関東大学リーグ1部第4節 神奈川大学×早稲田大学 | CZOブログ

関東大学リーグ1部第4節 神奈川大学×早稲田大学

2011/5.20 11:30KO


神奈川大学 0-0 早稲田大学

【得点】

なし



《試合経過》

プロパガンダファクトリー さん

《試合感想》

なんか週末にいろいろとあったので試合の印象も薄くなり始めていますね。

ただお互いに見応えのあるサッカーをしていたのは印象に残っています。


神奈川大学は今シーズン初観戦。

システムは昨年と同じ4-4-2でした。
佐々木翔選手と鈴木拓也選手で組むボランチが効いていて、早稲田の攻撃の芽をかなり摘んでいたのが印象に残っています。

そして彼らを中心としてディフェンスがチームとしての強みだと感じたものです。


また早稲田についても。

新チームになってからはTMで何度か見たけど公式戦は今シーズン初観戦。

ここまで見た印象では今シーズンの早稲田はここ数年の中ではかなり印象が良いですね。

大きな展開が出来るレフティの島田選手を軸にワイドな展開も出来るし、富山選手・小井土選手の2トップに当てて狭い局面でも崩すことが出来るチームになっているなと。

攻守にハードワークと連動が出来てる印象なので、まだチームとして結果が出てないけどこれから上がってくる予感がしています。


そんな感想を持ちました。

スコアレスだったのは残念だったけど、個人的にはそれぞれチームとしての意図が感じられたので満足でした。

今年は関東大学リーグを数試合見てるけど、どこも実力は近そうですね。

その分リーグとしての楽しみは大きいと思っています。

この試合の印象では両チームとも上位進出を狙えるのではないかと感じました。

これからも両チームおよび大学サッカーには注目ですね。


《気になった選手》

神奈川大学

DF 大野洋樹

CBで出場。

ヘディンガー好きとしてはどうしても目に付いてしまいますよね。

全身バネかと思うほど打点が高く滞空時間の長いヘディングがとにかくインパクトがありました。

上背はそこまでないけど確実に一芸を持った選手だと思うので、これから密かに注目していきたいと思います。


MF 佐々木翔

ボランチで出場。

やっぱり大学選抜に選ばれるだけあって存在感ありましたね。

身体の強さと対人の強さで目の前の相手を圧倒していたのが印象的でした。

見る度に存在感が増しているなと。

近いうちにまた見てみたいものです。


早稲田大学

MF 島田譲

ボランチで出場。

左足からの糸を引くようなキックが強烈でしたね。

大学サッカーでもあれだけ大きい展開が出来る選手というのは貴重だと思うし、チームでも日に日に存在感を増してる印象でした。

これからもスケールの大きなボランチへと成長していって欲しいものです。


FW 富山貴光

FWで出場。

これまでは前を向いた時のプレイとゴール前でのプレイが持ち味だと思っていたんですが、相手を背負ってのプレイにも全然いいですね。

まずファーストタッチが上手くて相手をずらせるし、身体が強いからボールがおさまるなと。

こういうFWがいるとチームは楽だなと感じたものです。

まだ3年生だしこれからより大きな選手へと成長して欲しいものです。