2005年10月29日 15時57分37秒

自民党、新憲法の草案を発表

テーマ:政治経済全般

いよいよ新憲法がその姿を現しました。


やはり注目は9条です。改正内容としては、最悪のケースはまぬがれたようですが、やはり以前からの宣伝どおり、「自衛軍」が明記されることとなりました。第1項の戦争放棄の条文は残されましたが、第2項の戦力不保持は消され、現在の自衛隊にかかっている抑止力が一段と弱くなりそうです。「自衛隊と実質的には同じ」といった解釈をよく聞きますが、活動できる範囲は間違いなく広がるでしょう。というのも、戦力不保持の削除によって、これまでグレーゾーンだった自衛隊が合法となり、グレーゾーンが戦争に向けて広がってしまうからです。


9条とあわせて、多くの箇所に追加された「公の秩序」という言葉も気になります。秩序を守らせるということは、国民の自由と相反する要素ですので、非常に心配です。


しかし、今回一番文句をつけたいのは前文です。改正案では、単なる内容の要約のようになってしまっており、国としての方針を掲げる格調の高さが大きく失われています。実際、読んでみてがっかりしたのは9条より前文です。高校生の身分で偉そうなことを言いますが、明らかに前文の程度が低すぎます。現行のものと比較すれば差は歴然です。9条や自衛軍を問題にする以前に、一言だけ「まず前文を書き直して来い」と言ってやりたいです。プロの政治家なら国民がもっと誇りを持てるような前文を書いてくれなくては困ります。


国民投票はまだ先になりそうですが、最後の決定を下すのは自民党でも政府でも国会でもなく、私たち国民です。果たしてどんな判断を下すのでしょうか。変えて良いのか悪いのかは、人によって大きく意見の分かれるところですが、少なくとも僕は断固として反対します。9条などの問題以前に、前文が全く話になっていないからです。


さて、いよいよ危険な時代になってきました。


参考資料

朝日新聞「自民が新憲法草案」

自由民主党「新憲法草案」 (PDF形式)

民主党「決めるのは国民の皆さん、と改めて強調」

日本共産党「9条変え「自衛軍」 自民が改憲草案」

社会民主党「自民党の新憲法草案について(談話)

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2005年08月18日 00時03分39秒

憲法9条を守れ!

テーマ:政治経済全般

僕はとにかく自民党が大嫌いだ。それは僕のこれまでの日記を読んで下さっている方なら、いまさら言わなくても分かることだろうと思う。


増税政策や郵政解散のごたごたなどなど、自民党政策へのつっこみどころはそれこそいくらでもあるが、その中でも「憲法改正」は到底許せるものではない。


先日、新聞での世論調査で「憲法を改正しないべきだ」と答えた人がわずか1割程度だったのを見たときには、本当に腰が抜けそうになった。「あんな素晴らしい憲法を変えるなんてとんでもない」という考えが常識だった自分にとって、この統計はあまりに衝撃的で、思わず「嘘やろ・・・」とつぶやいてしまった。まさかとは思ったが、本当にここまできたとは思わなかった。


とはいえ、さすがに9条の改正についてはいまだに6割が反対している。しかし、残りの4割は賛成または中立しているわけで、逆転はもはや時間の問題だろう。北朝鮮問題が過激に報道されるようになってから、自分のクラスでも「北に拉致するぞ」とかいうジョークがよく聞かれるようになってきた。これだけの話だが、今後10年20年のことも考えると、危険な兆候以外の何物でもない。


確かに、北朝鮮やイラクを中心として世界情勢は怪しいし、日本が自衛をしなければならない理由も分からないことは無い。しかし、それなら現在の「自衛隊」の範囲内で十分だろう。むしろ、自衛隊の存在そのものは違憲に近いのだが、それでも、今の憲法下でイラクに自衛隊を派遣できてしまった。


それを「自衛軍」として明記し、名実ともに軍にしようというのが今の自民党の政策だ。「自衛軍」という名前は、字句どおりには「自らを守る」軍という意味なので、一見大丈夫にも思える。しかし、今の憲法下ですら、イラクに自衛隊を派遣できたし、新9条では「戦争放棄」を削除するということから考えて延長すると、名実ともに人殺しの「戦争」に参加することにもなりかねない。


それでもって、自民党の資料を読むと(URLは下に乗せた)、憲法改正の動機の一つとして、「制定後58年間、ただの一度も改正されたことがない憲法は、世界中を見渡してみても、日本だけで、極めて異例なことなのです。」と挙げているが、もはやここまでくると笑える。質のいいものはいつまでも使えばいいのであって、他の国ではいじってるから、というのはまったく理由にならない。資料は全体的に目を通したが、話にならない、の一言だ。


最終的な自分の意見としては、自衛隊は今の憲法下でも存在できているわけだから、わざわざ憲法に自衛隊の設置をいまさら明記することも無いだろうし、自衛軍なんてもはや論外。9条は言うまでも無く保持する。よって、憲法改正の必要は無い。


反対意見、補足などありましたら、是非コメント欄に書いてください。真面目な批判は大いに歓迎しますが、根拠の無いただの非難は削除させていただきますので、ご了承願います。


参考資料

自民党 - 憲法改正のポイント

http://www.jimin.jp/jimin/jimin/2004_seisaku/kenpou/index.html

日本共産党 - 憲法の改正に反対です

http://www.jcp.or.jp/tokusyu-05/05-kenpou/index.html

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2005年08月12日 23時03分40秒

自由と民主主義?

テーマ:政治経済全般

(エッセイ系の記事を中心に、これからは「です・ます」をやめて「だ・である」に変えます。どうも書きにくいので)


自由と民主主義。


私たちにとっては、全く当たり前となっている言葉である。今の世界を支配しているアメリカの言い分も「自由と民主主義こそ最高だ!」というものである。そして、共産主義という対抗馬が消滅した今、そう認識している人がほとんどである。実際に聞こえはいいのである。しかし・・・本当にそうだろうか。


いやいや、とんでもない。自由には責任が伴い、権利には義務が伴う。自由と民主主義は万能ではない。


アメリカは言わば自社の製品の良いところばかりを書いたカタログを見せて、有無を言わさず押し売りをしているセールスマンだろう。また、儲けるときは好きにやらせてくれるが、すっからぴんになって食うや食わずに苦しんでも、完全無視。まったくの知らんぷりなのだ。冷酷である。


逆に、ソ連は資本主義での過酷な競争と貧富の差から保護してくれる代わりに、市民を厳重に封鎖して監視し、秘密警察まで動員して人々を苦しめた。従っていれば生活を保障してもらえるが、言うことを聞かなければ厳しく罰せられる。要するに、人々は檻の中の犬だった。冷酷である。


とにかく、どちらもいい事無しだろう。がんばれば何とかなるという意味ではアメリカのほうが少しはマシかもしれないが、どっちもどっちだろう。冷戦時代は両者が牽制していたようだが、対抗馬がいなくなれば、一方が横暴をし始めるのは当然だろう。アメリカの横暴、一本道。それが今の世界だ。


民主主義は欠陥だらけ。


なんだか一般論のようなことを書いてしまったが、少なくとも、これだけは認識しなければならないだろう。

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