樋口了一インタビュー vol.7 | 樋口了一オフィシャルブログ「ポストマンライブ日記」Powered by Ameba

樋口了一インタビュー vol.7

こんばんは。


宣伝マンKです。


自分ごとですが、この時期毎年恒例の「那覇マラソン挑戦」が明後日に迫ってきました。


今まで、フルマラソンに5回挑戦して3回の完走という実績で、今回も完走が目標です。



“辿り着いたらそこがスタート”



このことを考えながら走りたいと思います。




さて、今回は前回の続きです。



では、どーぞ。









■音楽以外でも将来なりたいものがあったか?以前、新聞記者になりたかったというお話を聞いたことがありましたが。

   テレビなんかで見る、記者の人がカメラ持って“バシャバシャ”ってやってるのがカッコいいなあって思ったのと、作文を褒められたんですよ。小学生の時に熊本市長賞っていうのを貰ったんですよ。それで「樋口君は文章うまいね!将来は小説家だね」なんて言われて、その気になっちゃって。(笑)それで言葉にまつわる仕事で、弁護士とか、、、小説家っていうと荒唐無稽な気がして、新聞記者とか言語を使う仕事ってあるんだなあって思って。そういうようなことから漠然と思ってたんですよね。

   だから、逆に端から見れば音楽の仕事の方が非現実的で、漠然としてた新聞記者みたいな仕事の方が現実的で。でも、僕にとっては、音楽の仕事の方がリアルだったんですよね。肌触りがね。

■新聞記者というのは、子供の頃に思い描くような夢の類いだったのでしょうか?

   そう。子供の頃野球選手に憧れるような感覚だよね。それで、弁護し目指そう!見たいな感覚で音楽に行ったからね。こう、ちょっと逆だよね感覚が。

■なぜ、この話に興味があるかというと、以前のインタビューで「ジャーナリズム的な感覚」が作品作りにあるというような

ことを仰っていたので、、、

   うーん。言葉を書くということに関しては「人と違う事を書きたい」というエゴはあったかもしれない。子供の頃は。例えば「僕は~」で始まるような作文だけは書きたくないというようなことはあった。いきなり台詞で始めてみたらどうだろうか?とか、とにかく人がやってない文章を作るのが好きだったよね。

   だから、それが歌詞を作る時に「これは誰も使ってないだろう」って見つけた喜びを感じているのは、もしかしたらその頃にあったのかもしれないですね。

   「手紙」っていうのはある意味スクープだしね。

■他にも何か夢ってあったんですかね?

   他に?いや~、中二の時に音楽やるって決めてから、何にも考えて無いですね。中二以降は全くブレずに。。。



(つづく)