年末を控えて、また、
やらなければならぬことの多さに愕然とし、
今年できなかったことばかりを数えている。
2020年、土地建物の補償交渉から始まった我が家・工場の移転、
実はちっとも終わってはいないのだが、カーポートを建てて玄関前の舗装をしてもらって、とりあえず完了ということにした。
2021年、介護施設のNPOの理事長になってしまい、
能力も意欲もないのに現場に引っ張られて、相変わらず先の見えない経営を続けている。
2022年、「ナミコン」で新しい事業に取り組むきっかけをつかもうとしながら
すべてが尻すぼみで、本業であるはずの木工で、お客様に大きな迷惑をかけてしまった。
並行して、体力・健康面の不安も増してきて
本当にやりたいこと、やらねばならぬことへの「あせり」ばかりが強くなる。
2023年は、
上に書いたようなここ3年のすべての取り組みから「撤退」していくことに注力しようと思っている。
家具木工の仕事は、承継者がいなければやはり廃業だろう。
介護のNPOも、現場のためには、より大きな経営体に任せた方がいいように思う。
もっと生活に密着した、
そして、自分らしいエッジのきいたアイディアが生かせる、
世界に対して大きな影響が残せるような仕事がしたい。