あまり人の失敗をあげつらうのも何なんだけれど、昨日は、ちょろいぞ~、と思うできごとが3つも重なったので、記事にしてやろっと。

まず、朝から、同業の市内某家具工場から電話があって、「うちの住所で、そちらの宛名の荷物が届いてるんですが、心当たりありますか?」

私が某社に発注したモノ(ステンレス天板)です。工場から直送なのですが、某社担当者が、うちの名前と、他社の住所・電話番号で発注したらしい。

たまたま仲良くしてもらってる家具屋さんだったから良かったものの、とんでもないミスですわ。
担当者、「いや~ボケてましたわ」とのことで、

ほんまやわ。


さて。

昼過ぎになって、うちの横に、電気工事の高所作業車がやってきた。

「あれ、そういえば、21日停電しますから、という紙もってきてたのに、昨日は来なかったな」

うちを覗き込むようにしているので、意地悪く、「なんか用ですか?」ときいてみた。

「いまから引込線の取替で、ちょっと停電させていただきたいがですが」
「・・・それ、昨日だったんじゃないの?」
「ええ、昨日はちょっと急な仕事が入りまして」

ぷちん。

「急な仕事ぉ?連絡もなしに停電の日程変えて、そんな簡単な挨拶か。
 もちっと偉い人間よんでこいや」

「す、すいません、あ、じゃ、停電しないようにして工事しますんで」

停電させなくても、引込み線、取替えできるんか。

そんなら、はじめからそうせんかい。


その後。

電気屋がくる前に、融資の関係で書類を作るために来ていた銀行の担当者が、
夕方、困った顔でまた現れた。

「すいません、書類に書いていただいたお名前なんですが、
 実印と同じじゃなければいけないと言われまして」

なんじゃそりゃ。

うちの名前、戸籍は旧字体なのだが、代々簡単な新書体で名乗ってきた。
最近、学校でも役所でも、戸籍通りの古い字を使えといってうるさいのだが、
画数が多いだけでもめんどくさい。
だいたい、ほとんどの人は旧字体だと読めないのだ。
検問で免許証を出すときには、警察官に読んでやらねばならない。

正式書類は、いちいち、新字体でもいいか、旧の戸籍通りにしなければ
確認しながら書いている。

今回も彼に確認して、「字体はいいでしょう」ということだったのだが、
銀行内で通らなかったらしい。
高い印紙を貼った文書なのに。

プロなんだから、気にしろよ。確認せえよ。

まあ、仕方ない。しまい込んだ実印をまた出してきて、
署名からやりなおし。

あんまり人のことはいえないが、
おっさんも、若いもんも、ちょろいぞ。しっかりせえや。