TOMO氏のオススメで私も「トライブ(Tribes)」を読みました。
なかなか、スライムの中心をつかむような感じで、
体系的に理解するのが難しかったのですが、かなり刺激を受けましたので、
シェアさせていただきます。
![アフィリエイト成果報告書-トライブ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130210/03/haveatry/d2/d1/j/o0640040112412763608.jpg?caw=800)
■ トライブとは?
トライブとは、何らかの共通の興味を持ち、
互いにコミュニケーションの手段があることで繋がっている集団を指すということ。
■ こんな方にオススメだと思います
情報を発信する側の方(これから発信しようと思う方)にとって、トライブの概念はとても役に立つと思います。
これまでの組織やヒエラルキーを超えた概念で、未来型の新しい組織を捉えることができるようになるでしょう。
■ 「真のイニシアチブ」が響きました
ある日、彼女は、意中の有名家具メーカーの重役たちをショールームに招きました。
その時、すでにイニシアチブを発揮していました。
第一に、そのメーカーが自社の家具に使っているファブリックを大量に注文しておいた
第二に、ショールームとしても使える大きな事務所を借りておいた
第三に、大胆かつ「あっ」と驚くようなソファーをデザインし、地元のメーカーに1脚づつ見本を作らせておいた。しかも、その見本はこれから交渉に入るその有名メーカーが自社製品に使用しているファブリックで布張りしてあった(ブランド名まで縫い付けてあった)。
重役たちは、「スケッチを見せながら口説かれるんだろう」ぐらいに思っていましたが、彼女のショールームに足を運んだ時、彼らが目にしたのは、洗練された美しいソファーの完成品だったのです。
↑戦略的に行動しているとはいえ、まだ受注もしていない時点で、イキナリ完成品を作ってしまうというのは勇気のいる行動です。
このエピソードから学べることは、「過去のルール変える」ということ。
完成品を作ってはいけないというルールは存在しないんです。
ついつい、過去の手法を踏襲してしまいがちですが、さらに一歩踏みだすと、見える景色も違うのだと思います。
今そういう局面に立っているだけに、このエピソードがとても心に響きました。
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