林宙紀のブログ

「新しい時代。」この言葉をモットーに活動していきます!


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TPP交渉、ようやく妥結まで来たようですね。


私はもともと賛成の立場だったので、ひとまずは前進。

・・・と言いたいところですがッッッ!


農業・畜産という点から見たら、このままだとものすごく、アブないです。

鎧と剣を装備した戦士に、腰巻一枚で我がコブシのみを頼りに戦いを挑むようなものになりかねません。


コメを例にしていうと、

品質的に日本のコメと競合するのは短粒種、つまり中国米やアメリカのカリフォルニア米、豪州産米などです。

最近は価格差が詰まってきてますが、それでも外国産は半額~7割程度で買えてしまうのが実情。


米国産や豪州産は、大規模な農地なのでコストも安い。

よって日本も大規模化しよう、ロボットを入れよう、そういう動きになってきてます。それはやるべきです。

しかし、なぜ外国産が安いのか~といえば、ズバリ「補助金がガンガン入っている」からです。


米国も、フランスもドイツも、(穀物、という点での)農業大国は、みんな補助金が入っています。

ものすごくおおざっぱに言うと、生産費用と市場平均価格の差額の大部分を埋めて、あとは売った分だけ利益が出るというやり方です。

もちろん、一定の面積以上などの条件はありますが、こうして農業を支えることで、輸出できるほどに生産し、外国からもお金を得てくるというしたたかな戦術でもあります。

これを「直接支払制度」と言います。


私も含め、みんなの党・維新の党で主張してきたのは、TPPに際しては農業者への「直接支払」を実施すべきだ、ということでした。

つまり、

【関税が撤廃される ⇒ 海外の農産物との安値競争 ⇒ 価格下落 ⇒ 農業者の所得激減 ⇒ 農家がいなくなる】

という構図になるのはさけられないので、一定の条件(耕地の大きさとか、専業農家であるとか)のもとに、農家に補助金を出すべきだ、というわけです。


しかし、現状では特に対策が講じられる気配もありません。

補助金が入って安く売れる外国産に対して、何の支援強化もないまま戦うことになる。

そういう意味で、「鎧と剣に、素手で戦いを挑むようなもの」ということになります。


さて、小さな政府を掲げる党にいながらにして、農業への補助金は認めるのか?っていうか増やすのか?

というご批判はごもっともです。

実は現職時代にも、「直接支払をしたら使う税金が膨大になる」「お前いつも『無駄な税金削減』とか言ってるじゃないか」とさんざん言われてきました。


しかし、それをまともに議論するには、前提となるとても大きな問題を国民全体でじっくり考える必要があります。


それは、「日本の食料をほぼ全部海外に頼るのか、それとも国内で一定量をつくるべきなのか」ということです。


(続く)

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