東京都港区東麻布で発達障害児童を発達させる個別指導法放課後スポーツ塾「ハートフルデイ」

東京都港区東麻布で発達障害児童を発達させる個別指導法放課後スポーツ塾「ハートフルデイ」

放課後スポーツ塾「ハートフルデイ」公式ブログです。ハートフルデイは運動と遊びを通して発達障害児童を発達させる、放課後等デイサービスです。感覚統合運動やとけあい動作法、運動療法を用いマンツーマン形式で指導します。|港区東麻布「ハートフルデイ東麻布」



ご訪問くださり
ありがとうございます。

東京都港区東麻布で
発達障害児童を発達させる
運動療育の放課後スポーツ塾
「ハートフルデイ」です。

1回40分間の
個別指導を取り入れ
楽しく心身ともに健やかに
成長するお手伝いをします。



ハートフルデイ
アドバイザリースタッフ
親業インストラクターの
加藤さくらです。



ことばを話す健常児の
小学2年生の長女と



ことばを話さない
障害児の5歳の次女



2人の子育てを通して
コミュニケーションについて
たくさんの気づきを
受け取っています。





さて前回は
『褒めるのが逆効果なとき』
について私の失敗談を
お伝えしました。


まだまだ
失敗談は続きます(笑)


今回は『褒め方』について
お伝えします。







長女が3才のときのことです。


保育園に通っていたのですが
積極的に行動する方ではなく
どちらかというと
控えめなタイプでした。


そんな娘が
特定の行動に対して
ものすごく積極的に
動くようになりました。


それは
<みんなの靴をそろえる>
ということ。





トイレの出入りで
お友だちの上履きが
あっちこっち
投げ出されていても


自分の分だけでなく
みんなの靴を
そろえるのです。


その姿を見て
先生たちは口をそろえて

『ゆとちゃん(娘)
偉いね~!!』

と褒めました。






実は同じ時期に
自宅でこんなやりとりが
ありました。


靴をそろえることに
意識がいかない娘に対して
私はこう伝えたのです。


「ゆとちゃんの靴が玄関で
バラバラしていると
ママ、まこちゃん(次女)を
抱っこして下が見えなくて
靴につまづきそうになるから
危なくて心配なの。」







私が困っているという
メッセージを受け取った長女は


「わかった!
おくつトントン
(整理整頓のこと)
するね!」


と、すぐに靴を
そろえてくれました。







そこで私は

「ゆとちゃん偉いね!!」

と伝えたのです。







保育園でも家でも
お靴をそろえるのが
ブームになった長女。


その行動自体には大変
助かっていたのですが
長女が発したある一言に
「はっ!」としました。


それはいつものように
靴をそろえた後
長女が私に
こう聞いてきたのです。







「ゆとちゃん、偉い??」







彼女は「偉いね!」と
言ってもらうために
やるようになっていたのか
・・・そう感じました。





そうさせてしまったのは
私の声掛けが原因だとも
思いました。





何故なら
「偉いね!」というのは

「(あなた)偉いね」と主語が
「あなた」になっています。


受け取り手によっては
”評価された”と感じる
可能性があります。


そして
評価されるためにやる
評価されないときはやらない
となってしまう可能性も・・・。


ではどんな伝え方が
いいのでしょうか。







私は気を取り直して
主語を「わたし」にして
素直な感情を
表現してみました。







「ママね、ゆとちゃんが
おくつトントンすると
(相手の行動)

まこちゃん抱っこしてても
安心して玄関で歩くことができて
(自分への影響)

本当に助かるの。
(自分の感情)

それに玄関がきれいだと
ママの心もすっきりして
とーーーっても
気持ちがいいの。」







すると長女は

「ママがうれしいと
ゆとちゃんもうれしい♥」

と言って
ニコニコ顏に(*^_^*)







偉いね!と
伝えていたときよりも
私の気持ちも爽快でした♪


それはきっと
私自身が自分の気持ちを
素直に表現できたからかな
と思います。


素直に
肯定的な気持ちを伝えることは
相手との心の架け橋を
より強いものにしてくれるな~
そんな手ごたえを感じた
出来事でした。


次回も引き続き
肯定的な気持ちを伝える
メッセージについてお伝えします。

※ハッピーになりすぎ注意ですw






親業訓練一般講座では

相手の行動が
受け入れられないときに伝える
「非受容のわたしメッセージ」


そして
肯定的な気持ちを伝える
「肯定のわたしメッセージ」


について
より深く学んで参ります。


記事の内容に関して
ご質問などございましたら

お気軽に
sakurakato319@gmail.comまで
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