北島 慎太郎くんが、時計修理種目2級の優秀賞を受賞しました!


優秀賞受賞の条件は、実技試験95点以上、かつ筆記試験45点以上(50点満点)。 

時計修理種目の該当者は北島くんただ1人!


2級の試験内容は、クオーツ時計の巻真交換及びオーバーホールと筆記試験で、

3級の試験内容と比べると、かなり難しい内容になっています。






成績優秀者は1人ずつ壇上に上がり、東京都職業能力開発協会 副会長の内野様より、賞状と記念品を頂戴しました。



前回も時計修理種目3級で在校生が優秀賞をいただいたのですが、2級での優秀賞今回が初!


技能検定試験を受ける方のほとんどが、実際に企業や店舗で作業をされているプロフェッショナルというなか、本当に頑張ってくれました。


今年度受験する学生たちも、北島くんに続き良い結果を出せるように頑張ってほしいですね!


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10月21日~24日の4日間、第54回技能五輪全国大会が山形県で開催されました。


この大会では、23歳以下の若い技術者達が、41種あるそれぞれの専門分野に分かれて、技能を競い合います。

技能五輪の詳細はこちら!



今大会には、時計修理部門の東京都代表として、2年生の平野君と佐々木君の2人が出場!

(左が平野君、右が佐々木君)



大手時計メーカーに勤務する選手が出場する大会なので、非常にレベルが高いです。

さらに競技会場には、選手を取り囲むように関係者や応援の方々が来られるので、かなりの緊張感が…!



競技内容は、時計修理に必要な技術の4課題で構成されています。


1日目は、6時間で2課題、機械式ムーブメントとクオーツ式時計の分解・洗浄・注油・組立及び不具合箇所を検出し、修復または修理を行いました。


特に、機械式ムーブメントでは、かなり厳しい要求精度があるので、非常に高度な技術が必要。



競技2日目は、4時間で2課題、時計の部品製作とブレスの仕上げ作業を行いました。

部品製作では、巻真という部品をヤスリ等の工具を使用して、要求寸法通りに製作していきます。


ブレス仕上げ作業では、支給されたブレス(ステンレス)をハンドリューターで研磨し、鏡面仕上げに。

そして、指定の箇所に筋目(ヘアライン)加工して終了。



最終日には、大きな会場で盛大に閉会式が行われ、各競技の入賞者が発表されました。



非常に難しい課題内容、さらに競技に参加した選手たちのほとんどが大手時計メーカーで働いているプロの技術者という厳しい環境の中、2人とも本当に良く頑張ってくれました。


そして結果、佐々木君が見事に敢闘賞を獲得!

2大会連続の入賞となりました。


今回、出場してくれた2人の選手は、次回大会にも参加を希望しているので、さらなる活躍に期待!


来年には、アブダビで世界大会が開催されますが、まだ時計修理は世界大会の種目にありませんので、今後の世界大会に「時計修理」が加わることを願っています!




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