ポストマンの一人として。その1 | 樋口了一オフィシャルブログ「ポストマンライブ日記」Powered by Ameba

ポストマンの一人として。その1

こんにちは。


宣伝マンKです。


というか、今更ながら樋口さんのオフィシャルのブログでも名前が出ております、テイチクの宣伝部のプロモーター倉橋です。




このブログは、樋口さんの活動である「ポストマンライブ」のレポートを掲載すべく立ち上げたブログです。


途中、更新が滞っておりますが、現在までにこの「呼ばれたところに行って“手紙”という曲を届けるポストマンライブ」は、118回全国で行なわれております。


僕自身も、昨年から中々ポストマンライブには立ち会えず、皆さんの元にお邪魔する機会が少なくなってしまっておりました。


それでも、「手紙を届けるポストマン」は、全国に手紙を届けておりました。






樋口さんのブログの方で、何となく樋口さんから呼びかけられたので、こちらの方でも少し当時を振り返ってみようかと思います。






僕は、この「手紙」と出会った時、当時僕の妹に生まれた姪っ子が、必死に立ち上がろうと力強く僕にしがみついた時の感覚、まさに皮膚に残る感覚をすぐに思い出しました。


そして、自分の親、自分が子供の頃と思いが巡り、何ともいえない不思議な感覚になりました。


これは、手紙という曲に出会った皆さんと、たぶん同じような感覚です。




途中を割愛します。(また今度書きます)




樋口さんのブログでも書かれていた、一番きつかったと言われる「レコード大賞」のステージ。


当時、「歌う前に体を動かす」ということをこのレコード大賞に限らず、いくつかの歌う場面の前では必ずやっておりました。


ほんのウォーミングアップというレベルではなく






汗だくになるくらいまで。







僕らスタッフは、本番から逆算して「どのタイミングでウォーミングアップをさせるか?」みたいな、ピッチングコーチが「いつ抑えの“江夏”にブルペンで肩を作らせるか?」みたいな感じでした。


レコード大賞が放送中の会場の外は寒く、会場の盛り上がりとは真逆の静かな初台の駅前をもくもくと走っていたのを思い出します。


この、歌う前に体を温めるという手法がその当時しっくりきていて、いくつかの現場を乗り越えていきました。






レコード大賞という大きな舞台で歌いきった後、スタッフである僕が今度は汗だくになりました。


まさに手の汗を握るという状況。


そんな手で、横に居たマネージャーの太田さんに僕は興奮して握手を求めました。


手を離した後に太田さんは


そっとその手を自分のズボンに擦り付けていたのを思い出します。






(つづく)